2003・2・2@JAJA
コーガンズ、LOVEOPIUM
2003・2・11@LOGOS
pillows




2003年2月2日。仕事を6時で上がり向かうは、西新JAJA。本日は、ネット上でかなりお世話になっており、私が働く店にもよく来て頂いているフリチンロック、コーガンズ。としかも対バンは、ジャンキーズ時代唯一ライバル視されていたバンドが九大にいた。その名はSECRETARROWS。そのギターが何とその後九大では珍しくオリジナルでなおかつ女ボーカルバンド・ラヴオピウムを結成しており、その後そのVOCALアッコちゃんとギター山本<DRAGON3>は結婚した。この2つが対バンするとあって駆けつけないわけがない。

 なんと行って見るなり突発がコーガンズとのこと。バタバタしているうちにコーガンズスタート。ジンロウさんのサイトにいつもお邪魔しているので、あまり違和感なく来てみたが、実はコーガンズを見るのは2回目でした。凄い意外で,なおかつちょっと恥ずかしさもありました。そんなこんなの気持ちを整理しているうちに1曲目がスタートしていた。
しかもリズム隊の方はお初でそれを確認しているのに必死でしたが、やっぱCAKEさんありきのコーガンズって感じで、ジンロウ&CAKEの2ショットに釘付けになってしまった。歌詞とか、曲調とか聞き入ることが出来ないぐらい、存在を確認するだけでやっとだった。ベースのじゅんさんも見るもの初めてで、ジンロウさんが昔行っていたことを思い浮かべてみると彼がもといたバンドは、ちょうど俺らジャンキーズが最後になったライブ<JAJAX'MASSPECIAL>の別の日に出ていて、同じ福大だったので見た気がしております。ドラムもバンドイメージには以外でパワフルではないが、しっかり刻んでいる好青年のようだ。それにしても右二人。先月凄い黒と白の革ジャンでうちの店に来たCAKEさん<ライブ当日もステージ衣装で店に登場>に<革ジャンカッコいいですね!>と聞くと、<ステージ衣装>といっていたが、本当にステージ衣装であった。いい意味ではじめてみたときのコーガンズのCAKEさんは<太陽と月>などが序盤にあったこともあり、イメージ的にはチャボか藤井かって感じであったが今回は、俺敵に藤沼ぽいステージング。きめきめで足を上げたり、頭を振ってみたり。中々いないぞこんな体でギターを弾いている奴。ジンロウさんは、術後そんなに未だたってないのにもかかわらず、突発と言うこともあり、会場の乗りが暖まるのは時間がかかっているようであったが、1〜3曲とどっちかと言えば大人のミドルロックであったっが、じわじわと波のようにバンドも客も盛り上がってきていたし、いつもそうであるがジンロウさんのジャンプやCAKEさんの攻撃的な音とアクション。其れに付いて行っているのではなく、自分なりに消化しながら、時にはオバーアクションを試みるじゅんさんに好感もあった。入院生活をはじめてみる方にも告白を試みるジンロウ氏のオンタイムなネタの拾い方と、最近お互いのネットでも話題になっている復活したばかりのピーズの<リハビリ中断>が個人的に過ぎりにあっとしたものであった。そして名曲<太陽と月>。そもそも初めてジンロウさんの前のバンドを見て、それから遠目でネットを拝見するだけから、実際ネットで御挨拶が始まり、初めて見に行った時にこの曲を聴いて<間違ってなかった!>と確信したものであった。どんなライブでも自分なりに予想と言うか、こんな○○を期待して実際ライブを見て、それ通りだったり、それ以上だったりすると凄く嬉しいものであった。前奏でベースのトラブルでノイズが走るものの、バンドのテンションは最高潮。何と大バラードなのに感想のブレイクでコール&レスポンスが始まってしまった。後半2曲はビーンボールと12月の子供たちは聞いたことがあったので凄い楽しめた。マリナーズの大魔神の歌詞にはいつもなんか元気を貰う。ラストではCAKEさんが椅子に登ったりと30歳ロックバンドも健在な夜でした。最後トリを取ったLOVEOPIUM。ドラムが変わってからは始めて見たが、凄い他のライブ中もガンガン飲んでいたので、のっけからいい感じで、昔の歌ものであったのがパワフルなロックに変わっていた。ギターDRAGON3の可能性とあっこちゃんの包み込む表現力に圧巻したし、リズム隊の活躍にも嫉妬した。この日は、自分の理想系でもあるVOCALがギターを持たないバンドであったのでいい夜であった。いわゆる福大勢でもないのに、打ち上げに顔を出すと快く出迎えてくれたDRAGON3&ジンロウさんに感謝であった。



pillows

RAIN DRIVE
ビスケットハンマー

アナザーモーニング
Come on ghost
Sleep head

My Beautiful Sun
Skim Heaven
インスタントミュージック
Ride on Shooting Star
新曲
バビロン天使の詩
ONE LIFE

ROBOTMAN
ウイノナ

白い夏と緑の自転車赤い髪と黒いギター
SpikyGoose

Thank you,my twightlight
Ritalin202
WAITING AT THE BUS STOP
Rookie Jet

EN>
When you are mine
HYBRID RAINBOW

pillowsのライブに行くのはハッピービバーグのツアー以来で、今回のThank you MYtwilight 。は文句なしであったので、何が何でも行かせて貰うと豪語し、
参戦した。ピロウズのライブは開演前はPAも前の方に出し、ガンガンにサワヲが好きそうなロックミュージックを流してまさにディスコ状態にしているが、会場に入るとリハをやっているのか?と錯覚してしまうように演奏が始まっていた。それはOPENINGACTがあったのである。HERMITというサワヲ主催のデリシャスレーベル所属バンドらしく、それらしい音を奏でていたが、バンドメンバーを紹介しており、BASS&DRUMは元ジェリーグース<福岡出身>であった。演奏も終わり、会場を見渡すと祝日ということもあって大入りであったが、嬉しいのは男のファンが多かったってこと。これは昔っからピロウズは絶対男に見て欲しいライブバンドであると思っていたので、嬉しくて仕方なかった。いつものサロンミュージックの音に乗せてメンバーが登場したが、サワヲがもう客を煽りながらステージのモニターアンプに登ったり、ロードウォリアーズばりに服を引き裂いているのかと錯覚するほどパワーポーズを見せ付けている。なにやら19泊2○日中らしい。ライブツアーモード全開。今回の天候<雨>にバッチシのニューアルバムの1曲目からどんどん飛ばしていく。3曲目にはシングル曲も登場し、会場はのっけから凄い盛り上がり。それも思わず頷いてしまうほど、判っている客である。なぜなら90年代の特にイエモンやスピッツのライブでよく見かけたGLAY並の特徴のない両手を挙げてどうのこうのではなく、男女問わず拳が上がっているのである。B面ベストも出したばかりということもあってカップリング曲もどんどん出していく。サポートのBASSじゅんも乗り乗りでもうピロウズになっている。5曲目が終わり、サワヲが<今日はお前たちにロックを教えてやる!>と豪語したかとおもいきや、<次の曲はごめんディスコを教えてやるだった!>と笑いも誘う。またもや快進撃中のシングルも織り交ぜながら、その中でも新曲を披露したがこれが又ラブソングロックであった。どこまで解釈を加速させるつもりなんだ!とサワヲのロックはとどまる事を知らないと感心する。バラードといえるバリバリスローな曲はないものの思いっきり聞かせてくれる久々のONELIFEや俺自身も当時の時代が蘇っていく。デジタル社会の中でのアンサーソングロボットマン最高だし、地元北海道の10代の恋愛を膨らめた<白い夏〜>には長年のキャリアをも感じさせるそれでいてティーンズの抵抗心が溢れていて、今の自分にダブってくる。そしてアルバムタイトル曲を披露する前に映画の話をしていた。ツアー中DVDでよく映画を見ているらしいがその中で<ガタカ>という映画を紹介。この映画実際に見てみたが、素晴らしいくサワヲらしい体制や運命を覆していく映画で、いつも年の近い弟に負けてばっかりの兄が、努力を重ね肉体改造をするも規定にそぐわない為、事故で歩けなくなった元トップアスリートの経歴や肉体を裏ルートで借りて、
ごまかしながらも最後には宇宙へ旅立っていくが、ある日出来た弟と海で肝試しをする海の対岸に向けて2人して泳ぎだし、途中で引き返したほうが負けというルール。その勝負に一度だけ主人公の兄が勝ってしまうシーンを、サワヲは痛く感動したらしく、そのシーンに出てくる台詞をピロウズにたとえてメッセージを送ってくれた。<ピロウズはいつも全力で泳いできた。引き返すことも戻るための体力を考えず全力で泳いできたんだ!そして君たちも全力で俺たちを受け止めてくれている。だから俺たちはこれからも全力で泳ぎ続ける。お前たちが聴きたい歌を歌ってやる。サンキューマイトワイライト!>鳥肌と共に歓声が会場を包んでいく。是非この曲だけでも聞いてもらいたい。その曲で終わることもなく、終盤はぶっ飛ばし続けて、それはアンコールとて変わりはなかった。30半ばのロックトリオは、まだまだ終わりを知らない。YOKINGやピーズにも参加しているDRUMシンイチロウもやっぱpillowsが最高である。彼の歌を生かしながらのドラミングはいつ見ても最高である。又なんと言ってもサワヲ。何回ジャンプしたことであろう。何回客に命令したことであろう。あのロッキンオンをも評価の仕方に腹を立て拒み続けて、今では頭を下げさせてしまうほどのロックを提示し続けるサワヲをこれからも応援していきたい。