4/5 PERSONZ@DRUM Be-1 |
遂にやってきたこの日。俺はこの日を待っていた。パーソンズ!俺が高校に入る直前ロックには待ていた中で、INDIESブームがあった。INDIESチャートで一位を取ったバンドが次々にデビューし、ブレイクして行った。ブルーハーツの次がパーソンズ。その後がアンジーなどなど。ブルハの次だったので、皆ブームに乗って飛びついたが、ブルハとはまるっきり違う音と姿勢であった。まず音はどっちかというとハードロックテイストで、しかもボーカルが女。当時ショーヤなどはいたが、それとも違った。
バービーみたいなセツナさがあったし、何と言ってもボーイなどの流れというか、ビートが縦でさらにPOPでわかりやすい歌詞も多い。ニューウエイブ系で、よく歌詞を読むと何か誰かに似ている味がある。そこでまさかと思い、クレジットを覗くとARB
OFFICE所属である。そして後でわかったことは、もはや伝説の布袋が在籍していたAUTOMODのBASSが、パーソンズの渡辺貢、しかもその貢とDRUMの勉は、GDFLICKERSにも在籍経験がある<GUIの本田の弟はGDのBASS>という。アナーキーとも大きく関わっており、俺はまさに東京ではあるが、まさに博多の流れに似ている。それからやはり反戦的な歌を歌ってみたり、女性ボーカルといえど過去にないバンドに成長し、デビュー前から歌ってきたDEAR
FRIENDSが大ブレークし、武道館、横浜アリーナレベルのライブをこなすようになったが、その当時は残念ながら、俺自身の解釈でもあるが確かにいい曲を作り続け、演奏も凄いレベルにいっていたが楽曲自体が消化されすぎて、今現在それがすべてではないが、BOOKOFFなどでは、泣きそうな値段で売られている。が、アルバム<PRECIOUS?>で変貌を遂げ、このアルバム後一気に活動内容も変わり、その後GUI本田毅が脱退するが、よりJILLの歌詞はあえて時代を見据えながら、そして夢を見よう!恋をしよう!とそのスタンスは変わらず、それが今回の本田毅10年ぶりの復活を生んだのではと思った。今日のステージで一番驚いたのは、私たちは決してブームにのかっていたバンドはなく、やりたいようにやってきただけだ。と。JILLのメッセージを聞いていると、初めて鮎川さんのロックに触れ、<一人で部屋に閉じこもったりする暇はない。扉を開き、さー飛び出せ!>見たいな物に触れた時、楽になった気がするが、JILLはまず拳を思い切り何度もビートにあわせ突き上げたり!<元気かい?調子はどうだい?恋をしてますか?夢はみてますか?色々あるけど楽しもうよ!悩んでいたって何も始まらないよ!>と投げかけてくれているようだ!そして<BE
HAPPY,CAN'T STOP THE LOVE,PRECIOUS LOVE,Fallin'Angel>などではしっかりと戦争反対を訴えているし、<DEAR
FRIENDS、Stay as a friend>などのように友情や絆を大事にするナンバー。そして<FUTURESTAR>などの夢を託すナンバーなど、是非しっかりと聞いて欲しい!特に悩んでいる時にはMUSTでお願いしたい。
EN>meet somewhere<新曲>
7COLORS 3
EN2>SINGIN' 14
DEAR FRIENDS 3
EN3>CAN'T STOP THE LOVE 2
<※数字はアルバム数 2はセカンドアルバムの意味 GENERATORはマキシシングル95年発売。6枚目まで本田参加>
あと一、二曲あったかもしれませんし、が多少前後しているかも。
4TH中心で始まり、3rd、2nd中心で展開されたセットリストです。
1曲1曲説明を入れて行きたいとこであるが、かなり長くなりそうですので、ライブの印象を。
まずMIDNIGHT〜から始まると思いきや、fallinから始まって意外とゆっくりとかみ締めながら歌っているのかと思いきや、聞こえてくる歌詞は<争いのない国へ・・・>
とおそらく今回は本田毅復活し、衝動的にツアーを組んだこともあるだろうけど、この曲を出した90年前後も湾岸戦争の最中。某武道館とかやっていたので、歌詞の意味までフューチャーされることは少なかったかもしれないが、変わらない苛立ちと、しっかりとバンドスタイルを変えずやってきたバンドこそができる技でもあった。そして2曲目<YES!WE ARE DREAMER!>PERSONZだけでなく、オーディエンスもという意味であろう!3曲目ではピンクの付け毛が着いた帽子をかぶって、また雑誌の切抜きを片手に持って会場に投げ捨てていた。そして渋い選曲の<本田楽曲>4.去年メンバーで久しぶり作られたアルバムから5.何もなかった流れのように昔の曲に戻る6.そして今回各地でライブが行われている分、その土地でしかしないおみあげソングを用意したとか。その曲が7.俺これかなり高校時代聞いた覚えがあり、懐かしかったし、こんな歌詞だったけ?と思うぐらいWORKソングで嬉しかった。そして本田脱退後の歌も歌われたし、ステージ上ではさよならは言わないようにしていると歌った9.ここらは友情が絡んでくる歌なのではまってくる。そして打ち込みが流れた瞬間会場から<BE HAPPY!>と声がかかる。そしてキラキラ光る魔法の棒<おもちゃ>を持って、会場に魔法をかけた11.ここです。やっぱ凄いと思ったことは。昔通りただ演奏するではなく、再現することでファンに対しても、そう当時が蘇るものもあれば、これはまさしく昔ではなく今である。ということを教えてくれる何気ないアクションである。12からは一気に行ったが、ハロー九州!博多行くよ!ハカタズ グロリアス!と歌ってファンをがっちりつかみ、13は脱退後の曲であるがJILLが腕に赤の光るブレスレットぐるぐる回し、本田は轟音で煽り会場を驚かせるどころか、ステージはフラッシュ&ストロボでここが今日の沸点最高点です。しかも他のメンバーの時よりもテンポ速いです。アメリカンデジタルサイバーハードロックてな感じです。そしてやっと来たぜこの曲を聴きに来たのです。
ミッドナイトティーンネージシャフル!!!!!!!!!
轟音でハイスピード!!暴れたい放題!どこまで行くこのバンド!そして最後いいことばかりじゃない!でも君は輝く未来の星と言わんばかり。この曲には2年前の大晦日ハウステンボスで聞いた時凄い救われたが、この曲をステージの最後でやってくれるとは思わなかった。この曲はMUSTです。PERSONZが本田脱退後出した初のシングルでPVではJILLがGUI弾いてますし、音源は布袋が弾いてます!!<負けないで、目をそらさず戦って!一度しかない時を賭けて!>。二年前は一度しかない!と言う言葉に凄いヤラレタ!もちろんこれがリリースされた時もそうであった。2番の歌詞ではこうある<泣かないで信じることを止めず、あきらめず手を伸ばしまだ見ぬ夢をつかめ!>とあります。本編終了。アンコールも凄いコール。こんなのも久しぶりです。JILL一人で登場し、メンバーを呼び込み、一人一人挨拶。後でわかったが、今回のライブはイベンターが絡んでない。自分たちで物販を考え、ツアー日程もきちきちでやっている。本田お帰り!のコールも多いが、やっぱりパーソンズは、リズム隊です。本田は久しぶりと言うことで元気いっぱいとまで行かないが、正式に参加と言う形とは少しだけ違うニュアンスなので、前面には出ないにしても、90%は全力であったと思う。この人でなければ出来ないパーソンズであったことは間違いないが、ライブ中もBASS貢のところに行きコーラスやPLAYを一緒にしたり、BASS側のお客さんも煽ったり、一番感動したのが目付きである。もちろん髪も立てていたが、1曲目からコーラスはもちろん、ファンを見つめてはうなづいていた。
もうこれはやるでしょうこの男。それとリーダー貢氏。やはりこの方のメロディセンスと、あんた何歳と言いたくなるぐらいの当たり間のダウンピッキングには、教わることも多いし、コーラスもしっかりやっていた。そしてDRUM勉氏もキース張りにしっかりリズムを刻み、おかずも多いし、かなりいいグルーブを出していた。アンコール一曲目は、このツアーに向け作られた新曲。3枚目ぐらいのテンションに戻ってます。そしてアンコール2度目に歌われた、去年発売されたSINGIN’。これは渾身でした。
ファンの方はセットリストを見たら判ると思いますが、本編ではJILLが歌い上げるバラードがあまりない。この曲にすべて今日があった。ファンもこの曲だけはじっとしてみていた。そして18番。皆でコーラスを入れていた。この曲はかなり多くの人々に消化されている曲なので、響き方も違うが、JILLがいつも前奏で言うHEY!FRIENDS!COME ON!!!!!と言うところがかなり大好きである。いつも最後で歌われるが、多分、その度その度に歌っているJILLもPLAYしているPERSONZも違う味わいがあるのではないかと思うし、聞いているファンも聞こえ方が違うと思う。メンバー4人とも演奏後、並んで挨拶し、帰っていた。JILLがHP掲載に載せる写真を撮るためデジカメを持って出て来たが、とって帰っていた。でもその後凄いアンコール!もうないだろうと帰っていったファンも多く、ないだろうと帰ろうかとしたら、JILLが出てきた。<やっていいですか?PA,照明の皆さんよろしくお願いします。>こりゃやるぜ!メンバーを待つJILL 。状況を飲み込めず出てきたメンバー。チューニングもまだ終わっていない。急いでミーティングしていたが、JILLはもう<愛だけは止められない!>と言い始めていた。この曲をやってくれるとは!!!!
<CAN’T STOP THE LOVE>(笑えない時代の中で、繰り返す歴史の海に ミサイルの遥か彼方に ポケットの中に潜めた EVERYBODY
CAN'T STOP THE LOVE)これに今日は尽きた。指を遠くに差して、じっと見つめながらJILLはミサイルの遥か彼方に・・・と。
言うことないです。JILLは歌い上げます。なぜそこまで歌いきれるのか、拳を挙げ続けれるのか?
一度でも聞いたことがある方は、ライブ必見です。このメンバーで15枚目のアルバムとシングルを作ると言っておりました。