舞鶴市民吹奏楽団タイトル

第8回 定期演奏会
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第8回定期演奏会 

舞鶴市総合文化祭ミュージックギャラリー


10月28日(土) 
午後 7:00 開演 
会場:舞鶴市総合文化会館 

司会:田中 敦子

主催:舞鶴市民吹奏楽団 
共催:舞鶴市文化事業団 
   舞鶴市文化協会  
後援:舞 鶴 市    
   舞鶴市教育委員会 
    (財)舞鶴文化教育財団 

客演指揮


秋山 紀夫先生 

Tpを吹くコロボックル

今年も定期演奏会のアンケート&曲紹介には挿し絵として(C)LFP(小林ひろし)さんの作品の「コロボックル」を使わせていただきました。

演奏曲目

第1部の看板 コロボックル

1部

指揮:井関 雅博

  行進曲「錨を上げて」

         チャールズ.A.ツィンマーマン
 

  おおみそか

         酒井 格
 

  オルフェのサンバ

         L.ボンファ
        編曲 真島 俊夫
 

  日本の情景【秋】

         編曲 山下 国俊
 

  吹奏楽のための抒情的「祭」

         伊藤 康英
第2部の看板 コロボックル

2部

おたのしみ
ステージ

指揮:井関 雅博

  ドラえもんのうた


 
   「風の谷のナウシカ」よりエンディングテーマ

  鳥の人

 
 

  慎吾ママのおはロック

 
   ジャパニーズグラフィティーIV

  〜弾 厚作 作品集〜

 
 

  ロックン・ロール・メドレー

 
第3部の看板 コロボックル

3部

指揮:秋山 紀夫先生

  イスラエルの挨拶

         ケース・フラク
 

  アルメニアン・ダンス・パートI

         アルフレッド・リード
 

  ガーシュウィン!

         ジョージ・ガーシュウィン.

アンコール

指揮:秋山 紀夫先生

  デリー地方のアイルランド民謡

         P.A.グレンジャー
 

指揮:井関 雅博

  海を越えた握手

 

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舞鶴市民吹奏楽団 第8回定期演奏会 データ集計

☆チケット半券回収総数 758枚                      
 回収チケット半券 前売り券 646枚  当日券 83枚  招待券 29枚 
 枚数に入らない子供を入れると多分入場者数は850人ぐらいだと思います。  
 目標の1000人には届きませんでした。今年は招待券が今一使われてないかな。
 会館を一杯にしたかったのですが残念です。 来年は・・・・?        
☆団員チケット総数 1570枚                       
 1名の最多枚数 60枚                          
☆アンケート回収枚数  330枚                      
 来場者数の約4割の回収率!驚異的な数字だと思います。昨年より減ってしま  
 いました。受付での鉛筆配布,会場アナウンスはするのですが馴れたかな?   
☆アンケートデータ集計                           
  男女別  男性91名 女性203名 不明32名  女性比率61.5%  
  10以下 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 不明
男性  1 10 17  6 16 24 13  1  1  2 91
女性  4 33 24 25 33 44 23  8     9 203
不明     1  1  2  1  9  6  1  2  9  32
  年齢   最高年齢85才 最年少8才  平均42.3才         
      昨年なみでした。                        
  居住地  舞鶴280 綾部3  福知山3  大飯郡2 宮津市4     
       峰山町7  弥栄町3 網野1   大宮町1 久美浜町1    
       三和1   和知町2 亀岡市5  兵庫県龍野2 埼玉県2   
       大宮市1  その他不明10                  
     いつも来られてた,京都市,大阪市の方どうされたのかな?      
     今年は丹後方面からたくさんの方が来て下さったようで,ありがとうござ
     います。終了が遅かったのでお帰りが遅くなったのでは?       
  過去の来場回数  平均来場回数 2.7回 昨年と同じく0.2回増加   
      ただし相変わらず「はじめて」が143人(前年は193名)    
      アンケート書く人の半数は、初めての人…何故?是非理由を知りたい 
      と思っています。馴れた人は,アンケートを書かない?       
      馴れた人は,演奏会に来ない?キャーーーー!(^_^;)        
      8回来場者 22名                       
  演奏会を知ったのは(複数回答) 団員より100  看板31 ポスター34
       チラシ20 知人12 友人10 妻2  団員の家族1     
       団員の親戚1  招待状3  クラブ2 市民新聞1  広報舞鶴3
       誘われて1  口コミ1  ホームページ1  めーちゃん1   
       その他不明34                        
     やはり団員の口コミは大切です。 自分の趣味を知人に宣伝しましょう。
     個人名の出ている方々、その他の方も宣伝ありがとうございます。   
     今年は「風のたより」は届かなかったらしい・・・・・        
  点数 曲番号 1 錨を上げて 2 おおみそか  3 オルフェのサンバ     
      4 日本の情景【秋】 5 抒情的「祭」 6 ドラえもん  7 鳥の人 
      8 おはロック    9 弾厚作作品集 10 ロックンロールメドレー 
     11 イスラエルの挨拶 12 アルメニアンダンス 13 ガーシュウィン!
 

曲目

曲目

曲目

曲目

曲目

曲目

曲目

曲目

曲目
10
曲目
11
曲目
12
曲目
13
曲目
構成
選曲
来る
意見
評価
全体平均 8.03 7.73 8.17 8.25 8.24 8.11 8.23 8.52 8.43 8.55 9.52 8.43 8.55 8.47 8.29 68.7% 50.3% 33.6%
標準偏差 2.49 2.50 2.23 2.36 2.35 2.42 2.26 2.20 2.11 2.23 2.20 2.11 2.23 2.23 2.43      
重み平均 5.46 5.01 5.72 5.79 5.75 5.62 5.78 6.20 6.05 6.32 6.20 6.05 6.32 6.14 5.90 63.9% 53.0% 0.0%
男性 7.55 7.01 7.62 7.74 7.70 7.34 7.64 7.79 7.95 7.99 7.79 7.95 7.99 8.05 8.22 68.7% 45.6% 21.1%
女性 8.40 8.10 8.53 8.51 8.47 8.55 8.58 8.90 8.66 8.82 8.90 8.66 8.82 8.64 8.28 69.4% 53.0% 38.7%
10代 8.70 8.42 8.77 8.52 8.43 9.07 8.80 8.86 8.89 8.59 8.86 8.89 8.59 8.61 8.39 45.5% 61.4% 29.5%
20代 7.26 7.05 7.74 7.50 7.23 7.53 7.61 8.12 7.44 7.71 8.12 7.44 7.71 7.73 7.46 60.5% 59.5% 26.2%
30代 7.76 7.37 8.00 7.42 7.32 8.00 7.90 8.32 7.48 7.83 8.32 7.48 7.83 7.85 7.22 64.3% 60.6% 31.3%
40代 7.79 7.88 7.92 8.08 8.17 7.79 8.34 8.23 8.67 8.58 8.23 8.67 8.58 8.43 8.75 66.7% 56.0% 32.0%
50代 8.24 7.54 8.00 8.66 8.64 8.09 8.09 8.70 8.78 8.99 8.70 8.78 8.99 8.76 8.53 79.7% 40.3% 36.4%
60代 8.10 8.15 8.49 8.75 8.87 8.13 8.34 8.88 8.46 8.97 8.88 8.46 8.97 8.83 8.43 83.3% 33.3% 38.1%
得点平均グラフ画像得点評価分布グラフ画像
   今年も平均・偏差・重み平均についての、折れ線グラフを付けておきます。 
   今年初の試み?として評価の分布のグラフもつけておきます。       
さて,ここをご覧になっているご来場下さった方々。ご自分のつけられた点数と評価
はいかがでしょうか?                            

「来る」は、次の演奏会にも来たい人の% 「意見」は、コメントを書いて下さった
方の% 「評価」は、10点満点を付けて下さった方の%            
 (おべんちゃらごますりの% かな???)                 
「標準偏差」は、小さい方が得点のばらつきが小さく、大きいと得点のばらつきが大
きいと思って下さい。                            
「重み平均」と言うのは、10点満点の人等の得点を無視し、意見の記入や、来る来
ないを参考に満足度?を加味し得点差をより強調した物です。          
特徴的なのは毎度のことですが、女性の方が男性よりもアンケートの回収数が多く、
得点が高い、意見も書いて有る率は高いのですが誉め言葉が多い。また年齢は若い方
が、評価が厳しく意見も多く、曲に対してアンケートでしっかり採点して下さってま
す。20代が一番厳しい… 私がくどくどと分析するより、数値の増減を良く眺めて
いただければ幸いです。                           

☆その他貴重なご意見いただいておりますが、個人的な物もあり掲載は致しません。
 多数のお褒めの言葉、建設的なご意見、アドバイス、リクエスト、個人当てのご連絡 
 ありがとうございました。担当部門・役員、ご意見をいただいた個人にそれぞれ連絡し
 団員には全てのご意見をそのまま文書として一切の編集をせず配布しました。 
 次回以降の演奏会に反映できるよう努力したいと思います。            
 ただ・・・市民吹奏楽団の我々に、演奏会場での託児所の世話や駐車場の狭さを言われ
 ても・・・つらいです。(^_^;)                         
 団員にも家族があり子供もいますので努力・教育はしますが・・・演奏会のマナーを言
 われると・・・毎年の事ながら,つらいです。(^_^;) 年々良くなってるんです多分 

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客演指揮 秋山 紀夫 先生

大宮市生まれ。武蔵野音楽大学卒業後、東京芸術大学へ内地留学。また、 
米国イーストマン音楽大学へ留学。この間、桜木中、大宮工業高校を指導 
し全国大会に導く。埼玉県吹奏楽連盟理事長、関東吹奏楽連盟副理事長、 
全日本吹奏楽連盟副理事長を歴任。                  
 ’92年12月、米国ミッドウエスト・インターナショナル・バンドク 
リニック委員会より世界の吹奏楽を対象とした第1回世界吹奏楽賞を受賞。
 ’95年7月、世界吹奏楽指導者協会総会において3人目の名誉会員に 
選ばれた。武蔵野音楽大学講師、日本吹奏楽指導者協会会長、ソニー吹奏 
楽団常任指揮者を経て、現在大宮市民吹奏楽団音楽ディレクター、社団法 
人日本吹奏楽指導者協会常務。また、アマチュアバンドの客演指揮者、バ 
ンドクリニックの講師として後進の育成に当たっている。        
 平成10年11月 第8回大宮市文化賞受賞 大宮市在住。      


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司会 田中 敦子 

本名:田中敦子(たなかあつこ) 生年月日:2月23日生まれ
出身地:京都市         血液型:A型       
司会歴:20年 NHK京都 朝日放送などのレポーターなど各
    方面にて活躍中!                 


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以下の文章をプログラムの中に曲紹介として挟み込んでおりました。

◎行進曲「錨を上げて」  (チャールズ.A.ツィンマーマン作曲)

                                     Anchors Aweigh (Chas.A.Zimmermann)
 作曲者チャールズ.A.ツィンマーマンは1861年アメリカのロードアイランド州に生まれた。「星条旗よ永遠なれ」で知られる”マーチ王”スーザと同時期に活躍し、アメリカ海軍大学軍楽隊のバンドマスターを務めた人物です。現在は1907年に作曲されたこの「錨を上げて」1曲のみでその名が後世に残っています。この曲は軍艦の出航の様子を表した同名の軍歌をベースにしており、大変親しみやすい旋律であるために星の数ほど有るアメリカのマーチの中でもひときわ有名で人気の高いものです。

◎おおみそか (酒井 格 作曲)

                     OMISOKA  New Year's Eve (Itaru Sakai)
  この曲は作曲者が大学3年の時、吹奏楽クラスでの夏休みの宿題として書かれ、1992年12月に大学のホールで行われた副科の発表会で初演されました。「夏休みも残りわずかというときになって慌てて一気に仕上げた。」と作曲者は述べていますが、<早い・遅い・早い>シンプルな構成の中にも「♪もういくつ寝るとお正月?♪」のフレーズが隠されていたりするユニークさ、「だんだん夢の中に入っていくような感じ。」と自信が表現するロマンティックな中間部など、この人のポップで親しみやすい持ち味は存分に発揮されています。 1970年に大阪府に生まれた酒井格(さかいいたる)は大阪音楽大学で学び、同大学院作曲専攻終了。現在は専門学校の講師や各種イベントの作編曲を担当し、ピアニストとしても活躍している。代表作に高校3年生の処女作ながら大ヒットした「たなばた」、1998年に奈良県吹奏楽連盟の委嘱で書かれた「若草山のファンファーレ」、「大仏と鹿」があります。 

◎オルフェのサンバ (ルイス.ボンファ 作曲/真島 俊夫 編曲) 

                              Samba De Orfeu (L.Bonfa/Arr. Toshio Mashima)
  フランスの映画監督である、マルセル・カミュ(1912-1982)が、ブラジルで撮影した映画「黒いオルフェ」(1959)のテーマ音楽としてギタリストのルイス・ボンファ(1922-)が作曲して世界的に有名になったサンバ。編曲者真島俊夫(1949-)は、神奈川大学からヤマハ・バンド・ディレクターズ・コースに進み、ポップス系のバンド作品の作曲者としてよく知られています。

◎日本の情景【秋】 (山下 国俊 編曲)

  おなじみの童謡をメドレーで、日本の秋の情景をしっとりと演奏いたします。「虫の声」「里の秋」「まっかな秋」「村まつり」「旅愁」「故郷の空」「もみじ」

◎吹奏楽のための抒情的「祭」 (伊藤 康英 作曲)

       l Scenes Jojoteki-"Matsuri" for Band (Yasuhide Ito)
  この曲は海上自衛隊大湊音楽隊の委嘱で作曲され、1986年同隊によって初演されました。音楽隊の所在する青森県の民謡を取り入れた曲で、「津軽じょんがら節」の絶え間ない三味線のリズム感、「津軽ホーハイ節」の”ホーハイ”と繰り返す特徴有るモティーフ、「津軽あいや節」の旋律、「弘前ねぷた」の笛や太鼓の音が素材として用いられています。日本の旋律が西洋の和声によって巧みに色づけされた味わい深い曲です。作者が作曲中に届いた友人からの手紙の中の一文”…長い航海を経て降りたった土地は、そこが何処であれ、金無垢の浄土に生けるものがいっせいに花開いたように目に映り、まさに人生祭ですね…”題名の「祭」はここに由来する。1987年イリノイ州立大学のバンドがアメリカ初演で注目され、1988年アメリカ空軍バンドでの再演で、更に有名になりました。 作曲者伊藤康英(いとうやすひで)は1960年浜松生まれ。東京芸術大学音楽部作曲科を経て同校大学院を終了。その作品は吹奏楽のみならず、管弦楽・室内楽曲など多岐に渡ります。1990年作曲の「ぐるりよざ」は欧米にてもしばしば演奏される世界的なレパートリーとなっています。また作曲以外にもピアニスト、指揮者としても活躍中。

◎ドラえもんのうた  (菊池 俊輔 作曲/高沢 智昌 編曲)

 説明の必要はないでしょう。1969年12月小学館「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」〜「小学四年生」での連載開始から今やすっかりおなじみの子供達の人気者ドラえもん。そのTVアニメの楽しい主題歌もすっかりおなじみ。故藤子・F・不二雄作品

◎「風の谷のナウシカ」よりエンディングテーマ 鳥の人  (久石譲 作曲/磯崎 敦博 編曲)

 宮崎駿監督のアニメ「風の谷のナウシカ」の映画の1曲でエンディングに使われた、タイトルのとおりに鳥が大空を自由に飛びまわるのをイメージさせる明るく壮大な曲です。作曲者の久石譲(ひさいしじょう)は国立音楽大学作曲家在学中より作曲家としての活躍をはじめ、ミニマル音楽祭でまず注目されたのちジャンルにとらわれない独特のスタイルを確率、特に「もののけ姫」「HANA-BI」などの映画音楽を手がけ、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を4度受賞するなど、日本映画界には欠かせない存在となっています。

◎慎吾ママのおはロック (小西 康陽 作曲/山下 国俊 編曲) 

  フジTV「サタ★スマ」の人気コーナー、SMAP香取慎吾扮する“慎吾ママ”のテーマ。“おっはー!”のあいさつで始まるアップテンポのロックンロール。さて、今回の演奏会での演出は成功するか?

◎ジャパニーズ・グラフィティーIV 〜弾 厚作 作品集〜 (弾厚作 作曲/磯崎 敦博 編曲)

 1998年発表のニュー・サウンズ・イン・ブラスからの1曲、弾厚作(だんこうさく)は、実は加山雄三の作曲者としてのペンネームです。弾という名前で色々な取り組みをされている。 「君といつまでも」「お嫁においで」「サライ」

◎ロックン・ロール・メドレー (岩井 直溥 編曲)

 1950年代後半から若者を中心に人気を集めた「ロックン・ロール」を素材にしたこのメドレーは誰もが必ず耳にしたことのあるそしてすこし懐かしい曲が続きます。1955年映画「暴力教室」の主題歌でロックン・ロールブームに巻き込んだ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、ビートルズのアルバムに収録される「ロックン・ロール・ミュージック」、エルビス・プレスリーの大ヒット曲「ハートブレイク・ホテル」ポール・アンカのデビューヒットチューン「ダイアナ」、やはりエルビスの「ハウンドドック」が続けて演奏されます。指揮者・作曲家で、とくに編曲家として名高い岩井直溥氏のアレンジです。

◎イスラエルの挨拶 (ケース・フラク 作曲) 

                     Israel - Shalom (Kees Vlak)
 “シャロム”はイスラエルの挨拶、「あなたに平和を!(Peace to you)」のことです。ケース・フラクは1938年オランダアムステルダムに生まれ、同音楽院でピアノと作曲を学び1967年頃から吹奏楽曲を書くようになりました。この曲はイスラエルの青少年バンド“ロド・ユース・バンド”とその指揮者ナハマン・ヤリフの依嘱で作曲した曲です。イスラエル民謡の「テル・アビブのピューリム祭」からはじまり、クラリネットソロの「ウクライナのコシデル」がゆっくりと続き、その後テンポを速めてアルメニア音楽風な「ホラ」につづき前半部が形づくられます。中間部はテンポをゆるめ「ネゲブのベドゥイン人」という嘆きの歌に入り、ユーフォニアムの美しいメロディ「エルサレム、嘆きの壁の瞑想曲」に続きます。その後「ホラ」に戻りコーダに入って終わります。異国風なムードあふれた曲です。

◎アルメニアン・ダンス パート? (アルフレッド・リード作曲) 

   Armenian Dances (Part I) (Alfred Reed) 
 アルメニアン・ダンスは4つの楽章で構成される組曲で、アルメニアのクラシック音楽の創始者であるゴミダス・ヴェタベット(1869-1935)が蒐集した4000以上といわれる実際のアルメニア民謡に基づいて作曲されたものです。組曲の第1楽章にあたるパート?は1972年完成・初演された大規模な交響的狂詩曲で、5つの民謡で構成されており、これらの民謡は現代吹奏楽の語法により自由に処理され実に見事に展開されます。冒頭のファンファーレは「あんずの木」の原曲そのままの引用であり、「ヤマウズラの歌」は主に木管を中心に奏される素朴で繊細な旋律である、「オーイぼくのナザン」は原曲の6/8拍子をリードが5/8拍子に変更しリズムが明確に浮き出て、活発ながら叙情的なメロディが印象的です。「アラギヤズ(アラガツ山)」は特に有名なアルメニア民謡のひとつで、標高4095mのこの山と同じく、威厳に満ちています。最後の「いけいけ」はパート?の中では最も長大で約200小節にも及びます。少女の笑い声を模倣する「いけいけ」の明るい旋律と金管の合いの手がたびたび衝突して、曲の流れを止めながら、熱狂的なクライマックスに突入します。 作曲者のアルフレッド・リードは1921年生まれの79歳で、吹奏楽界を代表する作曲家で、200以上を数える彼の作品の中には5つの交響曲、6つの組曲や、バッハの作品を中心とした編曲作品、室内楽、オーケストラ、合唱作品も含まれます。リードは大変な親日家であり、毎年来日して自作のクリニックや指揮を行うなど、精力的に活動されています。

◎ガーシュイン!(ジョージ・ガーシュウィン 作曲/ウォーレン・バーカー編曲)

                              Gershwin! (George Gershwin/Arr. Warren Barke) 
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)はジャズとクラシックを融合させ、いわゆる「シンフォニックジャズ」のパイオニアとして不動の評価を得ています。「ラプソディー・イン・ブルー」「パリのアメリカ人」アメリカ初のオペラ「ボギーとベス」などが代表作です。しかし一方で「スワニー」の大ヒットでソングライターとしてすでに脚光をあび、数多くのミュージカルやレビューを手がけていたことも忘れてはならない。本日演奏の「ガーシュウィン!」はハリウッドで活躍するウォーレン・バーカーの巧みな編曲で、ガーシュウィンの原点とも言うべきポピュラーソングをまとめたものです。「魅惑のリズム」「抱きしめたいあなた」「誰かが愛してる」「私を守ってくれる人」そして有名な「アイ・ゴット・リズム」が続けて演奏されます。
参考文献: 秋山 紀夫 著 「バンドミュージックインデックス552」
   同      「各種CDしおり」      
              猪俣 康隆 作 「大宮市民吹奏楽団定期演奏会プログラム」ほか


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ごあいさつ 

 平成4年9月に結成された舞鶴市民吹奏楽団も丸8年の歳月が過ぎ、
皆様のご声援に励まされ、本日第8回目の定期演奏会を開催することが
できました。団員共々心より御礼申し上げます。8年という月日を経て、
当吹奏楽団も埼玉県の大宮市で3年ぶりに、今度は大宮市民吹奏楽団の
招待演奏に出演し好評を博するまでに成長いたしました。      
 本年も昨年同様、日本が世界に誇る、秋山紀夫先生に客演指揮をお願
いし、素晴らしい指揮の許に演奏できることとなりました。どうか最後
までごゆっくりお楽しみいただきますようお願いいたします。    
 最後になりましたが、創立以来お世話になっております舞鶴市・舞鶴
市教育委員会・舞鶴市文化事業団・舞鶴市コミュニティー振興公社・舞
鶴市文化協会・舞鶴文化教育財団各位に深く感謝申し上げ御挨拶といた
します。                            
                舞鶴市民吹奏楽団 団長 吉田 登

 

指揮:井関 雅博 

 1967年8月16日早朝 オギャ〜〜と生まれてこのかた舞鶴から
出たことが無い。今時珍しい根っからの舞鶴原人。中学・高校と吹奏学
部でユーフォニュームを、社会人になってからはニューサウンズオーケ
ストラでトロンボーンを演奏、舞鶴市民吹奏楽団には、結成時に入団し
た年長組、トレーナーを経て98年より常任指揮者に就任。     
見よう見まねでの「我流指揮」で団員を困らせることもしばしば、それ
を補うのが彼のお得意のさわやか(?)なユーモアで、団員を和やかに
してくれる。 お世話になっている秋山紀夫先生から大きな影響を受け
ているようである。無類の宴会好きで、宴会時に欠かせない人材である。

 

舞鶴市民吹奏楽団メンバー表

指揮 井関 雅博
<フルート&ピッコロ>
 斎 藤  由 桂
 出 立  宏 子
 西 村   肇
 福 西  加奈子
 松 下  恵 子

<オーボエ>
 松 尾   梢
 安 井  純 子

<クラリネット>
 上 野  恵 子
 梅 原  秀 樹
 門 脇   妙
 北 村  光 代
 喜 田  雅 美
 高 田  聡 子
 高 野  昭 子
 永 井  和 枝
 西 山  直 美
 山 本  和 司
 山 本  直 美
<バス・クラリネット>
 井 関  麻衣子

<アルト・サックス
 ソプラノ・サックス>
 小 西  輝 子
 坂 崎  修 平
 平 田  茂 樹
 松 下  恵 理

<テナー・サックス>
 谷 内  智 子
 吉 田  さおり
<バリトン・サックス>
 小 倉  勝 己

<ホルン>
 荒 木  こずえ
 尾 崎  博 治
 田 中  文 彦

<トランペット>
 瓜 生   渉
 扇 野  要 一
 奥 西  美 紀
 香 川  雅 人
 亀 本   泉
 京 谷  竹 芳
 熊 谷  喜世志
 長 瀬  麻衣子
 廣 谷  真 也

<トロンボーン>
 池 内  伸 行
 井 関  雅 博
 井 納  堅八郎
 河 合  優 子
 竹 原  清 隆
 福 本  幹 夫
 船 木  めぐみ
 真 下  希 望
 宮 本   康
 吉 田  有 作

<ユーフォニアム>
 金 森  久 直
 竹 中  美 香
 中 西  剛 介
 吉 田   登

<テューバ>
 長 内  克 也
 成 田  雄 介

<コントラバス>
 新 谷   仁
 森 本  知恵子
 吉 川   実

<パーカッション>
 石 田  明 美
 梅 垣  映三子
 出 立  兼 一
 菱 沼  淑 恵
 福 原  習 作
 山 副  和 美

<コーディネーター>
 羽 尾  心 一
 
 
 
 
 

 

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