ローリング・ココナッツというウクレレ関連のフリーペーパー(というか立派な小冊子だよな)があって、そこに「店内のウクレレさわり放題」という豪気なお店の宣伝が掲載されています。 渋谷バッキー(tel.03-3464-7792)、渋谷駅南口(モヤイ像のあるとこ)から東急プラザの右の路地を入っていって40歩、右側地下。さっそく行ってみました(2月25日夜)。
酒が目的ではないので、軽く食事などとってからお店へ。開店直後とて、お姉さんがお一人いらっしゃるのみ。入口にウッドベースが立てかけてあったので「大きなウクレレですね」と軽くジャブをかまして‥‥ウケませんでした。
黒弦のマーチンがあります。よく鳴ります。 カマカのソプラノがあります。よく鳴ります。 カマカのテナーもあります。よく鳴ります(こればっかし)。
特にマーチンが気に入りました。 他にもいろいろ置いてあって、ココナッツで作った玩具みたような小さいものも楽しかったし、キワヤのベイビーやオベーションも置いてありました。オベーションのソプラノの鳴りがてんくに君に似ているように思ったのが、たぶん「スプルースの音」なんでしょうな。それと購入予定のあるオベーションのエレキ、これが鳴らないったらありゃしない(笑)。まあギターアンプなら売るほど持ってるからいいや。ほかにも、ブーモデルみたいなロングネックのもの、どうやら桐らしき無塗装のもの、なんだかよく判らないもの、といろいろ弾き倒して幸せ。
長方形のお店の向こう側にステージがしつらえてあって、スチールギターとシンセとアンプの類がしつらえてあります。僕がにこにこしながらいろいろ弾き倒しているうちに、ミュージシャンらしきおじさんがやってきました。いや、僕の目の前のテーブルに置いてあったチューナーを手に取られて「これ、いいかい?」っておっしゃったので気づいたんですけどね(相変わらず間抜けな私)。 そしておじさんがスチールギターのチューニングを始めたので、僕のほうは少しお休み。おじさんがベースのチューニングを始めたので、もう少しお休み。おじさんがウクレレのチューニングを始めたので、もうちょっとお休み、ツキダシのチョコレートなどいただきます。 こんどはお姉さんがウクレレを弾き始めました。お客さんなのかな? プレイヤーなのかな? とにもかくにも、人さまの演奏を生で拝見するのは初めてなので、失礼にならない程度に熱心に眺める。ふむふむ。ふむふむ。 そのうちに店長さんや他のお客さんもいらっしゃいます。「お兄ちゃん、ずいぶんやってんの?」「いえ、まだ昨年の暮れからって感じで」みたいな感じでお話の輪に加わることに成功! ストロークだのピックだのハイコードだのについて、よってたかっていろいろ教えていただけました。 今日、拙サイトへの電話番号掲載許可をいただくべくお電話して快諾をいただき、ついでに「またいろいろ教えてください」と申し上げたら、「教えるというか、一緒に研究しましょう」というお言葉を店長さんからいただきました。3か月 vs. ウン十年だろうに、ありがたいことです。また伺いますのでよろしくお願いします>>バッキーさん。 #ところで、やっぱりバッキー白片氏由来なのかしらん。
さて、ハイコード習得を目指してLanaiさんの指板に音名を修正液で書き込んでみました。 失敗でしたな。ベースのときには割と有効だったようにも思えるこの手法ですが、同時に複数の音を押さえるウクレレでは、手が邪魔でせっかくの書き込みが見えません。指板表をワープロで作ってそのへんに貼っておいたほうがマシ。あと、1弦のハイポジションを1、3、5、7くらいの軸にして各々についてメジャー、マイナー、ディミニッシュの指遣いを一覧にしておく、といった感じでしょうか。
まああって邪魔なものでもないので、消さずに放置しておきましょう。とりあえずLanaiさんの愛称を「芳一さん」ということにして万事オッケー(ほんとか?)。 あと、爪ブラシと爪切バサミを買ってみました。
前ウクレレ紀には深爪と言われるくらいに短く切っていたんですけれども(爪を伸ばしていると、ピアノを弾くときに鍵盤の間に挟まって痛いんですよ)、後ウクレレ紀に入ってからは、右手指爪にはやはりある程度の長さは必要。普通の爪切りで切っていると長さの調整が難しくて、先日も折角伸びてきた親指爪を切りすぎてしまいました。それでハサミタイプの爪きりを。 爪切りは1,200円でステンレス高硬度焼き入れ。爪ブラシは400円でチタン注入ナイロンブラシ。なんか難しいぞ(笑)。
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