3段アンプ(その4) M-3 2006年9月28日(木)
(1) 閉じたコイルの近くで磁石を動かすと、電磁誘導でコイルに電流が流れます。
コイルに検流計をつないで、その針を振れさせることは容易ですが、ここでは、
LEDを光らせたり、ブザーを鳴らせたりしてみましょう。
(2) 磁石の運動の変化が速いほど、コイルには強い電流が流れます。
そこで、両端がNSの磁石の中央をたこ糸で縛り、<磁石ブンブンごま>にして使います。
(3) 3段アンプにつないだ、十数回巻のコイルの上で磁石ブンブンごまを回してみましょう。
(4) バイアスを使って(No11参照)、コイルの巻数を減らしていきましょう。
(5) コイルの近くで<磁石ごま>を回してみましょう。
(6) 逆に、磁石の近くで、閉じたコイルを動かしても、コイルに電流が流れます。
注意
(1) 地磁気でLEDをつけることもできます(No3参照)。
(2) ネオジム磁石のブンブンごまなら数回巻のコイルでもLEDがつきます。右側のものがそれで、
左手のものはフェライト磁石のものです。
(3) 磁石ごまは、左右NSに着磁した薄い円筒形で、中央に穴があいている磁石で作ります
その型の磁石が入手困難な方にはお世話しますので、その旨を下のアドレスに連絡してください。
(4) 巻数の多いコイル(0.1mmΦの1000T程度)と、強い磁石ブンブンごまを使えば、
3段アンプなしでも、LEDを光らせることができます。
(5) 写真からもわかるように、今回使った3段アンプのトランジスターは大きさがまちまちです。
壊れたTVから取り出したものです(No10の注意(2)参照)。