北國新聞の時鐘 -HOKKOKU JISYOH-
石川県は小松には北國新聞があります。
エアポート小松に泊まった際に
無料配布されていたので読んでみると...
誰が書いているんだろう、
「時鐘」というコラムに辛口コメントが。。。
「
朗報だが、世界遺産で騒いだ直後に
格下みたいな日本遺産認定とは、
気の利かないお役所仕事か。
大阪の古墳群登録で、
わが国では23件目の世界遺産と報じられ、
「ありがたみが薄れてしまう」
という声がせり出した。
日本遺産は、その比ではない。今回で
認定83件を数え、100件を目指す、とあった。
たたき売りの「持ってけ、ドロボー」の
掛け声が聞こえてきそうな大盤振る舞いだろう。
文化庁の仕事だが、目的は
「観光資源として積極的に活用」。
ヘンではないか。文化財の魅力を高める
「遺産認定」は、観光客以上に地域住民のために
生かすのが筋だろう。観光客より先に、
住民向けのガイドを育てないと、
誰のための「遺産」なのか
怪しくなってくる。
古い建物や街並みから、
ご老公と助さん、格さんが急に飛び出し、
「控えい!」と遺産なる
紋所の印籠を掲げる。住民は
慌ててひれ伏すが、一行が去った後、
遺産を「何と心得るか」値打ちが
呑み込めないままでは、一件落着には程遠い。
観光ブームはいっときで、
後は静けさと閑古鳥。
そんな「遺産」の話も耳にする。
大変なのは、これからである。
」
「格下」って! 世界遺産と比較して日本遺産を「格下」って!
確かにそうかもだけど、色々パンチの利いた文章。
もし有名人がSNSでこれを言ったら
下手したら炎上してしまうレベルだと思います。
たまたま行った時の北國新聞の時鐘が
こんな感じでしたが、いつもこんな感じなのか、
というか筆者は誰?って感じで、
次回も新聞をGETできたら読んでみたいとも思います。
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