IMSプレミアムLIVE VOL41
2001スタートライブ
2001.01.31
OPEN18:00 START18:30
ALL STANDING ￥2000
Buddha
LAST LIVE!
@IMSHALL
ＳＥＴＬＩＳＴ
１．空想ハイウェイ
２．ベル
３．ＲＰＭ
４．ほしになる
５．足跡
６．バランス
７．遠くまで
BACK

BUDDHA・・・・95年年末博多は天神徒楽夢にて初ライブ以来、多くのコンテストで様々な賞を獲得！ＴＶ，ＲＡＤＩＯ界にも当然のごとく
出演経験があり、博多を代表するバンドのひとつである｡とくにＢＳヤングバトル出演や長崎のＩＮＤＩＥＳから発売されたＭＡＸＩＳＩＮＧＬＥ【バランス】は、福岡で最も人気のローカル番組『ドォーモ！』のエンディングテーマにもなり、2000年秋には全国でも注文できるようになり、東京のバンド勝ち抜き番組でも2代目グランプリに輝いている。全国ツアー、大分ｔｏｐでもｏｎｅｍａｎ2度、福岡のほとんどのLIVEHOUSE出演経験もある｡
そして、これからという次なるステップを模索している最中においての突然のＨＰでの解散発表！
　俺達R&RJUNKIESとは93台で同期のバンド。再始動宣言後の同期バンドの解散発表は、やはりcoolに受け止めることは出来ない。
が、同時期に僕らがHPを立ち上げたこと、そして又同時期に同じく同期で現在東京で頑張っている山切のバンドROBINとの対バン。そして意外なことにこのHPがある時代に生きていたことは、必ずしも偶然ではなく、また決して必然ではないだろうが、去年彼らが好きなBLANKEYJETCITY
の解散をはじめ、あらゆるビッグネームが解散、休止または死亡。身の回りのバンドもバンド結成、解散、プロデビューそして家業を継ぐなどの
バンドから退くことは、少ないことでなく、HPでも書いてる通り、20世紀〜21世紀と時代が変わり、又そんな時代に20〜30代という一番時代の流行を動かす立場に生きる宿命であるし、皆いずれかの不安を抱きながら生きているのは言うまでもないだろう｡勿論バンドに限らず同世代のものは同じような感情を抱くだろうし、それは全て夢や希望という言葉がある限り、そして誰かに何かを伝えたい｡その対象が大きかろうが、小さかろうが問題ではない。誰もがゆれる感情だろう｡

　だから、解散という文字をHPで見たときの衝撃は大きかったし、又理由なんてどうでもよかった｡とにかく、同期として今地元にいる人間として、俺は何か力になりたいと思ったし、確かめたいこともあった｡ただ、個人的に残念なことに俺と同じ考えの奴はあまりいなかった｡後でどうあがいても、もうBUDDHAは、いない。このレポートはあくまで私堤正道個人の見解であり、又当然彼らは友達なので、いえないこともあります｡が、彼らはいろんな形で戻ってくるだろうし、生きていくだろう｡勿論一緒にやる可能性は、一緒にやっていた以上あるだろう｡BuddhaのメンバーだけでなくBuddhaFamily
の今後の活動に期待したい｡俺は自分が好きないろんなバンドの解散や再結成を体験してきたが、まだまだこれからがドラマである｡

　俺はいつもbuddhaのメンバーに会うたんび<デビューせんと?>と必ず聞く｡でも答えはいつもあいまいだった｡ただ彼らはいつもそんなビジネスライクがバックに潜んでいた｡プロを目指す宿命であろうが、それでも彼らはいつも練習していた｡当たり前だが・・・・去年の秋福大生がよく行く
飲み屋＜静＞で山中とあった時、<今度ボートとするっちゃんね！>といっていた｡しかもイムズで・・・最近BUDDHAと対バンしてきたバンドのメジャーデビューが次々に決まってく｡彼らは、2000年の後半は足踏み状態だった｡僕は年末3度見ることが出来たが、ほとんどあまり良いステージはなかったといっていいだろう｡特に山中は弦をよく切っては、苛ついていた｡ここで、文字通り受け取られると誤解があるが、あくまでプロとしてであって、演奏はよかったし、彼らは東京とか各地を行ったり来たりであることもあるし、
T＆Sstudioという俺らがよく行くスタジオで会うたび、彼らは新曲をあわせていたこともあまり知らない人のために伝えておきましょう｡結構いつもやるsetlistは似ていたけど｡
　まさかそのとき言ってたLIVEが最後になるとは・・・去年最後行ったライブでは<来年はLIVEをいっぱいするぞ！＞といっていたのに・・・とにかく解散を誰からの口からも聞かず、自分で見れた俺は、即何かをしなくては！と思い、自分が持っている公開できる資料とBBS、MESSAGEコーナーを作り、それをHPで公開してよいか、山中に電話するが、出ない｡拓に電話すると、OKで、即載せてBUDDHABBSと自分のBBSに書き込みすると、拓からメールが届く｡＜これからもやるぞ！＞そして、山中が寝込んでいることもわかる｡
　
ただ、俺が一番避けたかったのが、解散と聞くと普段は来ない人やただ群がる人がいるので、それだけは避けたかったので過剰な演出を避け、できる限りその近辺の日程に行われる友人のバンドのliveを見ながら、この解散と自分らの再始動を受け止めようと思っていた｡解散発表から10日後の解散｡しかもイベントでの解散ライブを選んだ彼らのライブ。
確かに皆が思っているように、仲間割れか?それとも事務所関係か?いろいろ巡りはしたが、解散とは死亡ではなく、散るだけである｡
わがジャンキーズは、ちなみに解散は1度もしておりません｡
だから、全ては解釈の違いである｡仲の良いバンドというよりバンドにとって喧嘩しないバンドなんて聞いたこともないし、俺らもそうだった｡バンドだけじゃそれはないでしょ?しかも5年も続いたバンドが喧嘩だけで辞めると思いますか?誤解している人がいるといけないので、何度も山中が書いたメッセージを深く読み、受け止めてあげてください｡

　さて当日｡本当は、ブッタゆかりの地を内のギター大橋とともに尋ね、レポートするつもりであったが、大橋は深夜2：30までバイト、俺は、3：30までアンドロイドのliveの打ち上げ、その後5：30まで大橋とまだ発表できないが、ある打ち合わせをして帰宅したので、天神付近で済ます｡当日突然ということもあったので来れない人がいたことを知っていたので、あくまで俺達のLIVEREPOとしてだが、コマめにやることを決めていた｡
　俺の地元太宰府で昼の１４：00落ち合い、俺達は最後ということもあったのでできるだけ大音量で自分らが持っているBUDDHAの音源をかけながら移動しようと思い、まず、吉野ヶ里でグランプリを取った時のCD【風】を大野城市内を大音量で、その後【バランス】に変え、思い出話をはじめる｡この曲は、俺ら２人がいたバンド・バスターズ企画＜シング・マイ・ソング＞で新曲として披露してくれた曲｡まあ-いわば最後に対バンしたときのライブである｡都市高に乗って【空想ハイウェイ】をガンガンに！今日ばかりは、BUDDHAオンリーで行くぞ！天神に近づくと【ほしになる】に変わる｡大学卒業後に作った曲でバランスに繋がった、俺も目撃したＶ３オーディション特別賞に輝いた【月明かり】の改訂版である。個人的には前の方が好きであった｡そんなことを言いながら、都市高を降り、新しいライブハウスCBGBJAPANを横目に長浜ラーメンを食べ、まずBUDDHAといろんな戦いを演じた、＜少年科学文化会館＞→BUDDHAといえば＜Be-1＞そして＜LOGOS＞そこでbuddhaのポスターを探す｡BUDDHAのポスターの下に　FOUR　THE　MGのチラシが・・・　また【バランス】を大音量でかけながら天神を横断し、
最後の目的地、初ライブ、初ワンマンの場所＜徒楽夢＞に。そして、５：００イムズに到着。拓ちゃんに電話で到着を報告後、リハが終了したと聞き、まずは、羽原が勤めるイムズ内の島村楽器へ。そうすると羽原がもういた｡彼は棚卸で当日も行ったり来たりである｡<５年間お疲れ！＞と声をかけ握手を交わし、俺達は、当日券を買いに行く。するとＦＭ福岡が出したVA【FM】の展示会が行われており、FLYVE、FOURTHEMG、SUPER　EGG　MACHINEなどFOLK出身のバンドも入っており、ちょうど井久保のインタビューを見て、開演前なので＜長蛇の列だったらどうする＞といいながら、HALLに行くと誰もいない｡
　とりあえず、また下に降りいろんな店を回っているとまた羽原に出会う。そしていろんな話を聞く｡羽原とは、今年１･８アンドロイドのソロコンで会っており、そのときも＜今年は勝負の年！＞と言っていたので、その示威を確認。＜皆解散解散と暗い顔でやってくるので、今日は明るいライブをしたい。＞といっていた｡２．５に彼がVOCALを取るバンドのライブも控えている｡相変わらず、冷静である｡＜俺の一本調子と、羽原の暴れながら弾くスタイルは、個性だから、なくしちゃいかんね。＞とお互い言いながら・・・
そして羽原は、＜６：３０ジャストに始まるけん！＞と言いながら上に上がる｡時計を見ると６：００過ぎ｡ブッタはいつも開演ギリギリまで外にいて、お客と話している｡彼らが、今まで変えなかったスタイルである｡カメラを預け、いよいよ中に入る｡

　意外に少ない｡ジャストに始まると言うことを皆に電話で知らせるが、皆でない｡時間を見ると６：２０。急いで中に入る。
BUDDHAアンケートもあり、急いで作ったと言うBUDDHAの歴史が配られている｡それを見ているともう客電が消える｡

６：３０just!
気持ちを整えないまま、BUDDHAがあらわれる｡山中は、緑の長袖T-shirt、羽原は、灰色のT-SHIRT、拓ちゃんは、黒のT-SHIRT
と言うものスタイル｡普段どおり｡解散ライブもライブのひとつである｡これは解散ライブであるが、イベントでもある｡何も言わずいきなり
【空想ハイウェイ】
バランスと同時期に出来たもの｡山中は、COOLにペースを守ろうとしているのがわかり、上を見たり斜めを見たりしてる｡それに対して、羽原は、最初から飛ばす｡いつも以上に。大丈夫か?と言うくらい。DRUMまで煽りにいく。その瞬間、拓もペースが上がる｡山中もCOOLに横目でにらむ。拓ちゃんは、しっかりしっかり叩く｡カッコ良すぎる｡最近の中でいろんな変化と成長を果たしたのが彼であろう｡<いけそうにないところまでだっていけそう！>刺さるメッセージである｡多分これからも｡そしてバランス以降、TVの特番でもあったように、かなりの曲数を書き上げているはずであるが、その中でも良くplayされる【ベル】【RPM】と続く。この２曲は意外な面がうかがえる曲であり、いろんな引出しを開けた曲でリズムとメロディーの組み合わせが良い曲である｡特に【RPM】はLIVEでも盛り上がる曲である｡さびに未来を感じていただけに･・・・＜yeah！THANKYOU！！＞やっと喋る。<どうもブッタです｡＞【ほしになる】大事に大事に、唇をかみ締めるかのように山中のguiが入る｡暴れてた羽原もこの曲だけは大事に｡拓ちゃんは、一つ一つをかみ締め、感じ、大事に、時に気合を入れながら・・・いい曲である。山中もやっと落ち着きだし、ペースを掴む｡時に上を見ながら･･<このまま眩しい月明かりに･・・・>ほしになる　これは取りようによっては死を意味している｡紛れもなく今夜彼らは、ほしになるのだ｡やっとフロント２人がドラムを向き、大事に終わる｡さっきからかなりおとなしい前方の客｡どうした最後だぞ！泣いてる場合じゃないぞ！解散と言っても死ぬわけではない｡盛り上げなくてどうする｡
　でも俺は、かなりの回数通った前の方のファン達の邪魔をしたくなかったので黙ってみていた｡すかさず本来のBUDDHAが始まる｡拓のカウントで【足跡】バランス前に【遠くまで】と共にPLAYされていた中期の代表曲である｡が、さっきからブレイクのたんび一人だけ掛け声をかける奴がいる｡お！わかっている奴もいるのか?
と思ったら、なんと・・・・・・・羽原だった｡
色々解釈はあろうが、彼のスタイルは好きである｡楽しみながら、PLAYしている｡山中もVOCALとして１曲１曲大事に。拓ちゃんは、タイトである｡<今までで一番プレーした曲です>【バランス】<いつだって僕らは危険なバランスで＞その通りだよ君らは・・・と言いたくなるくらい、よく聞いた曲だ｡Aメロは、よく考えられた曲である｡そして最後に、MC＜知らない人もいるでしょうけど、今日で解散します｡でも今日はイベントであるので作ってきたBUDDHAの歴史を見ながら、楽しんで帰ってください｡＞羽原を指差し、＜なんかある?時間あるよ！＞というと＜ほんとにありがとうございました｡これからはもっとビックになって３人とも皆の前に帰ってきます｡＞拓ちゃんからも＜ありがとうございました＞とある。あまり反応の薄い客に向かって山中が、＜別に死ぬわけじゃないけん｡今日のライブのタイトルはスタートライブ｡今日のライブが僕らのスタートライブです｡又戻ってきます｡＞そこで最後に披露されたのがバランスのCDにも入れたがっていた【遠くまで】
間違えなく今日のBESTである｡３人とも多分思いを巡らせながらやっているのだろう、歌いながらPLAYしている｡この歌に山中はメッセージを込めていたのだろう｡
　＜遠くまで遠くまでこのままずっと遠い所まで・・・・＞ENDINGかなり思いを込めながら、そして１番先にDRUMの拓ちゃんがロールを激しく回すと、GUITARをBASSを思いのまま弾き鳴らす。今日１番のハイライトだろう｡
それでいい｡BUDDHAとして、やるのは最後だろう。
悔いを残すな！やれ！やりかませ−−−−−−−−−！
一瞬まるで学生時代の学内や七祭のように見えた。

＜ありがとう！＞羽原が先に挨拶すると、＜THANKYOU！＞と山中。
そして、ステージ中央に３人が集まる｡＜ありがとう・・・・・・・・・＞惜しみない拍手。そして帰る山中＆拓そして、残って機材を片付ける。全てが終わった｡

大橋と二人でとりあえず外に出て・・・後の２バンドは見る状態ではなかった｡

そして、打ち上げは久しぶりに静へ・・・珍しく男ばかり･・・・
アンケートの山。
いろいろ話したが、話せない事ばかり・・・ただ言えることは、彼らは動き出すと言うことと２１世紀に解散したということである｡
後かきたいことはあるが、後はそれぞれ思いにふけてください・・
BUDDHA FOREVER！

ＰＳ/間違った歌詞があったら許してください｡