正直、If I Had a Million Dollarsという曲しかしらない。ただこの曲を聞くと泣きそうになる。理由は学生生活最後の2003年夏に1ヶ月カナダに語学留学に行ったとき、ホストファーザーが迎えに来てくれた時、そして最後日本へ旅立ちの日に空港へ送ってくた時に車の中でかかっていた曲だからである。このホストファーザーが結構記憶力が悪い?人で最初も最後も「この曲知ってる」と私に聞きながら熱唱していた。歌はうまかった。大きかったせいもあるだろうが、周りの日本人では聞かない外人らしい声だった。その声がよくこの歌にあっていた。
この留学は英語力こそ全く変わらずであったが、良くも悪くも人生で一番価値観の変わった1ヶ月であった。最後に車でこの曲を聴いていたとき人生で初めて感動で涙が止まらなくなった。23年間の人生で自分のピュアな部分を初めて見ることができた。この曲はそれら全てを集約してくれる大切な曲。
だからこそ、このバンドの他の曲は聞きたくもないし、どいいったバンドであるのかなど調べたくもない。大切な思い出として大切にしまっておきたい、そんな曲である。
で、曲は結局のところ普通のカントリーになるのかな。すごくキャッチーで一度聞くと忘れないメロディーかな。
追記 :
これら様々な感情は初海外ってことも影響しているのかもしれない。そして、車がぼろぼろのボルボでCDの音は大音量かつ割れまくっていたっていうのも印象に残った理由であろう。
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