遊ぶ(その4) M-26
No61 07年8月30日(木)
(0) 火星人マルス。
(1) 水平な机に置いて前方から糸で引いたり、
緩やかな斜面に置いたりすると、 歩きだす<火星人マルス>という玩具があります。
(2) <つくってあそぼ>というNHKの番組で、 これに似た「装置」を作っていました。
折紙程度の薄い紙に円を描き、 これを切り取って二つに折ります。 図のように細長い扇形を切り取ります。 これを斜面に置いて揺らすと、 歩いて降りるのです。
(3) 扇形の長さや幅をいろいろに変えて、歩き方を探ってみましょう。
種々の紙で作ってみましょう。
厚紙や腰の弱い紙は具合がよくないようです。
(4) 遊んでいると、
このモデルが歩く理由が見えてきます。
[蛇足]
[1] <つくってあそぼ>は、毎週火曜日の10時30分から15分間放映される、 幼児向けの番組ですが、 参考になることがあるので、毎回見ています。
[2] <火星人マルス>については、
<おもちゃの科学@>戸田盛和著(全6巻)に次のように書かれています。
昔から斜面をカタカタと歩いて降りる動物のおもちゃがある。
数年前には、 赤い変な人が二人つながっていて、 おもりに引かれて机の上をカタカタと歩く、 いわっゆる火星人というおもちゃが流行した。 (1970年記録)
[3] 写真は100円ショップで買って来たものですが、 スムーズに動くように工夫をするのが、
また楽しいことです。火星人を少し横に揺らせたり、 おもりの糸を振動させたり、 紐の途中に輪ゴムを入れたり、 いろいろやってみましたが…。 戸田さんは, 火星人をヤジロベイにする工夫を述べています。
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