このコーナーの内容については問答無用です!!
四国フィルハーモニー管弦楽団 観客マナー向上委員会
われわれアマチュアのオーケストラが
提言することが適切かどうかわかりませんが
あえてこのページを作成しました。
さすがに空き缶を転がしたり、おやつを食べたり
携帯電話が鳴ることはなくなりましたが、
まだまだ落ち着いて演奏を聴けるような状態に
ならないことも多く
演奏会でのマナーについて再考していただくため
いつかの提言を行いたいと思います。
【その1. 演奏が始まったら客席へ入らない、立ち歩かない】
どこの街へ行っても、○○時間というものが存在していて、 必ず遅れて来れる方がおられます。
その街の文化レベルを問われる一瞬です。
もし、開演に後れた場合、
理想としては、演奏中の曲が全て終わるまで客席に入らないのが一番でしょうが
必ず開演時間前にお越しいただき、ゆったりとした気分で演奏をお楽しみください。
このため、四国フィルでは、演奏会の前にロビーコンサートを行っています。
こちらもお楽しみください。
楽章間の一瞬の間に席につくことは、意外と大きな雑音となり、
他のお客様の迷惑に なっていることをお忘れなく。
曲が終わるまで席まで移動せずドアのところで立って聴いていただけると幸いです。
音楽は、一瞬を連続して積み上げてゆく時間と空間の芸術です
かたちの無い、音色とタイミングで勝負しています
生でしか聴こえない、おもしろいいろんな音が出ています
CDでは決して聴くことのできない倍音どうしのハーモニーや
連結音も楽しんでください
当たり前ですが、意外と周りの方は気になるものです。
ステージ上からもよく見え、あまりいい気がしませんし
奏者の集中もそがれる場合もあります。
演奏や曲に関することをしゃべっているのだとは思いますが
お話は演奏後にしてください。
また、パンフレットを読みながら演奏を聴かれている方が意外と多いのは残念です。
演奏者どうしのアイコンタクトや、オーケストラの様子なども楽しんでいただきたいと思います。
演奏者が集中するのと同じく
聴衆も集中して空間の芸術を堪能していただきたいのです
そのためには、静寂が必要となってきます
【 その3.教育のできていない子供は連れてこない 】
子供の教育は家庭で行うこと。
演奏会場では演奏会のマナーを教えるのが親の役目です。
他のお客様の迷惑になるばかりか、演奏者の集中もそいでしまいます。
演奏中に子供に説明するのはやめてください。
演奏会は音楽教室やテレビの画面とは違います!
また、演奏中に子供が会場をウロウロ立ち歩いていることもよくあります。
演奏をじっと静かに聴くことを教えるのも
子供をコンサートに連れていく大きな目的の一つだと思います。
クラシック音楽は子供の情操教育にいい!!
・・・・という幻想に気が付いてください
われわれのする音楽は大人のための演奏会です
一般的に、何十分もかかる演奏に
子供の集中力は、残念ながらついていけません
また、曲の内容も子供達には難解なものも多く、飽きてしまいます
子供の演奏会も企画しておりますので
お子様はそちらへお越しください
なお、演奏会場によっては、託児所等を設けていますので
あらかじめ事務局へお問い合わせください