長野の教研集会
11月10日〜11日、 長野の教研集会が諏訪で持たれました。理科の分科会には両日とも、30人ほどの参加者があり、リポートは小学校から6編、中学校から5編、高校から6編で、みなさんそれぞれモノを持って来て、実験をしながら報告するというタイプの楽しい学習会でした。
写真は、ペルチエ素子でモーターを回す実験(デジカメなのでプロペラが止まっています)、メダカに景色や水流の変化で刺激を与えてその反応を見る実験(よく見るとメダカが見えます。容器の外で黒白のストライプの「景色」を回します)です。 長野の教研には、かれこれ30年もおつきあいしていますが、初めの頃は、もう少し理屈っぽい研究会でした。私は毎回なにがしかのモノを持って参加してきましたが、今回はみなさんにファラデー・モーターを作ってもらいました。
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栃木理科教育研究会 |
栃木理科教育研究会
10月7日午後、大村吉郎さんと一緒に、<栃木理科教育研究会>へ参加して、楽しみ広場で<磁石で遊ぼう>という実験をデモってきました。234人の参加だったそうで、にぎやかな会でした。昨年に続いて2度目の参加で、会場は宇都宮でした。
午前中に、近くの<栃木県子ども総合科学館>で実験を楽しみました。ここには実験装置が300種類もあると云われ、半分もみられませんでしたが、参考になるものが、結構ありました。
電波管理局から依頼があって、ここを会場として、子どもたちに<コヒーラー検波器>を作らせたのは、もう10年も前のことだったと思います。
科学の祭典で
6月9〜10の両日、
科学の祭典で、 ファラデー・モーターを作らせました。
釘につけた円筒形のネオジム磁石を、
単3の乾電池に吊して、 アルミホイルで回路を閉じて回すという、 従来 の形のものす。 これを個人に作らせました。 みんな大喜びでした。
これとは別に、 フェライト磁石をケースから取り出してアルミホイルで包み(中央の写真 下の4個の磁石)、ビニ ル・パイプで2個の乾電池を直列にして使用する形のものです。乾電池を2個にするのは、フェライト磁石が弱い からですが、こうすると、回路の一部が発熱することがあって、手袋をして実験することもあります。これを、班別 にやらせる予定でしたが、
やりませんでした。 小学校の低学年・中学年の子どもの参加が多くて、無理と思われ たからです。 少数の参加者には、 材料を持ち帰ってもらいました。
イントロの一部として、2個のネオジム磁石で糸を挟み、 2本の指で糸を縒って磁石を回す(縦型ブンブンごま)と 、 コイルに電流が流れて発光ダイオードが灯く、 という実験をやらせたのですが、 多くの子どもは、 うまく糸が 縒(ヨジ)れません。 こんなことで時間がとられてしまうのです。子どものことを知らないと、何事も始まらないことを、
改めて知らされました。
YPCの例会報告の 3月号にリードスイッチごま 4月号に回転磁界 の記事があります。
安房塾に参加
07年度の安房塾が、例年のように12月28〜29日に館山で持たれました。参加者は27人でした。
多彩な報告と、「仰山」の清酒で、一年を凝縮させたような両日でした。
石井は、LEDの研究報告と、同調ごまの実験工作、を行いました。そして、少々くたびれました。
07年度冬の群民研
冬の群民研が上牧の辰巳館で、23〜24日に持たれました。写真は全体会の様子です。
理科分科会の講座では、石井が<電磁気概論>を行いました。実験なしの(水上は雪だというので、今回は電車で行ったのです)3時間でしたが、未完で、1月例会で続きをやろうと、思っています。今度は実験も含めて。
11/24(土) 山小屋で11月の例会
11/24(土) 山小屋で11月の例会を持ちました。
参加者は左から、樋口、石橋、野口、かせ田、福田、黒田の諸氏、写真にはのりませんでしたが、久保、カズミッチの両氏も。
写真は<ラグビー型磁石の回転>。黒田さんの提案で<風車によるLEDの点灯>の工作、<簡単花火>の実演、などなど多彩でした。
07年9月例会
29日(土)に、例会を山小屋で持ちました。
写真は田部井さんが提案した<折り紙のドミノ倒し>にトライしている石橋さんと野口さんです。
その他、いろいろな実験工作を楽しみました。
また、黒田さんが、長い間の実験の成果を、夏休みにまとめた労作のCDを提供しました。これについては
項を改めて記述します。
この第二ラウンドを藤原のペンションPALで持ちました。動画は<宇宙ゴマ>で、撮影はここのオーナー
の久保さんです。
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ルビー作成中の山本さん 安房で |
ある日の例会。この日は、千葉から大村吉郎さん(子供の右)に来てもらって、実験を見せてもらいました。
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アルミホイルで包む 電池は直列 |
磁石色々 |
フェライト磁石の |
安房で学習会
12/15(土) YPC12月例会
この月の例会は、毎年、外神田の中村工業KKで持たれることになっています。
盛会で、参加者は30人を遙かに超えていました。
石井は電磁誘導の実験をみてもらいました。例のブンブンごまによる発電です。
冊子はアインシュタインが日本で講演したときのものだそうです。
石原純氏の家系に当たる方が持ってきたものです。
詳しくは、YPCの例会報告に。
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ラグビー型磁石を回す |
例会の様子 |
山梨高教組教研
11月17日(土)、山梨高教組の教研集会に参加しました。
ドッグフーズの鶏頭水煮を教材に使ったり、時間を調節できるホッカイロを作ったり、色々と工夫を紹介し合いました。
私の実験紹介は<光の色とエネルギー>、実験工作は <コイルのブンブンごま> をみんなで作って、電磁誘導の実験を楽しみました。
おみやげに、山梨特産の水晶を貰ったので、圧電の実験をしたところ、具合が良かったので、来年はこの実験を楽しむ予定です。
4月29日(日)、30日(月)の両日、
安房で学習会がありました。
石井は3段アンプの実験をしましたが、
山本喜一さんは高温でアルミニウムから
ルビーを作る実験を見せてくれました。
この実験は3月の赤城の例会でも、
見せてもらったものです。
高温で強い光が出るので、サングラス
をかけています。
試料を煉瓦の上で熱していますが、
山本さんは煉瓦を融かして、
原爆のエネルギーのすごさを教えたい
というのが、この実験の一つの狙い
だそうです。
理科の学習指導では、平和に結びつける、
このような視点を忘れたくないものです。
手前に黄色く見えているのはブラックライトです。
赤城山の南麓にある群馬理科サークルの山小屋、
左手の1号棟は、廃校の材料をもらってきて、自分たちで建てたもの。
右手の2号棟は石井棟。
月例の学習会はここで持たれている。
群馬理科サークルの山小屋
10月学習会
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(その1) モーターの原理。
低周波発振器で磁石ごまを回す。写真は石井。 |
(その2) ヂメチルグリオキシムで
蛇紋岩中のニッケルを検出。 |
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06年長野教研(その1 |
06年長野教研(その3) |
11月の11〜12の両日、上田市で、長野県の教研がもたれました。
長野の教研には30年もの間、共同研究者として参加させてもらっていますが、
この会の素晴らしいところは、県教組、高教組、私教連、市立高教組、信大職組、
長野大職組、県短大職組、の教職員が、一堂に会して教育について語れるということです。
写真は理科教育分科会の模様です。
06年11月例会
福田利明さん(左)とその作品
リードスイッチを使わないリードスイッチ・モーター
06年長野教研
11月10日(金)に、平成18年度 石川県高等学校文化連盟理科部 「秋の実験・実習セミナー」 が
金沢で持たれ、県下の理科部会の生徒さんたちに、3段アンプの実験を楽しんでもらいました。
”とても楽しかった。電気と聞いて、難しいイメージがあったけれど、興味深い実験ばかりで、ぜひ部活や、
授業でもやってみたいと思った。学校に戻ったら、どうしてそうなるかなど調べれば、おもしろいと思う。
いろいろと分かったことが増えてうれしかった” など、感想を書いてくれました。
群馬民間教育研究団体(群民研)連絡協議会では、毎年、冬と夏の2回、研究集会を上牧温泉の
辰巳館で持ちます。
今冬の集会は、23〜24の両日に持たれましたが、辰巳館に収容できないほどの参加者で賑わいました。
写真の左は全体集会、右は理科分科会です
群民研
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06年冬の群民研全体会 |
06年冬の群民研理科分科会 |
今回の例会は、新年会を兼ねて、2月3・4の両日、藤原のペンションPALで行いました。
黒田さんの磁性、福田さんの「リードスイッチ」モーター、宇敷さんのテトウムシ、
石井の作用反作用ごまと高圧装置などなど、盛りだくさんでした。
3日の夜には、樋口さんの卒業生たちがカマクラを作ったり、4日には、
みんなで宝台樹スキー場で滑ったりして楽しみました。
千葉からは大村さんも参加しました。
1・2月例会
カマクラを作って
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YCP3月例会 |
実験の準備中_ |
松戸矢切高校の越市太郎さんに紹介されて、横浜物理サークル(YPC)の3月例会へ行ってきました。
物理の教員が30人も集まるのには驚きました。リードスイッチ・モーターの実験を簡単にしてきました。
横浜物理サークル(YPC)の3月例会