“MAYBE 10th ANNIVERSARY TOUR
〜VIVA LA CONNECTIONS 05”
3/27(日)@福岡CB
CONNECTIONS
(スマイリー原島vo/山川のりをg,vo/岡本雅彦b
/田中元尚ds/松藤雷蔵sax)/
Tommy&Aji/KING EL ROMANY/無礼者達


RRJ CALLING より

原島さんのバンド
コネクションズのイベント。
去年大矢侑史さんバンドでお会いしたアンジー岡本さんとの再会を
果たす我らがトミアジが対バン。そして自分の中で大きく音楽を通し
影響された人物・スマイリー原島さん。
開演一時間前に到着したので、
先日の福岡西方沖地震で最も印象的な福ビルの痛々しい佇まいを見て、
なんとなく本日のライブの焦点が見えた。今回の出演者・無礼者達で、
JUKEイベントなどでもお世話になった店ダディーズファームの店主ケンヂさん。
今回の地震で殆んどの酒が壊滅。大打撃を追っているが、何の因果かその一週間後
ライブ。しかも火曜日にはあの磔磔へ行く。
そして突発のバンドもその店のスタッフのバンド。
原島さんだってここ最近毎週土曜日天神のど真ん中のブースでクロスFMでDJをやっておられ、
毎週生放送ということで、その空気たるや痛いほど理解されているはず。

で時間がなかったが一応JUKEに立ち寄る。
で水戸さんの新譜と買いそびれていたロック画報のめんたいロック特集<松本康著分あり>
を買い、軽く松本さんにも挨拶するもこの一週間かなり体調を崩されていたらしく、
本日行く予定にしていたCBのこのライブも欠席とのこと。原島さんらに伝えてくれとのこと。
俺が?まぁ了解。でも地元民なら分かると思うが、まだ余震は続いているし、ビルの3Fなので
通常でもないと思われ・・店を二つ持たれているので今が大変な時であろうと察する。

会場に向かう途中偶然岡本さんとバッタリ出くわし、
一応挨拶させていただくと覚えていただいてたようで・・・
さて会場。アジ氏のバンドのメンバーが揃いつつも、サンハウスのファンサイト中倉さんを
初めJUKE系のお客さんも見かけるほど、中々の入り。が僕みたいな原島さんファンがいたとしても
中々何年かに一度、それも2〜3年とかのスパンではないので、今日のトリと言う順番も
厳しいだろうが、ダディーズファームの地震の被害も皆理解しているお客さんも多いと思われ、
突発の店のスタッフのバンドも暖かくお客さんは包む。
JUKEJOINTのスタッフがやっているFAKEBLUESも3ピースでUNのオープニングを勤めていたのを
思い出しながら見る。かなりのべンジーチック。ドラマーの気合はびしびし伝わって聞いた。
またどう煽っても、今回の境遇でも自分の世界を貫き通したスタッフのヒサシ氏の
可能性を広げるようなもっと泥臭い本音が聞ける汗を今後期待出来ればと・・・が、
やはり店の常連も多く、この状態の中ライブ自体をいや本日ステージに立っていること自体
素晴らしいことでもある。
でトミアジ。

いつものSEがなく、がフレンドリーなMCから入った為、常連も多く、雰囲気が作れ始める。
そして何よりも今レコーディングを最終段階にあるということあって、歌詞の入れ方なども
ある程度はリセットされているようだ。が少しだけ間があわず、2曲目終盤
トミー氏がフレーズを入れ忘れることから全て決まった。ここでトミー氏は普段外さない
サングラスを外す。初見の方も多かった本日。いつものようにアジ氏の真剣なPLAYに
雰囲気は徐々にひきつけられて行くが、普段スマイル担当のトミー氏もまでもが
サングラスを外した為、剥き出しの目つき、表情がプラスされ、もうここからは無敵状態になる。
ここ最近の中でもベストライブにあげられるほどの緊張感と変に媚びず、譲らない空気のまま
上記にもあるようにめんたいファンもいた為、
本日久しぶりPLAYされるレインスティック使用の沖縄テイストの<花の音>
楽しさを伝える<さんざん>や日々の自分らを告白する<ハイハイ>でストーリーが出来、
ここ最近の地震の不安な生活の中でもっとも原始的な
方法でロックしたので伝わりやすかったようだ
曲中はシーンとしていて、終わると大拍手。してやったり。
そしてダディーズイベントにも多く出演しているからこそできるMCの気遣いも
勝ち逃げではなくあくまで繫げていく姿勢がびしっと伝わって、弦は切れたものの、
好評であった。

で無礼者達。
流石は日々サバイブしている方々。
あえてパンクする方法を選び、世界をあざ笑うようなコミカルさ。
地震の被害のこともあっさりとMCで流しつつ、
超B級でありつつも流石はシスターラバーなリズム隊。
曲の入りが合わず、トラブッタ時もMCで笑いに変え
これからはこう生きなさいと言わせんばかりの水戸さん直系の
情けなさをあえてむき出すガッツ。ロティカのアツシほど馬鹿笑いでもなく
シュールな一面も見せる硬派なバックの演奏。
そして恒例の阪神応援ソングでの風船。
そして僕も涙がでたラストのマイウェイにかける男の意地とこれからもやっていくんだ
という決意にも受け取れたケンヂさんの熱唱とそれに応えるバックのPLAYに
脱帽でした。

そしてラストコネクションズ。
もう乗り的にも地元優勢になってしまった会場。
イベントだろうがいいものが出てくるとファンとしても「負けるな!頼むぞ!」的な
かってな希望さえ覚えてしまうが、個人的にはそれを原島さん的に
しっかり返してくれたライブであった。ドクターズの
<ミスティートレイン><I SCREAM><コネクション>やあの名曲<今夜こそ>を含む
落ち着いた演奏と音楽は自分から楽しむだよと伝えてくれるパフォーマンス。
それと長いMC(笑:原島VS岡本含む)と少しづつ魅せる原島さんの心意気。
<@ステージを降りての熱唱A客席から後ろ周りのようにステージへ
Bコネクションで最前列で踊り始めた原島さんの後輩2人へのMC:サンキュウマイフレンド!
CSAXの雷蔵さんが先日赤ちゃんが生まれたそうで
MCで紹介され何度も大きな拍手をと言った後の曲のSAXソロで、パパと紹介などなど>

そして何と言っても名曲<今夜こそ>。
メインストリートトリビュートでは山口洋氏が歌ってて
あの日本晴レコードからのライブ盤<晴者U>でコネクションズ。
地震の話のあとでもあり、この友人ソング的なアンジーで言えば
<夜の行進>見たいなね・・・昔語り合ったような10thにハマル曲。
と恐らく博多では初めてPLAYされる
<ONE NIGHT STAND><UNFINE GIRL>
<ナナ(曲分からず)><おんぼろ列車(曲分からず)>でも客を盛り上げる
流石の演奏。アジの元バンドギター田島もGuノリオ氏のギターに感動。
それぞれに収穫も多い、記憶に残ったライブであった。
原島さんの前のアクシデンツやめんたいロック関連お仕事ぶりを求めたファンは
拍子抜けしたかもしれない。がこの毎週生放送・
めんたい系そのタイミングタイミングでの企画力と応援体制などを含む過密スケジュールの中で
年に何回かもしれないがライブをすることをやめない原島さんの人柄に
ただただリスペクトであります。なのでMOSHなどで世話になっているはずの
地元バンドマンの多大なる欠席に色んな理由は知らんけど、個人的には怒りを覚えます。
それなら応援してもらいなさんな!違うかも知れんけど見てるのは一般人。
礼の返し方をもっと考えて欲しい。これんなら宣伝するとかね・・・。

で打ち上げにも参加し、トミアジの二人から原島さんを紹介してもらい挨拶し、
原島さんにも
<最後SUKISUKISUKIやってくれんかったけん・・>というと流石居るね博多にも・・(笑)
と挨拶でき、なぜか大牟田の今後について話したり、岡本さんにも挨拶。
途中気を利かせてくれて東京の大矢侑史さんに電話してくれて
トミー&いなりで応対する場面もあって内容の濃い日になりました。

トミアジセット
ヨイヨイ・スリーピンビューティー
強引マイウェイ・花の音
サンザンサンバ・ハイハイHIGH
あいうえお

コネクションズ
インスト・ONENIGHTSTAND
ミスティートレイン・UNFINEGIRL
ISCREAM・今夜こそ
嫌なこと・コネクション
ナナ
EN>おんぼろ列車