アンダーワールド

詩:dsk+hdz、曲:hidezou


手のひらに乗るこの熱が
もしも地球だったら
僕の部屋はそれを覆った宇宙だったりして

両極端にあるモノ全て
角度を変えて覗き込めば
表からは裏でも
裏から見れば表も裏の世界

何処にもない、きっと二人だけの未来予想図に
照準を絞ったコンパスと手と手つないだら歩いて行くんだ
誰も見たことのない想像の向こうへ
見果てぬ地は僕らを待っている

在るべき存在理由が時として争いを生み
汚れなき想いもまた傷ついていく次第

幾千年という時を経て
僕らが編み出したその術は
疑問符のついた
代わり映えもしない解決策の行列

誰にでもある、胸を締めつける漆黒の足音が
濡らして行く地面の匂い振り解いたら描いてみるんだ
遠い昔話でも想像を現実に
描き足す力は僕にだってある

君と僕とが違う言葉で
指のファインダー越しシャッター切れば
いつでもそこは同じ景色が広がる未来

何処にもない、きっと二人だけの未来予想図に
照準を絞ったコンパスと手と手つないだら歩いて行くんだ
誰も見たことのない想像の向こうへ
見果てぬ地は僕らを待っている