YPC(その24) E-114 No233 回転磁界(その2) 2010年9月9日(木)
YPC(24回) 神奈川学園 2010年2月21日(日)
回転磁界(その2)
(1)回転磁界の実験の続き
1
従来の回転磁界を100円ショップのアルミ線でつくる.
鉛筆サック,色々なプラ球を回す.
2 偏向コイルを使用(略)
3
大型コイルに低圧で交流を流し,鉛筆サックを回す.
鉄棒を添えて/Uボルトで/鉄芯に巻いたコイル/銅板/ただのコイル
4 ローターを変えて
大型プラ球にスチールウールを/スチールウールの小球をそのまま/
串刺しスチールボール/ニ−ドル・マグネット(針磁石)式
5
大型コイルに低圧で交流を流して,3,4, を再実験,針金でも回る.
そして何もいらなくなった.
(そして誰もいなくなった.And Then
There Were None. アガサ・クリスティ)
(2)位相の変化
交流回路では,電流の位相は電圧の位相に対して,
Rでは変わらない.
Cでは90度早まる.
Lでは90度遅れる.
交流の磁場に置かれた鉄棒,コイル,金属板などに誘導される電流は
Lと同じで遅れる.
(3)回転磁界の解説図.
(4)隈取りモーター(隈取磁極型誘導電動機)
shaded
pole:かげになった,ほんのわずかな,(歌舞伎の)隈取り化粧.
隈取りモーターを回す.
モデル1 隈取りモーターのステイター.
モデル2 U型ボルト.
モデル3 U型鉄芯.
隈取りモーターの特徴
交番磁界では回転しない/始動トルクをつける/逆回転しない/
鉄芯が励磁されて隈取りコイルが変圧作用する(電流で温度上昇)/
回転数は周波数に比例し,極数に逆比例する.
何が,どうなっているのか,わからない!
(5)発展
スチールウールのこまを回す/大型の缶を回す/ゼムクリップを回す/
今属のものなら何でも回す(略)