真夜中のSign
明け方の街を 駆け抜けてく Tシャツ姿 ひとりきりで
指先をそっと 流れていく 風の音なんて 気にしないで
いつのまにか 降り出した雨のしずく
振り払って 追い越した 君の思い出
たった一言「さよなら」さえ言えなかった 素直になれぬまま
過ぎていく季節 その中に君はいない この声は届かない
形あるものは壊れていく 探しものは見つからないし
失ったものは大きすぎて ため息ばかりが増えていくけど
まわりつづける 君への不確かな想いは
いっそこのまま この雨に流してしまおう
飛べそうな程 激しい風が 僕の行く手を阻んでる
どれくらいの時がたったのかもわからずに ただ叫び続けてた
バレバレの嘘も その優しい声も 全部愛していたのに
君のかすかな合図にも気づけなかった こんな僕は・・・
たった一言「さよなら」さえ言えなかった 素直になれぬまま
過ぎていく季節 その中に君はいない この声は届かない
明け方の街を 駆け抜けてく Tシャツ姿 ひとりきりで
指先をそっと 流れていく 風の音なんて 気にしないで
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