落ち着いた季節になっても
また置いてきぼりをくったみたいだ
あんなに待ち望んでいた夢は
そのままで残ってしまったから
優しい風が吹いても
また乗り遅れたみたいだ
あんなに大きかった希望は
まだ何も叶っちゃいないから
眩しい光が溢れても
まだ芽は少しも開かない
無くなると思っていた憂鬱は
また少しずつふくらんだみたいだ
だから僕は土になって
だから僕は木となり
いつまでも待ち続けよう
「鳥の歌」が歌えるまで
Counter vision 5(1990.9)
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