リーごまPart3 その7 E-106 No181
2009年12月17日(木)
1 No180 の蛇足の4に,木用ネジの頭に,小型で円筒形のネオジム磁石を横向きにつければ,リードスイッチ用のローターになり,縦向きにつければ,
ファラデーモーター用のローターになることを述べました. 写真5のようなローターです.いずれも, 釘にスパンコールを刺してあります.
2 その他のローターを写真1に写しました.
3 写真2の右側のものは, 板状のゴム状磁石を細長く切ったもので,待針に縦につけた場合(写真はこれ)と横につけた場合では, 慣性モメントが異なるので,回転の速さも異なります.
二つの大型ローターは同じ磁石を釘につける方向が異なる例です.(蛇足1)
4 写真3はストローの両端にネオジム磁石を填め込んだものなどを,フィルムケースにセットしたローターです.外側がNNのローターもあります.この「同極磁石」はいろいろな使い道がありそうです.
蛇足
1 写真2の左の二つのローターは四角柱の磁石で,稜(辺)の長さは a:a:b=2:2:1です.正方形の面を上下にした場合と,左右にした場合の,慣性モメントの比は
1/3M(a^2+a^2):1/3M(a^2+b^2)=(1^2+1^2):(1^2+〔1/2〕^2)=2:5/4=8:5
で,後者の方が8/5=1.6 倍回転が速いということでしょう.
2 ローターの材料などを写真4に示します.