私もこのランドゥーガに参加するようになってかれこれ10年になります。
ミューゼットに魅せられaccordionを手に取ったものの、暫くはスランプから出せずにいました。そんな時に第1回目に参加した後輩に誘われて2回目のセミナーから参加して今にいたっています。
その間、それまででは考えられなかった音楽活動、ロックバンドやフリージャズバンドの参加などは音楽を聴く姿勢を「柔軟」になったからだと自分では考えています。
バンドや音楽活動が行き詰まった時に開催の知らせがきた時なんかは「音楽」が出来るという喜びだけで参加したものです、その気持ちは今でも変わりません。
ロック、ジャズ、クラシックとかいう制約を敢えて取り払った、ここが大きなポイントであると思います。
普段やっている音楽を捨てて集団で違う音楽に没頭する、ここが「おかしみ」だと思います。
「互いの音」を聞き、そこに足りない要素を付け足すというレッスンは毎回、正解と いうものが出しようが無い、毎回変わるもの、「いい」 「おもしろい」 「サウンドする」 という感覚を磨いていく気がします。
江澤 克彦 (36歳)
ピアノ、アコーディオン、キーボード奏者
現在は近々自作のピアノ曲の発表に向けて練習中
また、歌伴奏として上記楽器を駆使するも半年間演奏中断
11月30日 記
ギター弾き岡本啓吾とランドゥーガについて...
『君も参加できるよ!やってみないか?』ランドゥーガのベテラン演奏家であり、尊敬しております師匠様でもあります赤田光一師匠の紹介で2年半程前からランドゥーガの演奏をはじめました。
はじめは、ただ面白い演奏と思っておりましたがランドゥーガについて深く興味をもつきっかけとなったのが『第2回ランドゥーガ秋吉国際セミナー』の出来事でございました。
セッション中、僕が5度コード(パワーコード)で刻んでますと佐藤允彦先生から『そんなにギターみたいに弾かなくていいですよ』とアドバイスをいただきました。ギターであってギターでは無い演奏、ランドゥーガギターと言いましょうか、何か適当に押させても、コードになったりギター的なフレーズが主となったりとランドゥーガでギターを演奏するのはとてもの奥の深い世界だと思いました。
その後は、床に転げ回ったり、ドラムスティックでギターを叩いたりと、実験的で中には反省点の多い部分もございまして、毎回ランドゥーガ研究会を楽しみにしております。
ランドゥーガ...言葉の様に明解ではないかもしれないけど、とっても素敵なコミュニケーションで、時には言葉以上の表現力で感動を共にすることのできる世界だと思っております。
まだまだ未熟者ではございますが、沢山の素敵が表情豊かな世界であれば....そんな空間を演奏できる表現人になれればと思っております。