ガーデニング基本の基
適材適所お花はこれに尽きると思います。どんなステキなお花を植えても
そのお花の性質にあった場所に植えなければ元気に育ちません。
そのお花の性質を良く知る事が上手なガーデナ−の近道です。



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水遣りは簡単なようで実は奥が深い物です。お花を育てる上で一番失敗するのは
水のやり過ぎかもしれません。季節によっても植物の種類によっても
水遣りの方法が変わってきます。
ここではいちばん簡単で最低これだけは知っていたら大丈夫
という方法だけをお話します。

鉢の水遣り 花が咲いていたら花の上から水をジャブジャブとは掛からないようにする。葉はほこりなどを洗い流す為水をかけてもいい。それから鉢のそこから水が流れ出るまで水は与える。次の水遣りは鉢の表面が乾き土の色が変わったのを確認してから水遣りをする。
鉢の種類によっても水遣りの方法は変わりますが素焼きの鉢は良く乾くので回数が増えても良いでしょう。プラ鉢は乾きにくいので水のやりすぎには一番注意が必要でしょう。

庭の水遣り ホースで水遣りをする時はシャワーで優しく花の上はなるべく避けて地面は濡れているようでも案外中まで浸透していないので水遣りは十分する。
暖かい季節は毎日でも水遣りをして構いませんが寒い季節は一週間に一回でも構いません。ただ必ず暖かい午前中に水遣りを済ませてしまいましょう。

ハンギングバスケット 空中に吊るしたバスケットは乾きやすく風の強い日は特に良く乾くので気をつけましょう。今日は風が吹いているなと思ったら次の日は必ず水遣りをしましょう。
ハンギングバスケットは毎日水遣りが基本です。

ETC 花それぞれの好みで水を多くほしがるもの乾燥気味を好むものそのくらいは把握しておくのが良いかも知れません。




肥料には基本的にチッソ、リンサン、カリの3つがあります。
この3つの割合が植物のよしあしを決めます。花の咲く植物はリンサンが一番多い
割合が良いでしょう。肥料は与えすぎると軟弱な植物に育ってしまい
結局病気にかかりやすい植物になってしまいます。

チッソ C チッソは油粕などに一番たくさん含まれていて葉の成長に効きます。でもチッソばかり与えていると花の咲かない葉ばかりの株になります。

リンサン R リンサンは花を咲かせるには必要な肥料でチッソより多く与えます。

カリ K カリはおもに根に効く肥料で休眠期に入るまえに与えると効果的です。

有機肥料 有機肥料は発酵牛糞、発酵鶏糞、などで土に優しく効きますが水で流れてしまう事もあります。

化学肥料 人工的に作られた肥料で土の中に少し混ぜて使うと徐々に溶けて長く効きます。ただ、化学肥料ばかり使っていると土が疲れてくるので時々が良いようです。

液体肥料 植木蜂に与えるのに都合がいい肥料で一週間に一度与えるのが良いでしょう。うすめる量は良く見て濃すぎないように気をつけて下さい。
薄すぎるくらいの方が失敗しないかも知れません。


薬剤は劇薬で人体に悪い影響を及ぼすということを忘れないようにしないといけません。
扱う時は必ずマスクや手袋、帽子くらいは最低限用意しましょう。
それから薬はそれぞれ害虫の種類専用の薬を使用します。薬の量や散布方法は
必ず説明書を守らないとやりすぎたり足らなかったりして大事なお花を枯らす事になります。

アブラムシ 一番良く発生する害虫で小さな緑色の体をしています。柔らかい茎などに集まり植物の汁を吸います。草花の場合は一ヶ月に一度くらい顆粒のオルトランを葉や周りの地面に振り掛けると予防になって発生を抑えてくれます。
うどん粉病 葉の表面にうどん粉の粉を振りまいたようになりほおって置くと葉が縮れてきます。湿気が多く風通しの悪い所に良く発生します。

ハダニ 葉の裏に蜘蛛の小さい害虫が密生してつき葉を白くしてしまいます。乾燥した風通しの悪い所に良く発生します。この害虫は昆虫ではないのでハダニ専用の薬で無いと効きません。
毛虫 素手ではさわらないように刺されるとすごく痛いです。5月の終わりごろ毛虫専用の薬を庭全体に散布するとかなり発生を抑える事が出来ます。
それからすみれ類を好きな毛虫もいますのでこちら顆粒のオルトランでも効きます。
ナメクジ 発生する時期は暖かくなるといつでも見かけますが特に梅雨時期は大量発生します。夜のうちに柔らかい花や葉を食べられてしまいボロボロになることがあります。周りを良く見るとキラキラした筋が幾つも見られます。ナメクジが這った後です。
専用の薬は大きな粒なので雨が降らない夜に花の周りに蒔いておきます。

黒点病 バラなどの花がかかる病気で葉に黒く丸いしみのような物が出来どんどん広がってきます。葉はポロポロと下に落ちますがそのままにしておくとその落ちた葉から感染して広がっていきます。雨の多い季節は特に被害がひどいようです。