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Pd glossary
- Pd
- リアルタイムなUG方式の音楽環境。
- UG
- ユニットジェネレータ方式。オシレータやフィルタなどユニットをパッチコードでパッチする方式。Music IIIで初めて実現。
- フリーソフトウェア(非GPL)
- 自由志向の作者/コミュニティにより作られたソフトウェア。その思想の性質上、そのソフトウェア/作者を中心にコミュニティを形成することが多く見られます。フリーソフトウェアという呼び名は無料のソフトを指すことばであるという解釈を生じやすいため、現在はオープンソースソフトウェアと呼ばれるようになってきているようです。この意味ではGPLによって配布されるソフトウェアはフリーソフトウェアではありません。
- GPL(GNUのいうフリーソフトウェア)
- GNUによるライセンス、またはそれに従って配布されるソフトウェア。GPLのソフトウェアを配布する際には、部分として配布される他のソフトウェアにもGPLが自動的に適用されます。GPLは著作権法を根拠としています。
- リアルタイム処理
- アクションゲームなどのように、ユーザからの入力や状態変化の度に処理をする方式。他にバッチ処理、トランザクション処理があります。音楽ソフトでそれらの例をあげるなら、Csound(バッチ処理)、CLM(Common
LISP Music、バッチ/トランザクション処理)など。
- パッチ
- Pdでの書類単位。由来は古いアナログシンセのパッチコードによる接続。この意味ではキャンバスとも言います。
- パッチする。(動詞)ユニットをパッチコードで接続すること。
- atom
- アトム。それ以上分割することができないと仮定されたもの。LISPではatomやリストがリストを構成します。
- LISP
- LISt Proccessorの略。
リスト構造のデータを扱うのに優れたプログラミング言語で、コードとデータの区別がなく、メタな記述を可能とし、ソフトウェアの生産効率が優れています。しかし、LISPで処理できるデータは、LISPの世界の表現である必要があります。現在、LISPは大まかにCommon
LISPとSchemeの二つに分かれています。
- 標準出力(stdout)
- OS側で設定した出力先の一つ。プリンタに出力したり、ファイルに出力したり、他のプログラムに出力(パイプ処理)したりできます。ほかに標準エラー出力(stderr)、標準入力(stdin)があります。Pdを使っているときは、Pdの呼び出しもとのシェルのウィンドウに表示されるでしょう。より深く理解するためには、ストリームの考え方を学んでください。
- オシレータ
- 発振器。
- D/Aコンバータ
- Digital Analog Converter。デジタルデータを電圧の変化に変換します。Pdでのdac~オブジェクトは仮想的なものです。
- キャンバス
- Pdの書類単位。この意味ではパッチとも言います。
- Pdのパッチの構成要素の一つ。キャンバスオブジェクト。
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