章のまとめ
『調』とは、『その曲のメインに使われているスケール』を表したもの。
『メジャースケール』をメインに使う曲の調を『メジャー調=長調』と呼ぶ。
『マイナースケール』をメインに使う曲の調を『マイナー調=短調』と呼ぶ。
『ダイアトニック・コード』とは、『スケールを構成する7つの音を根音とする7つのコード』であり、『各コードの構成音が、スケールの構成音と一致する』ものを指す。
スケールの構成音を『T、U、V、W、X、Y、Z』とした場合、『メジャー調におけるダイアトニック・コード』は『T、Um、Vm、W、X、Ym、Zm-5』になり、『マイナー調におけるダイアトニック・コード』は『Tm、Um-5、V、Wm、Xm、Y、Z』になる。
調とダイアトニック・コードについて、しっかり理解出来たでしょうか?
文中にも書きましたが、ダイアトニック・コードは曲中に使用されるコードの大半を占めます。
これを覚えているのといないのでは、コードを採る手間に大きく差が出るでしょう。
もしもコードが採れないという人にとっては、大きな助けになってくれるはずです。
次章では、調やダイアトニック・コードを実際にどのように使うのか、を説明します。
1.3.曲のコードはこうやって採っていこう