我らが福大の母として、そしてR&RJUNKIESならびに福大フォークの行きつけの店であった
焼き鳥屋の<しず>のおばちゃんこと:東島静子さんが
先日<2005.05月末>亡くなられ、私ども有志が通夜に駆けつけました。
駆けつけられない連中の為に代表して写真をいただきました。
自分みたいに酒が飲めない人間でも、飲み屋といえば=しず。
色々ありましたが、本当に感謝すると共に
言葉に出来ないやさしさを頂き、この写真を見ながら
思い起こすこと多々あります。
今回わざわざしずのおばちゃんの娘さんからメールをいただきました。
ご本人のご好意により、これはフォークの皆に見てもらったほうが良いと
HP掲載の許可をいただきました。
これからも使わせてもらいます。よろしくです。
R&RJUNKIES、BUSTARDS、福大フォークソング愛好会1993年台渉外担当 堤正道
フォークソング愛好会の皆様へ 長い間「しずのおばちゃん」に親しみを持って接してくださってありがとうございます。 土曜日の夜、通夜の席で差し上げた写真に対し「僕のHPに写真を貼ってもいいですか?」 と仰っていたので、昨日から一生懸命HPを捜して今日やっと辿り着くことが出来ました。 あのHPを見て「遅くにすみません。」と言いながら深夜にお出でになり、 涙して下さった方がいらしたのもあってどうしてもHPを見たくなったのです。 焼き鳥屋を営んで30年、たくさんの方と出会い、とても楽しかった店での仕事。 時間的体力的にはハードだったのに「お店をしてて疲れは感じない。」と言っていました。 だから趣味の生花が続けられたのだと思います。 「お店は私の生きがい」と言うほどにお店が大好きで、人が大好きで。 「ウチのお客さんはいい人ばっかり。」「ウチはバイトさんがいいからもってる。」 と自慢していました。 常連さんが彼や彼女を連れてきたり、OB・OGとなって奥様や家族を 連れてこられたりするととても喜んでいました。 ベッドで横になる日が多くなった時、母に対して書かれたメッセージを見ては 「早く良くなってね。」とか「待ってるよ。」「心配しています。」と言うことばに、 本当のことも言えず返す言葉も見つからずに心痛めていました。 けれど「ありがたい。ありがとう。」「感謝しています。」という言葉は言っていました。 なのに、私たち子供もぜんぜん伝えることができなくてごめんなさい。 母が深い眠りについた時、知らせたのはわずかな人にだけ。なのに、 あんなに沢山の方に来ていただいてきっと母も喜んでいます。 そして見えないまでもおひとりおひとりにお礼を言いに行っている筈です。 「ありがとう。」って。 会話の中に幾度となく出てくる方たちの名前、私の記憶の中には残っても 顔すらわからなくてお通夜やお葬式の場でもお礼が言えませんでした。 申し訳ありません。 お忙しい中、自宅やお通夜、葬儀に来てくださった方々、 また、母との関わりの中で心配や祈りを下さった方々に深く感謝します。 ありがとうございました。 6月1日 やきとり「しず」の娘。 P.S. 「RRJ-CAR」さんのHPで山切さんの名前を見つけました。お花をいただいたのに、 どなたなのかわからず捜していました。「山切さん、畑さん、二宮さん」から きれいなお花をいただき家族一同喜んでいます。なにより花が大好きで、 葬儀の際の花のレイアウトも葬儀屋さんと話し合っていた程の母が何より喜んでいると思います。 ありがとうございます。できましたら、住所等教えて頂ければ幸いです。 今日も堤さんのHPより色んなサイトにも飛ばさせていただきました。 blogやdiary、掲示板での「しず」に出会えたこととても嬉しいです。 また、堤さんのHPに掲載されている「しず」での多くの写真に 「あぁ、こんなに楽しく『しず』を利用してくださっていたんだな。」と 嬉しく思いましたし、何よりdiaryに書かれている言葉に感謝の気持ちで一杯です。 母との会話の中の記憶にあるお名前もこちらでたくさん見つけることが出来、 再確認をすることも出来ました。ありがとうございます。 |
通夜の晩のたくさんの弔問の方の真実の涙に、改めて母の偉大さ (←大袈裟ですが)を気づかされ、誇りにさえ感じました。 と、同時に申し訳なくも思いました。 母が眠りにつくずっと以前、一度母に聞いた事があります。 「お母さん、お母さんがいなくなったらお店に張り紙出していい?」って。 そしたら母は、「私がお客さんにお世話になっててこちらがお礼を言わなきゃいけないのに、 そんな事して迷惑をかけたら申し訳ない。もうお礼も言えないし。」って。 病気のことも「腰の調子が悪い。」とか「ちょっと体調が・・・」っていう程度で、 心配をかけたくないと言う母なりの配慮なのか周りの人にもバイトさんにも知らせない程でした。 そんな理由でお知らせしなかったのが返って皆様を混乱させてしまいすみませんでした。 でも、そんな母です。許してくださいね。 やきとり「しず」は母の生きがいでした。母の体調が悪く弟が店を休もうとした時 「お店は私の命だから休まないで!」と言って途中で開けさせたことがあります。 そんな母にとっての大事な店で、また以前の様にわいわいガヤガヤと楽しく飲んで利用してくださいね。 「まぁた堤君がなんかいいよる。」「アジ君が」「けんもっちゃんが」・・・ ってきっと笑いながら弟の代になった店を見ていると思います。 メールのHP掲載の件ですが、恥ずかしいですが私のつたない文章でよろしければ使ってください。 また今回URL http://www.geocities.jp/shizunoobachan/photo.html を貼っています。 あまり気持ちの良いものではないと思ったのですが、 今年三月の植物園でのものと葬儀の写真も合わせて。 もしHPに掲載されるのでしたら、写真をPCに保存の上裏サイトにてご利用してくださって構いませんし、 そのままURLを載せても構いません。 6月2日 やきとり「しず」の娘。 |
しずのHPはこちら