学生の時に、出口汪先生の授業を受けました。
国語の成績は全く良くなくて、、、
その時に出口汪先生の授業を受けてから、
国語の成績が格段に上がったのを覚えています。
中でも覚えているのは、
私は問題の本文を読まないで回答する癖があり、
そのため、いつも×をつけられていたのですが、
出口先生の授業を受け、
答えは本文に書いてあるというのを強く教わり、
そこで本文をきちんと読むようになり、成績も向上しました。
あれから、数年、
出口先生は数々の出版、講演、対談をされていて、
先生が、まさかのマンガを出版したので、読んだり。
マンガでやさしくわかる論理思考
「人間だけが、「今日は暑い」「寒い」と
言葉によって世界を整理する。その言語が論理語。
犬や猫はそれを認識できない。」
そこから、論理について、
マンガによるストーリーを題材に説明する本です。
論理とは。
「人と人とはお互いにそう簡単には分かり合えないのだ、
という他者意識を前提として、
それでも何とかお互いが分かり合えるように、
大切なことがしっかりと相手に伝わるように、
といった人類共通の願い。」
論理語がなければ、他人と共通意識を持てません。
自分で論理を組み立てて相手に投げても、
うまく共通意識をもてないと思います。
他者意識を考え、そのために
いかに論理を組み立てるか、それが大事です。
そういったものは、
普段の会話の中でだったり、
ココにあるような文章を作ったりすることで、養われます。
そうそう、
国語、現代文にも論理的思考能力が必要、
数学だけじゃないというのは、
ずっと前に出口先生が仰っていた気がします。
林修先生の出身も、実は理系。
私も学生時代は理系、数学科でした。
社会人になってから、
もしかしたら少し衰えてしまったかもしれない、
この力を、再度蘇らせたい、そんな想いで一杯になりました。
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最強!の記憶術
学生時代、闇雲に勉強してしまい、
記憶についても、一夜漬けとか、策も無くただただ読むだけに。。。
今は、脳の構造も少しずつ解明されてきていて、
どういう方法で記憶、知識を増やしていけばいいか、
その方法が書かれています。
出口先生と生徒の会話、講義で、
その中で記憶術のポイントがまとめられています。
人間は、忘れるということが前提にあって、
脳の中、側頭葉の中に、いかに入れ込んでいくか。
勉強だと、予習、講義、復習、
覚えたいことをどのようにして繰り返していくか。
とてもわかりやすく書いてあります。
学生時代、この本に出逢っていれば、
もしかしたら、自分の人生も大きく変わっていたかも。。。
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頭がよくなる! 大人の論理力ドリル
日本の名作、文学の中からピックアップして、
それを題材に国語、論理力の問題を出題して、
読者の論理力を上げるというものです。
その名作は、
芥川龍之介『蜜柑』
葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』
太宰治『魚服記』
夏目漱石『夢十夜』
出口先生が、この名作の読み方も解説してくれます。
私は、これら評価されている文学が
なぜ評価されているのかがわかりませんでしたが、
先生の問題と解説を読むことで、
これらの名作の良さがわかりました。
中には衝撃的なものもありました。
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知的な伝え方
そもそも本を多く読んだら頭がよくなるって
誰が言い出したんだろう。
「頭がいい人」の定義って、知識が豊富な人?
本を読む量が多ければ頭は良いの?
自分の中でも曖昧な定義の「頭のいい人」、
でも、なんとなくそんな風に見える人は、
大体、話が上手な人だよなぁとも思いました。
そういえばと思い、
以前読んだ、現代文の先生の
出口汪先生の本を想い出しました。
誰にでも伝わる話ができるためには、
勿論、伝えるための知識も多く必要、
そういった意味で多読は必要かも。
でも、それだけじゃなく、知識を
いかにして披露するかも大事です。
「物事の筋道を理解して、
それをきちんと説明するための力」
=
「論理力」
相手の立場に立って
相手に合わせた筋道を立てること、
他者意識、その意識が高い人、
そういった人が「頭のいい人」、
知的だと思います。
関連日記
・「出口汪の「最強!」の論理的に考える技術」
・「出口汪の「最強! 」の書く技術」