砂粒を数える | 米1合 143g |
数える(その2) C-2 No56 07年7月26日(木)
(0) モル 1
(1) 九十九里浜の砂を数えてみました。
グラフ用紙の1cm2の枠に1から100までのナンバーをふって、その上に小匙1杯の砂を撒きました。
50×1000m×200m×1000m=1×10exp16cm3
10exp16×60000=6×10exp20
1mol=6×10exp23 だから、 この個数は約1m・mol(1ミリモル)です。
(2) 次に米粒をカウントしてみました。 一掴みの米を紙の上に広げて、 楊枝の先で一度に5粒ずつ数えていき、2000粒を分け取りました。 2000粒で38.877gでした。 1kgで51500粒です。 世界の米の産額を年間 300,000,000,000kg(インターネット資料)とすると、 その数は 1.5×10exp16 粒です。
こんな調子で人類が4000年米作りを続けた(!?)としても、
米粒は、 1.5×10exp16×4000=6×10exp19 やっと、0.1m・mol個です。
[蛇足]
[1] 10exp23 は10の23乗という意味です。
[2] ここでは、 モルを 6×10exp23 という数の単位として使用しました。 12をダースというように。
[3] 1匹のメスの鱈の産卵は数は 数10万〜数100万個(インターネット資料)だといわれます。 いつか、 その鱈の卵を数えたことがありましたが、記録を紛失しました。
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