セピア

詩:shig、曲:hidezou


冷たい風の中で視界はさえぎられて
手探りで探すような温もりを求めてた
訳も無く蹴飛ばして誰かを傷つけていた
「助けて」と言いたいのは本当は君なのに

遠ざかる記憶の中で広がる僕の声が
「淋しい」と「さよなら」を何度も呟いてる

君の背中を見つめる僕の前に そっと
違う僕が君に大きく手を振っていたね

あの日君が見せた涙と愛のカケラ
割れたガラスのように胸に突き刺さったままで


さまよう心の闇 希望の光は何処へ、、、
君の名前を叫んでる切ない愛の詩

夢の中、いつでも君は優しい微笑みを浮かべて
抱きしめようと近づけば君が遠くなってく

結末(おわり)の夜は明けて また朝陽が昇るまで
君の温もりさえない部屋は まるで氷の世界(くに)

「愛してる」と君に何故言わなかったのだろう
見えなくなる頃には もうセピアに揺れるふたり 

あの日君が見せた涙と愛のカケラ
割れたガラスのように胸に突き刺さったままで

「愛してる」と君に何故言わなかったのだろう
見えなくなる頃には もうセピアに揺れるふたり