バラを育てるのって難しい、大変って思っている人沢山いると思います。こういう私だってバラを育てるようになる
前はバラなんて好きじゃなかったんです。沢山手をかけなくては綺麗なバラは咲かないと思っていました。
ところが5年程前のオールドローズブームに乗っかってバラにはまってから生来のめんどくさがりの
性格でも育てていける簡単バラ園芸法でなんとか綺麗な花を咲かせることが出来ました。
ここでは随時季節ごとのARIさんのバラの育て方を紹介していきたいと思います。
バラっていい匂いがするんですよ、庭に出るととても幸せな気分になれます。一本から植えてみませんか?
12月〜2月 | 植木鉢の植え替えをしましょう。出来れば毎年、無理なら2年に一回。古い土はすべて捨てて新しく赤玉と腐葉土を混ぜた物に牛糞を1割ほど入れましょう。葉は摘心をします、枯れ枝を含む枝を3分の1くらいに切り詰めます。根は古い根を切り取り古い土も取り除きます。庭のバラもそれぞれ摘心をして切り詰めておきましょう。 |
3月 | 3月上旬追肥する肥料は牛糞と鶏糞。バラは肥料が大好き今年最初の肥料は3月の始めに。3月の中旬早咲きのつるバラセシルブルナーにアブラムシがつき始める。若葉が元気良く伸び始めで水を欲しがッているので水遣りを忘れないように。 |
4月 | 柔らかくて綺麗な緑色の若葉がどんどん茂り始めます。人間が見てもおいしそうと思うのですから虫たちにはご馳走でしょう。早咲きのバラにはもう小さな蕾もチラホラつき始めています。よく見るとその蕾の首辺りに小さなアブラムシがぎっしりと。。。ほおっておく事も出来ないので消毒をしましょう。アブラムシの薬とついでに黒点病の薬を混ぜて噴霧しても構いません。それも面倒な時は鉢植えだけしか持っていない人、数本しか植えていない人は園芸店でハンディーのアブラムシ用噴霧剤を売っているのでそれでも構いません。 なお水は大目にどんどん与えます。 |
5月 | 庭はバラの花でいっぱいどんどん咲いてどんどん散って行く、毎朝バケツを持って咲き終ったた薔薇を摘むのが日課になってきました。春は薔薇の花も大きくつぼみも早く開いてしまいます。とにかく忙しい水遣りはたっぷりとそれからバラの花が咲いている間は肥料は休みます。時々の液体肥料は構いません。 薔薇の花を長く保つには葉を落とさせないようにする事。2週間に一回消毒に勤しみましょう。 黒点病、うどん粉病、ハダニ、アブラムシ、の消毒はかかさずに。 強い風は大敵、せっかくの薔薇の花びらを散らしたり痛めたりゆらゆら揺れる花の首は支柱を立ててピータイでくくり付けましょう。 雨は大敵、植木蜂で移動できるバラは雨の日だけでも非難しましょう。雨にぬれたバラの花は灰色カビ菌が付いてしまうし雨は黒点病を媒介させる原因でもあります。 |
6月 | 春先に咲いた花も終わりシュートが勢いよく伸びてきています。邪魔だからと言って横に倒してしまうと成長を辞めてしまいます。でもまだ柔らかくて折れやすいので大風の時の対策の為近くにある木の枝でも支柱でもなんでもいいので伸びたシュートをくくりつけておきましょう。このシュートは来年花の咲く大切なものです。 花は返り咲きせいのあるものはどんどん蕾をつけていっています。梅雨の時期で庭植の薔薇には十分水が行き渡っていますが植木蜂は乾きやすく軒下などに置かれている鉢は忘れやすいものです。 気をつけて植木蜂の薔薇に水をやりましょう。 消毒は引き続き行ってください。6月は毛虫の季節でもあるので一度毛虫専用の薬を散布するといいでしょう。 雨の後には黒点病が出やすくうどん粉病にも要注意です。落ちてしまった薔薇の葉は箒で刷き集め捨てましょう。 そこにいつまでも置いているとそこから黒点病が発生します。 肥料はバラの花が散って薔薇が一休みしている頃軽く株本に追肥します。私は牛糞を一掴みです。 |
7月 | 元気な薔薇はシュートも良く伸び葉も茂ってきました。夏の剪定の時期です。 夏の剪定は軽く込み合った細い枝を切り風が通るようにします。そうすると虫の発生とハダニの発生を防ぐ事が出来ます。 梅雨も終ると空気の乾いた日々が続きます、そうすると葉の裏にハダニが発生しやすくなるのでハダニは水に弱く水遣りの時にホースで勢い良く葉の裏に水を掛けます。 またはハダニの薬を散布します。 水遣りは引き続き暑い日が続きよく乾くのでたっぷりと午前中にやります。素焼きの鉢の薔薇は夕方も水遣りをするといいと思います。 肥料は基本的にはしませんが薄い液肥を時々やっても良いでしょう。 |
8月 | 薔薇の葉はちゃんと残っていますか? 葉の状態で秋の薔薇は決まってしまいます。もし無残な状態になっている薔薇がありましたら少し強めに剪定をして薄い液肥を三日ごとにやって見てください。秋の薔薇の時期までにはまだ時間があるので回復しますよ。 引き続き黒点病、ハダニ、うどん粉病、毛虫、などの消毒をしましょう。 それからやってくる秋のために剪定をします。つる薔薇以外の薔薇を8月の末から9月の前半にかけて株の3分の一、軽く切りましょう。込み入った枝もすいてやり一週間に一回液肥をかけます。 秋の薔薇を夢見てせっせとお手入れしましょう。 |
9月 | 9月に入り薔薇も回復期に入ります。伸びてシュートも充実してきますがた風も次々やって来るので伸びてシュートを誘引してしっかりくくりつけておきましょう。 秋の長雨が降り続く時期です。雨にぬれるとバラの葉に黒点病が発生しやすくなります。 こまめに薬を噴霧するか雨の当たらない軒下などに置くのも一つの手です。 残念ながら黒点病が発生した葉は薬を噴霧しても回復する事はないので摘み取りゴミ箱に捨てます。 地面に落ちている葉も拾って処分しましょう。 でも薔薇はとても丈夫な植物です、葉が3分の一くらいになっても回復するし冬に剪定して植え替えをしてやれば春には花を咲かせてくれます。 諦めずに育ててください。 9月の後半には肥料を回りの土に混ぜて施します。水遣りもまだまだ暑いのでたっぷりと。 |
10月 | 薔薇が咲き始めているのでお水も栄養も引き続きおこないます。 伸びたシュートは切らないで誘引してヒモで近くの薔薇の枝にくくり付けるといいでしょう。 涼しくなり薔薇の蕾もゆっくり開きます、春よりも一回り小さな花ですが色鮮やかで形よく咲ききっても長く開いていてくれます。 かなり暖かい日もまだあるので風のある日は水遣りを忘れないように。 |
┏左上はポーチの前はき出しの窓に植えたつる薔薇セシルブルンナーです。 ┗左下はサンルーム前の中庭です。狭いけれどお日様がよく当たるうちでは良い場所です。 ↑玄関の横に植えたつる薔薇コンスタントスプレイです。 風通しがあまりよくない場所で時々ハダニが発生します。 早めに予防として噴霧するようにしています。 |
←房咲きのフロリバンダ系の薔薇ですが名前がついていなかった ので残念ながら解かりません。 ↑フロリバンダ系リビンイージーです。 写真写りが悪く本物はもっと綺麗なあんず色です。 ↓つる薔薇カクテールです。 今はかれてしまってもうない薔薇ですが育てやすく何度も返り咲きを して楽しませてくれました。 幹の中にてっぽう虫が入り手当ての甲斐なく枯れてしまいました。 |
カクテール |
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