理科実験を楽しむ会
緑の紙はアース(その2) しのだけの葉(その2)
もっぱら ものから まなぶ石井信也と赤城の仲間たち 

ハミルトン・モーター(その3) E-47 No93 08410()

 

(1) ヤジロベイに放電電極をつければ、 ハミルトン・モーターになることに気づきました。

(2) 篠竹の葉で、 写真のようなヤジロベイを作りました。 電源が高圧なので、 植物の湿り気で十分電気伝導します。 葉先を折っておくことが必要です。

 篠竹の枝で作るときには、接着剤つきのアルミを枝先に貼りつけて、 放電電極とします。

 いろいろなブッシュの枝でも作ってみたいのもです。

(3) 折り紙で矢車形の羽を作り、 同上のアルミ電極を貼りつけました。 少々湿らせてから回しましょう。 手を近くに添えてアース状態を作るとよいようです。 

(4) 紙で作った場合には、 紙を十字に折った凹んだ所を軸受けとし、 金属棒(普通の針金でOK)に載せて回します。 

  或いは、 お線香の火で小穴をあけて、これを金属棒(黄銅線 20本で500円 東急ハンズ)に挿して回します。

 写真の緑色に見えている紙はアースです。 手を添えています。

 

蛇足

[1] 紙で作ったローターは回っているうちに、 だんだん回転が遅くなりました。 羽が乾いて電気伝導が悪くなったからです。

[2] ローターは紙コップを濡らして作ることができます。 プラカップは、その一部にアルミホイルを貼って電導性を持たせれば、これでも作れます。 

  要するに、電導性のあるものなら、何でもハミルトン・モーターになるということです。 

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石井信也