Note…
ある精神病患者のタワゴト
最近1週間のことをば。

Last update:4th,May,'00(Thu)


 今日は家の玄関の脇にあるヒマラヤ杉の枝落とし。
 コレは例年、俺の割り当ての仕事になっている。
 それならってコトで、hansonを外に聞こえるくらいの大音量にして置いて外に出る。
 高枝切りバサミを構えて切り始める。
 なかなか今年も良く伸びてる。
 するとお母んが出てきて「もっとバッサリ行ったって」
 という。
 あんまり切りたくないんだが……。まあ、しょうがない。
 言うとおりにバッサリ行く。
 ほらやっぱり……太いのを片っ端から切るからハゲみたいに枝が出てきてしまった。
 ナンか散髪嫌いの中年のおじさんみたいでちょっといや。
 でも、ナンとか治める。
 すると携帯にメールが飛び込んできた。

「携帯買ったよー。連休は実家でのんびり」

 誰だ?
 すぐに返事を出す。
 すぐに返事がかえって来た。学部の友達だ。
 よかったよかった。
 最近不審なメールが多いから。
「男やけどメール友達なりませんか?」とか、「女の子のメルトモ欲しいなあ。パソコン処理中で暇な大学院生より」とか。
 ネカマも良いかも知れないけど、俺にそっち方面の萌え属性はないから……って言うより、ネカマはもう飽きたので(爆)取り敢えずパス。
 しかし、いかにも、って感じの文面だよな。
 とにかく、今回は友人で良かった。
 
 で、さっきNHKの「人間ドキュメント」を見てた。スタジオジブリの製作現場で働く若手原画スタッフを追っていた。
 アニメの製作現場は見たことがあるんで、別に始めてではないけど、それでも改めてすごいと思った。
 ナニがすごいか。たった7秒のシーンを一週間で仕上げるんだが、それに人生を込めているというのだ。
 例えば、春巻きをがっついて食べるシーンならどういうふうに顎を動かすだとか、目をこすって信じられないものを見るときの体のノリ出し方だとか、自分ならどうする、とか、そんなものがたくさん。
 そして、みんな産みの苦しみを思いっきり抱えているのが分かった。
 しかし……さすがはスタジオジブリ。設備がめちゃめちゃ揃いまくってる。
 理想的な環境だと言えるだろう。さすがは大手さんだよね。
 俺が以前マッドムービーを作ったアニメスタジオなんて、あんなにいい環境じゃなかったぞ。あんな環境で仕事できる絵師がすごく羨ましい。
 
 と、ここまで書き上げるのに、ナンで45分も掛かるんだろう……。
 まあ、いきなりマシンがフリーズしたからなんだけど。
 今日中に上がって良かったと言うべきか?

あなたの夢が紡がれますように。

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