THE GROOVERS@DRUM SON 20040404 |
グルーバーズ。たぶん最後に来たのがもうなくなってしまったが、ブレインズのイベントでシオンをゲストに来た以来だと思う。
なんだかんだいってよく見ているバンド。5回目かな?ビブレ、スカラ、LOGOS2回。そして今回。今回はブレインズのスタッフなどが立ち上げたイベンター
TSUKUSUが今回セッティングしたライブ。ツアーではない。しかも対バン形式。対バンを勤めたのはダーティードックス。もう10年以上博多でロックしているバンドで、当サイトでも大プッシュしているトミアジの冨重氏が別プロジェクトしているSHADYDOLLSのカバーバンドのBASSが、ダーティードックス。僕が働いていた
JUKEでもCDを置いたり、メンバーがよく来てくれたり、プロとの対バン経験も豊富である。SHADYとGROOVERSも対バン経験があり、特にヒッピーがグルーバーズのライブにゲストで出たり、伊藤秀孝みたいな共通の知り合いもいる。
今日感じたのは、博多には4/16あのボディドリーが来る。今じゃ佐野元春、SION,頭脳警察らを飲み込み、清志郎、ゆず、バンプ、などとのパイプもあり、
SIONでもおなじみであるが、博多のアーティストのつながりも深く、HEATWAVE、ROOSTERSは勿論、シナロケの鮎川氏のレッドロケッツにゲスト出演したり、
サンハウスBOXにもコメントを寄せたり、最近では柴山&花田ともアコースティックで対バンしたりしているが、元々4人でVOCAL西村がいたときは、ボガンボス、ニューエスト、メスカリンらと同じくくりで、3人になってもROCKINJAPANがブレイクアーティストを集めてやっていたイベントでもイエモン、マルコシとのスリードックナイトや、TMGEが出てきた時も<第二のグルーバーズ>と紹介されたぐらいだ。が、やはりこの手のバンドは進んでいくこと意外にやはりバンドミュージシャンの路線が濃くなったりすると、シナロケのように全く同じセットリストで毎回毎回やって、グルーヴを追及していく方向になっていくので、メジャーから切られた以来は、ここ5年でまだ一枚しかアルバムは出されていない。が、今日はほぼ満員。しかも熱狂的。
ダーティードックもさすがで、<ボ>色も強く!やはりロックンロールで壺もしっかり押さえて、博多らしさもあって好演であり、会場の受けもかなりよかった。
そしてグルーバーズ。
いつも通りの一曲目。ハロー福岡!2曲目でもう攻める。3は上記のように<ボ>のようなストンプビート!!頭脳警察悪たれ小僧みたいな。
かなり久々って言うか福岡は初?以上3曲は黒のグレッチ。そしてストラトに持ち替えて、<福岡に来てくれてありがとう!><こちらこそ>
見たいな対バン形式にしては凄い盛り上がり。<知ってる人がいたら歌ってください>吉田拓郎C.久々。そして、タイトルも付いてない東京でもやってない新曲E.博多ではやってないF.そして鉄壁なアンサンブルを発揮したライブの定番G.ここで一拍置いて、ニューアルバム<セツナ>は聞いてもらってますか?と9〜11.特に今日のハイライト空〜いや神に捧ぐようなJ.確かなものはどこにもないが、誰にも奪われないものはある・・・<そうだろう!>という節が印象的。拳がいくつも上がる。Kもアレンジ済みの初めて聞くバージョン。そしてLは途中上記にもあるように何とサンハウスの<なまずの唄><ぬすっと>のワンシーンを披露し、残念ながら反応できるファンも少なかったが、メンバーは大笑いしていた。そしてそれ以降<福岡>ではなく<博多!>と言い換えていたことも印象的。思わずにやり・・・
アンコールはこれも初めて@.そして終わると帰る予定が、藤井の一言でA.
グルーバーズを見るたびに思っていたのが、もっとラフにでなく、こんだけキメやブレイク決めてくれ、唄と歌詞とギターとステージングが、理想的な3ピースは
ほかにないが、カチッとやったほうがいい。楽曲がいいだけにもっとクルーにとは言わないものの、破れ過ぎでは・・と思うことが多々あり、ど真ん中を打ち抜いてくれるので気持ちはいいが・・・とは思っていたが、今日も変わらない部分はそうであったが、11やアンコール1は鳥肌が止まらなかった。アンコールが終わっても、鳴り止まない拍手も素晴らしかった。ただ、今日もそうであるが、仲野茂もプロペラもハイロウズもプライベーツもライブ時に<博多!!!>と叫び、サンハウスの名を出したり、原島さんの名を出しても反応できない博多の客がもったいないと感じてしまう。だから、今日みたいなダーティーのPLAYは頼もしかった。
博多はこげんないといかん!と俺は思います。