あかりをつける その8 E-154 No208 2012年8月30日(木)
3段アンプの入力側に、細い導線の多数巻きコイル1を入れ、出力側に、やや太めの導線の少数巻きのコイル2を入れます。二つのコイルを並べて立て、その間で磁石ごまを回してみると、回転が加速するのが、出力側につないだスピーカーの音で判断できます。
写真ではLEDがついていませんが、スピーカーの代わりに、あるいは、スピーカーにに並列に、入れると点滅します。
原理的には、スピーカー1で発電した電圧がアンプで増幅されてスピーカー2の電流となり、これがスピーカー1とのトランス作用で増幅されて、このはたらきがポジチブにフィードバックされるという訳です。
ただし、この装置で増幅作用がなかったら、どちらかのコイルの向きを変えます。
ネガチブ・フィードバック(負帰還回路)という言葉はよく聞きますが、この装置は、一種のポジチブ・フィードバック(正帰還回路)、つまり<ますますよくなる回路>です。
上記のコイルの表現が曖昧でしたが、写真を見て判断してください。
加速器の右手に見えている11円は、銅とアルミニウムによるバイアス電圧装置です。