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石井信也 |
回転磁界 石井さんの発表
千葉の石井さんは、手作りコイルで回転磁界を簡単に作る方法を披露してくれた。太い導線で、直径15cm、巻数20〜30回程度のコイルを作る。屋内配線用ケーブルを利用するとよいそうだ。これを横に立てて、スライダックで数ボルトの交流を流して使う。
ローターは鉛直に立てた真ちゅう棒に、アルミの鉛筆キャップを被せたもの。これをコイルの中に立てて、鉄棒(ボルトでよい)の先端をローターの左側に添えると、ローターは時計回りに回る(写真右)。反対側だと反時計回りだ。回転数は変えられる。
写真右はプラスチックの小球に、スチールウールを詰めてローターにしたのも。コイルの中の時計皿の上で回す。鉄棒を取り去っても、回転は続いていた。
写真左は0.6mmφの真ちゅう棒に刺したスチールウールの小球をローターにしたもの。フィルムケースに穴をあけて軸受けにし、太めのエナメル線を10回ほど巻いてステイターとしている。交流の2〜3Vで回る小形交流モーターだ。
写真右は小型の磁石を貼りつけたローター。交流の周波数に同調してコマのように回転する。蛍光灯の点滅をストロボスコープ代わりにして同期を確認した。