2001年12月1日

 健康食品とは代替医療の中の一つでビタミンやハーブなど食品の機能成分などを元にして作られた機能性食品です。
医薬品ではないのでしたがって病気を治療する薬品ではありません。

 ガンになった人で何らかの健康食品を試してみた人は多いのではないでしょうか。ちまたでは「○○で私はガンが治った」などと言う文章が目に入らない日はありません。
 そしてあまりにも沢山の健康食品の種類の多さに何か飲んでみたいと思ってもどれを選んでよいのか分からない状態だと思います。もちろん自分に効く健康食品が飲みたい。これが誰しもの望みですが本当に健康食品って効くの?と疑問を持っている人がほとんどだと思います。もちろん私だって???だらけなのです。
 ●健康食品って本当に効くの?
 ●私は何を飲んだらいいの?
 ●副作用はあるの?
 ●一ヶ月の出費は高くない?
 知りたいことは沢山あるけど健康食品を買入する前にちょっと待ってください、健康食品は今は戦国時代の真っ只中にあります。毎日竹の子のように出てきて発売されている健康食品に対して厚生労働省は何の規制も無く野放し状態です。どう見ても高すぎる商品やマルチ商法まがいの商売が横行しています。
 そんな物に騙されない為にはどうすれば良いのでしょう。見分け方ってないのでしょうか。
 そこでどんな事に注意をすればいいのかインターネットで調べてみました。
下記は「無承認無許可医薬品流通防止のための医薬品の範囲基準ガイドブック」薬業時報社刊を参考にしました。
よく読んで賢い購入者になりましょう。


偽者にひっかっからない為に
1)その製品またはサービスが、他では得られない「秘密の治療」、「最新の発見」に基づくものだといっている。
2)その医療は、自称ヘルスアドバイザーによって訪問販売されていたり、各地で講演を行ったりして、宣伝販売促進されている。
3)その「奇跡」の製品は、一般誌において信仰療法家グループや宗教団体によって宣伝し、販売促進されている。
4)宣伝販促員は、その製品又はサービスによって他の人が体験した素晴しい奇跡について説明している。
5)事の真偽は別として、その製品又はサービスが、いろいろな疾病に有効であると言っている。
6)到底真実とは思えないほどのすばらしい効果が得られると約束している。
7)その製品や宣伝販促員の説明において、治癒したという人々の感謝の手紙が使用されている。
8)「奇跡」、「奇跡的」、「完治」、「成功」、「万病に効く」といった言葉が宣伝に使われている。このような言葉は科学的ではありません。
重篤な病気が、一般に通信販売などで治せるわけがありませんし、素人が自己判断できるようなそれほど重篤でない疾病を治す程度の製品は到底奇跡的などというものではないのです。

 漢方薬や健康食品は長く続けて飲まなければ効き目が現れてこないと考えている人は多いと思いますがこれは間違いです。漢方薬や健康食品であっても薬です3ヶ月も続けていれば何らかの変化があって当然、病院では処方した漢方薬が効いていないと判断したら直ぐ違う薬に変えます。
 長く続けて飲んでいるとどんな薬でも副作用耐性が出てくるのです。耐性をつけないようにするには効力の異なった健康食品を組み合わせて取る必要があります。何をどれだけ?は素人には難しいので薬剤師さんのような詳しい人に相談しながら摂るのが良いでしょう。

副作用ってあるの?
 健康食品は自然の生薬で出来ているから副作用は無いとゆう考えは間違いです。漢方薬にも副作用があることは今では広く知られています。でもほとんどの制約会社が副作用を説明書に書き込んでいません。自分で新聞とかインターネットで調べる必要があります。ある雑誌によると健康食品の中で副作用の報告が一番多いのはクロレラでした。
 クロレラで光過敏症になったという症例や湿疹、吐き気、下痢、便秘、微熱なども報告されています。
 2番目に多いのはプロポリスです。約200例アレルギー性接触性皮膚炎や肝不全、血管内凝固症候群になった女性の症例があります。それから漢方薬による副作用ですが「金鵄丸」による肝障害が11例報告されています。
 漢方薬は安全と言う先入観はあらため注意深く利用しましょう。
 その他輸入漢方薬ですが中には不純物が混入しているものがあり鉛中毒や砒素や水銀などの有毒な成分が混入している例もあり個人輸入は止めたほうが安全だと私は思います。


 健康食品は科学的に認められている物はほんの一部です。
 大部分は今後の研究結果を待たなくてはなりません。
 健康食品は免疫を上げる目的で作られたものがものがほとんどですが免疫でガンを治すことは出来ません。健康食品の目的は病気の予防、健康の増進、リラクゼーションなどです。

 健康食品を選ぶに当たって一番信頼できる方法は科学的根拠が証明されていることです。
 基礎実験のデーターがあることまたは人間を対象とした臨床研究がなされていることです。しかし実際は基礎実験レベルのデーターしかない場合がほとんどです。もっと酷い物では患者の体験談しかないものもあります。
 だが体験談が患者にとっては一番心引かれる所であり拠り所だったりするのです。心情としては理解できますが体験談には落とし穴がたくさんあります。
 たとえば「私は○○で治った」と書かれていても健康食品と同時進行で抗癌剤や放射線治療を受けていて実際はどちらが効いたのか実証できない事もあります。またフラセシーボ効果と言ってたとえその治療に効果がなかったとしてもその治療を行った事で心理的な効果をもたらす事があるそうです。
 


 最後に私自身の健康食品についての見解を述べたいと思います。
 私自身たくさんの健康食品を摂っています。正直言ってこれらでガンが治るとは思っていません。でもガンとゆうものは免疫が深く関係している病気である事実は証明されているので免疫を高める事はガンと戦う上で必要不可欠なことだと思っています。体験者の話も患者さんは嘘をついているのではありません、信じ込んでいるとゆう懸念はありますが治ったこと事態は動かせない事実です。ガンという病気は実に不思議な者で奇跡を起すことも度々あるのです。余命3ヶ月と宣告された患者さんが1年2年と生き続けている事実はゴロゴロあります。
 健康食品で生き延びてあわよくば治りたいそう思っても悪い事ではありません。どんな手段を使っても治ったものの勝ちです。ただ偽物の商品、悪徳商法にだけは注意して賢い消費者になりましょう。
 どう考えても価格の高すぎる商品、内容物が商品名以外の混ぜ物が多く肝心の物が入っていない商品、臨床試験のようなエビデンスがまったくなく患者の体験談しかない商品こんな商品には特に気をつけそして自分自身が納得のいく商品を購入しましょう。
 健康食品をあれこれ摂り続けて3年、効果はと言うと肌がとても綺麗になったことです。私は以前はニキビ肌で悩んでいました。それもかなり酷く膿がたまって赤く腫れる事もありました。それが今ではニキビもシミもほとんどありません。自分でもビックリです。それからもう一つ驚く効果が、発病から3年風邪を引いたのは一度だけで熱を出したのもその時だけでしたし3日くらいで治ってしまいました。またインフルエンザが流行して子供達が掛かってしまい良くなるまで私が世話をしていましたが移ることなく過ごしました。
 これらはやはり免疫系の健康食品を摂っている性ではと私は思っています。

参考になる健康食品のホームページです相談も受け付けてくれます。どうぞ利用して下さい。
 http://www.hi-ho.ne.jp/yasuo-tomita/top4_000.htm
 健康のお手伝い「トップドラッグ」
 http://www.ken-kou.org/
 健康食品ベストファイル
 http://www.d4.dion.ne.jp/~doi-jimu/
 健康管理士