理科実験を楽しむ会

リーごまPart2 その5   E-83   No158        0979()

 

0 交流を使う.

1 従来の装置で、こまを交流で回すことができます. スライダックで1V(殆ど0でよい)程度の交流をかけるとこまは回ります. 写真でこまが止まって写っているのは,フラッシュのせいです.

 全波整流器を使う場合にはスライダックの電圧は幾分高くします。(2V程度 写真参照)

2 スライダックがない場合にはどうすればよいでしょう.

  電源トランスの半トランスで, 高圧側に100Vをかけると, 鉄芯の近くで同調的にこまを回すことができます. 同調的にというのは, 交流の50Hz60Hzの振動磁場で, こまを共振させて回すというものです. しかし,ここでは, そうしようというのではありません.

(1)低圧側の出力は1.5V2.5Vのものを使ってみました. ここのどちらかに, 0.4mmφ, 150Tのコイルをつなぐと, ここでリードスイッチごま(モーター)を回すことができます.

(2)AC100V-DC6V の電源装置を, 可変抵抗器で電圧調整して使ってみました.同上のコイルでOKです.

100円ショップの0.1mmφのアルミ線を, そのまま使ってみました.

  使いやすくするために, コイルの半分を直角に曲げて机の上に立たせて, 鉛直部分を使用するとよいでしょう. 今後この形式を<鉛直水平コイル>或いは<直交コイル>と呼ぶことにします. 磁場は曲げにくいので, 導線(電流)を曲げた,という感じです!

 

蛇足

電圧をかけ過ぎないように注意をすることを忘れないように!

2 LEDは交流で点滅し,且つ,こまの回転で点滅します.両者が同時に起き,どちらがどう,という区別はつきません.それでもこまは回り続けます.

3 100Vを使っているので, 電撃を受けないように作業します.


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掲示板
石井信也
交流で回す 鉛直水平コイル
交流を整流して 交流を整流して2
もっぱら ものから まなぶ石井信也と赤城の仲間たち