詩、曲:hidezou


真っ直ぐ歩けば誰かに逢えるのに
逢いたいのに強がった振りをすることに
慣れてる以上に人に慣れてなくて
渡り合うことを避けて通ってた

きっと誰かが居ないと何も出来なくて
遠回りをするクセがイヤになるけど
手も借りずにいたらきっと淋しくて
あなたに宛てて手紙を書いた

「今も、今も、元気ですか?
僕のこと今も憶えていますか?
いつも傍で見守っていてくれた
あなたに久しぶりに会いたいです」


頭ごなしに世間に笑われても
譲れないものもあると人は言うけど
その人の「思想」に触れてみるまでは
「魅力」なんて言葉、知ることもなかった

「思いやり」とは一体何なんですか?
「信念」とは大体どんなんですか?
遠回り、空回り、コノわだかまりを
抱えて生きることが必要だと解った

いつも、いつも、憧れてた人と
背中合わせが出来る日を見据えて
歩いた日々が今も息づいてる
毎日が忙しなく過ぎていったとしても

きっと何かにイヤになっちゃう時は
耐えることだけが答えじゃなくても
僕は、急に急に居なくなると
あてもなく彷徨い探すことを憶えた

「おおげさだね」ってよく言われるけど
僕なりに歩いては来た路
思い返せばあの日も今でも
繋ぎ止める力を描き続けてた