アオイトリ

詩、曲:hidezou


踊るように映えるように
二人の影を踏み慣らした路も
いつのまにか舗装されていて
想い出はいつでもこの胸の中で生き続け
僕の呼びかけには答えてくれる

明日を手に入れたなら
そのまま迷わずに歩き出せばいいのに

錆びついていきそうな身体をつないだ手のひらで
暖かさを伝えてあげれば良かった
どこに行けば幸せは来るのか?
最後の日に見た 青い鳥

鮮やかに彩るように声にならない声がして
時には泣けて仕方ない時もあるだろう
誰かの背中に隠れて覗いた小さな時計はまだ
4時30分を指したまま焦げついている

あの人を幸せにしてあげたい
例えばそれが離れる事となろうとも

薄れゆく記憶の破片がそっと指を離れてく
いったりきたりを繰り返しながら
次の場所はどこから来るのか?
行く先も思い出せない けものみち

錆びついていきそうな身体をつないだ手のひらで
暖かさを伝えてあげれば良かった
どこに行けば幸せは来るのか?
最後の日に見た 青い鳥

次の場所もここから行くのか?
最後の日にみた 青い鳥