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掲示板 | 石井信也 |
リードスイッチの共振現象 石井さんの発表
前回の例会で報告されたリードスイッチを含む回路で起きる奇妙な発振の再現と原因究明に挑んだ。
まずは復習から。リードスイッチを鉄心入りコイルに直列に入れる。PETの板バネでつるした磁石をその近くにかざす。うまく位置を選ぶと磁石の振り子運動が増幅される。正帰還がかかっているのだ。
しかし、今回発見された発振現象は、下の写真のように磁石をしっかり固定して、動かないようにしてもちゃんと発生し持続する。しかもその振動数はスピーカーにつないで音で確認すると1000〜2000Hzは出ていそうだ。おそらく磁石が振動しているのではない。リードスイッチ自身のリード部分のチャタリングとそこを通る電流が磁界から受ける力の作用がうまくカップルして振動が持続するのではないだろうか。リード部分を顕微鏡で拡大しつつハイスピード撮影することはできないものだろうか。
ストロー発電棒 石井さんの発表
ストローで作った実に発電棒。ストロー部分を抜き差しするようにスライドすると、ティッシュペーパーとの摩擦で静電気を生じ、アルミホイルで捕集されてゼムクリップ電極の先端に集まる(写真左)。さらに高圧コンデンサー470pFをとりつけると(写真右)、約400回の摩擦でピリッと電撃を感じる程度に充電することができる。ドライヤーをあててよく乾燥させておくと効果的だ。