Last Updated Oct.4'98
25周年だって、
人から言われて気づいたんだけどさ。
"Special Thanks"ってクレジットがあるけど、本当は"Special
Sorry"で
名前を上げなきゃいけない人がたくさんいる。
このアルバムは、ほとんどクリックとドラムだけでベーシックを録音しているという、珍しい方法がとられている。
1.Jaco Pastorius Medley
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俺はジャコが好きだし、ジャコに捧げてオープニングにしたかった。この曲もホントはもっと長くしたかったんだけど、時間の関係で結局あんなに短くしたんだよ。
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ポンタはジャコが死ぬ3日前まで一緒にいたそう。
2.I Want You Back
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このアルバムの構図で最初に浮かんできたのが沢田さんのTime
is on My SideとNOKKOのこれだったんだ。オリジナルと同じキーで歌うってNOKKO恐るべしだよ。
3.Travelling
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この曲は、今回のレコーディングで最初に取った曲。ワンテイク。CHARは珍しくレスポールを弾いている。
4.I've Got You Under My Skin
5.青い山脈
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アッコちゃんはわりと音が軽いから重厚なピアノで弾いてもらって、山下さんの音は重いから、わりと軽めの音にしたんだ。
6.Oh! Darling
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陽水とはビートルズをやりたくて、「Oh!Daringはどう?」ってきいたら、いやらしい感じで「いいかもしれない」とかいってさあ。
7.Jane Birkin Medley/Yesterday Yes A Day~Les Dessous
Chics~Di Doo Dah
8.津軽〜南部俵積み唄
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このレコーディングの時、実は俺、京都で倒れちゃって、竹山さんに一人で録っておいてもらえませんかって頼んで、俺は後からその音を編集したんだけど、そうしたらあの人、一人で8分ぐらい延々と弾いているわけ。・・・8分間、山あり過ぎ谷あり過ぎみたいな感じで、編集も大変だったね。「南部俵積み歌」は、歌が打楽器を聴いてポップス寄りになるのがイヤだったから、香西さんには本当の民謡の地でうたってもらって、歌入れのあとに打楽器をかぶせたんだ。
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ASA-CHANGは、この曲をナント、ポンタの「仮うた」とクリックのみで録音したらしい。
9.It Might As Well Stay Monday From Now On
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赤い鳥のレコーディングで初めてロサンゼルスに行って、初めてあの空の色を見て、これがカリフォルニアの青い空か、これが”ブルー”っていうんだな。へえ〜って思ったのが第一印象で、そこからジーパンにはまって、レイバンのサングラス、ダンガリーのシャツって始まるんだ。
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山本潤子はもちろん元赤い鳥、ハイファイセット。村上奈美は愛娘。
10.Time Is On My Side
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佐山はマッコイ・タイナー、バカボンはジミー・ギャリソンで、俺はチコ・ハミルトン。そこになぜか遊びに来たアラン・ホールズワースがいるみたいな。
11.We Can Talk
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この曲もドラムは先に録ってあって、最初それに合わせて録ったんだけど、コンソールで聴いてる途中で、「ああ、もう一緒にやる!」っていってセーノで録りなおしたんだ。あんまりいい音なんでね。
12.Left Alone
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最初、俺はプロデューサー席で4人の演奏を聴いたんだけど、いいなぁと思って、「これはドラム入れねえや、4人で演って!」っていったんだ。
13.ヨイトマケの唄
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渋谷のON AIR WESTでやったPONTA BOXのライブに泉谷が来てくれた時、この曲をやったんだけど、バックの3人とも泣いてしまったんだ。うちのすぐ裏が三輪(明宏)さんの家でね。この曲の録音ができてすぐ、三輪さんの家のポストにテープと一緒に「こういうことをしてしまいました、スイマセン、お許し下さい」って手紙を入れたんだ。
14.Mambo No.5
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中島啓江は、イタリアの淫売宿の女将が、ふと「なぜ誰も私に声をかけてくれないんだろう」って気づいて淋しい思いに落ち込んでいるときに、偶然声がかかって、もう久しぶりにやりまくって歓喜してるっていう様を、ものの見事に演じてくれた。
15.The White Room〜Sunshine of Your Love〜Knockin'
On Heaven's Door
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最初はスケジュールが忙しくて、どうかなあって言ってたんだけど、いざやると決まったら、ものすごくノッてくれてね。アイツも「やっぱ、弘の方がいいや」なんて言わなきゃ、いいヤツなのに・・・・・(笑)*Welcome
to My Rhythmにこの桑田のセリフがはいっている。
16.Welcome to My Rhyth~嵐を呼ぶ男
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YOSHIKIは、例のHideの一件があって来てもらえず、山木秀夫も都合がつかず、タカ(沼澤尚)にしたって口太鼓しかやってない。
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神保彰は普通の1/4ぐらいの時間で完璧にあげたもんね。あれは見事でした。大拍手もの。すっごいデッカイ花束もってきてくれるしさあ。照れくさくて「お前は芸能人か」とか言っちゃったけど。
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この曲のオープニングはPONTA。左右のチャンネルに別々のスネアによるロールが一糸乱れずオーバーダヴされている。
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基本形のリズムは、ポンタと仙波清彦、れいち、青山純、テツモトケンジ(仙波の弟子)でやっている。
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ソロ・パート1
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ゲストのトップは菅沼孝三。「孝三さ〜ん」「シンプルにね」というかけ声がかかる。
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続いて森高千里。フィルの時にキックを4拍で踏んでいる。かわいい。
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東原力哉はトニーウィリアムスフリークの面目躍如。「またやってる〜」のヤジが飛ぶ。
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前半のトリはLuna Seaの真矢。非常にシンプルかつかっこいい。
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このあと、大量のドラマーによるすさまじいユニゾンと乱打が入る。
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ソロ・パート2は5/8拍子が6小節でひとまわりというクレイジーな展開。
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トップは村石雅行。前半はナント、5/8拍子×6を15/8拍子×2ととらえているらしい。
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続いて森山威男。ブラシによる演奏。
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次はおなじみ神保彰。非常にタイト。後半1小節飛び出してしまっているそうです。
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ジャズ界の重鎮、日野元彦は渋い。
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パート2のトリは出ました、仙波師匠。ドラムセットならず太鼓セットを使用。小節の枠を飛び越えた完全なポリリズム。「仙波さん、勘定できなーい」というヤジが入るのもごもっとも。後半2小節は6連の7つ割4フレーズになっていて、それが5/8拍子の最後の8分音符から始まっているという・・・・。
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最後はポンタ氏と仙波師匠の掛け合い。ドパラドダチダチとかダチダチドパラドという定番フレーズである。
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ほんとの最後はお約束!
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to My Life"