Formal Normal vol.3 江坂[イベント]
(主催:12012/UNDER CODE PRODUCTION)
20040110(土) 江坂 Boomin Hall
キマイラ/Calmando Qual/Visage/DUMMY CHILDREN/デンタク(※ここまで出演順、以下順不同)
/AURORA/シュガーフォークフル/パニックちゃんねる/マ−ディレイラ/12012

 トップの『キマイラ』は、FAN Jのスケジュールとかで名前だけは知ってたけど、見るのは初。これからのバンドじゃないかと。 曲は可もなく不可もなくなんで、今の所はどうでもいいっす。

 次が『Calmando Qual』で、さすがまだ二回目の関西、客少なっ。
 しょっぱなからいきなり「絞殺された理想と赤い部屋」。手電球。いつもの赤いやつ。これはちょっと後ろで観た方が雰囲気あってキレイかもと思った。
 それからCDの1、2曲目で、個人的にはかなり楽しくて。
 次は「偽りと憎しみの間で」。比較的新しい好きな曲だったので嬉しかった。この曲の時かな、Vo.が中央の花道(凸←上を客席側とすると、こーゆー形にステージがなってた)に出て来て、丁度斜め後ろから観る格好になったんだけど、それが凄くキレイで見とれたり。前回見た時と同じく、コルセットに左だけとはいえ肩出しだったけど、暇だった(友人推測)のか焔模様が顔にかかるくらいまで描いてあって、なかなか良かった。B.はドレッドスタイル復活。まぁ前回がイレギュラーだったんだと思うけど。
 そして曲が終わる前にVo.が消えたので、この曲で終わりかと思いきや(それはそれで好きな終わり方だが)演奏でつないでる間に衣装替えて軍服で出て来て、旗の曲(笑)「Anti Flag」でラストだった。
 最近のライブの中では比較的満足度高めだったけど、もっとイケると思っちゃうんだよなぁ、クバールだけに。本能の赴くままに、演り殺して頂きたい。って期待しすぎ? いゃそんな事は無い筈!...だよね? ね?

 東京バンドだという『Visage』は別に悪くないけど管轄外。ヘドバン大会とか興味ないしな。ただ、フレーズがガルーダの阿片っぽい曲があって、それは聴く系で割と好きかも。

 そして期待の『DUMMY CHILDREN』なんだけど、多分嫌いじゃないってか好きなんだけど、聴いてると音が気持ちよくて眠くなるのってドウなんだか。これって、以前観た時と似たような感想なんだけど(苦笑)。勿論、共に寝不足でしたともさ。そーゆーワケで記憶があまり無かったり。ま、某バンドファンの友人達はアンミュレで寝てたりもするんで、安らぎを下さるバンドつながり、という事で...って、ダミチルは違う気がするんだけど、ま、ワタクシ的にって事で。アンミュレではまったりテンション上がってるけどな。

 ここまで終わって、一旦物販のところへ出たら、丁度お気に入りの某御方がいらして、お話しし始めたその時。「チェーンソー・チャーリー」が聞こえて来るじゃぁないか! 同時に某御方がスタッフさんだか他のお客さんだかに話し掛けられていたので、そのまま会話中断状態で、ダッシュで戻った。そうさせるアンチクランケってすごい。ってか『デンタク』だった訳なんだけど。2曲目は流れから推測するにマカロニの曲、以下「コルホーズのタマネギ畑」「蛹化の女」(Vo.エイジ)「お母さんいい加減あなたの顔は忘れてしまいました」(Vo.クランケ・サン)と続いて“お母さん!今日はアドリブが利きません!”と叫んでた。確かにMC噛みまくりだったもんな(苦笑)。で“お母さん!そろそろ幕閉めて下さい!”と叫んだところで徐々に幕が閉まり、締まり切っても叫び続けるクランケ・サン。もう、本日は以上で満足っす。
 ちなみに今回だけなのか今回からなのか不明だけど、Dr.のとこにキマイラの人(誰か不明)も座ってて。前へ出て来て、クランケ・サンと大きな蝶ネクタイ(新沼GENJIの人がつけてたような余興用のキラキラしたやつ。色は黄色)とチョーカー(ドヲル氏がしてたようなトゲトゲの)の交換して、兄弟になりました、とかやってた時に“ぶっちゃけ、初対面なんですが”と言ったクランケ・サン、おかしくて良いっす。

 で、外へ出たので、それ以降に出たバンドは不明。『12012』はちょっと気になってたけど、主催だからトリだろうし、その時間まではどうせ居られないし。

 ところで、アンダーコードのチラシって、どれも同じ傾向だけど、キレイなので好きだったりする。



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