Last Update:24th,Nov,'99(Wed)
音楽ホール
もはや、晩秋って言ってもいい時期になりましたねえ。
今日は自主休講休校(またかい)して、JR京都伊勢丹にある美術館に行って来ました。
今回は、「ロック50年史展に行ってきました」です。

 まあ、何がすごかったって、そのレコードジャケットの多さである。
 そりゃもう、あなた、ナンと5000枚を越えるレコジャケを展示してあるんだから。
 メジャーなのからマイナーなのから、色んなアーティストの色んなアルバムを持ってきてます。
 ジミヘン、カルチャークラブ、ピーター=ガブリエル、エリック=クラプトン、U2、USAフォーアフリカ、ビートルズ、ポリス……
 そればかりかネーナの「99 Luftbaloons(ノイン=ウント=ノインジッヒ=ルフトバロンズ)」なんてレアな(笑)モノまで発見。
 知らんヤツがほとんどだろうな。って言うか、分かるのか? このネタ。
 しかし、沢山のレコジャケを見て思う。
 はっきり言って、レコジャケって大きさ、形があらかじめ決まっている実に制約の多いアートだ。
 しかも、その主題はほとんどが、そのアーティストや作品となるレコードの雰囲気にあっていなくてはならない。
 そこで、どうしても、アーティストの顔のドアップが主なネタになるわけだが、実に多彩だ。
 人間の顔の表現がここまで多彩に表現できるというのは正直、アートの広がりの深さを見た思いだ。
 そりゃ、確かに一人一人の顔は違う。とはいえ、免許や学生証に使う証明写真みたいに写したら全然目立たないわけだ。
 特に、ソロで活動している人ならすぐにネタも尽きそうだ。
 が、やはりそこはプロの世界的アーティスト。
 なかなか表現が多彩だ。
 もう感動しまくりってヤツです。
 しかし、まだ、5〜60'sはまだ大人しかった。
 70'sから見事にはっちゃけている。
 特に、ハードな方々。
 デビット=ボーイや、ストーンズ、アースウィンド&ファイア、エアロスミス、ボブ=マーレイ、マイケル=ジャクソン、我が愛しのイーグルス(笑)、クイーン、ジョン=レノン……ナンというか、極彩色を駆使してるのはこの辺からだ。
 90'sに突入すると、もう何でもあり。
 実際、乳牛にチクピってネタもありましたわなあ。
 で、今回、思ったのは、「俺ってロックをまだまだ知らんなあ」ってことでした。
 そりゃあね、アソコに展示して多全てのレコードを聴くナンざぁ、はなっから無理に近いですよ。
 でも、もうちょっと知ってても良かったんじゃないかなあ、と。
 特に、7〜80's。
 知らんバンドもようさんあったで。って言うか、全然サウンドが想像できないアーティストもいたし。
 もっと沢山のサウンドを聞き込みたい気分になりました。
 って、まだアレに展示されなかったレコードもたくさんあるんだよなあ(爆汗)。
 さて、今回、私が選んだRand\的レコジャケ大賞は、「Imagin(single)」byジョン=レノンでした。
 真っ白の背景にクレヨンだかサインペンだかで殴り書きの自画像というなかなかふざけたジャケットがむしろ強烈だった。
 ジョン=レノンよ、やっぱ、アンタ、天才だわ。
 残念なことに、僅差で(?)破れたのは「Hotter than July」byスティービー=ワンダー
 これは、スティービーの似顔絵なんですが、いかにも「7月より暑」そうに汗をダラダラ流している絵です。
 いやぁ、すっごく暑苦しくて、ソバに寄るな!! と思わず怒鳴りつけずにいられないジャケットです(笑)。
 後、次席で「Joshua tree」byU2や、「One more song」byランディー=マイズナーもなかなかです。
 しかし、俺の選ぶのって作品として良くできてるのを選ぶ傾向にあるなあ。
 ヤッパ、本当に良いものは、中身も伴うって事ですかねえ?

あなたの夢が紡がれますように
 

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