理科実験を楽しむ会

リーごまPart2 その3    E-81    No156       09625()

 

1 これまで, コイルは鉄芯に巻いた電磁石を使っていましたが, 空芯でもよいということがわかりました.

  100円ショップで買った太さ1mmのアルミ線を円形に巻いたものをそのまま使うことができます. 長さが18.8m, 巻き数は36T(T:turn)です.

  このコイルを発泡スチロールの台に立て, その中を通して寝かせたリードスイッチの上でコマはよく回ります.

 スプーンは時計皿を水平にするために置いたものです.手で持てるときには,こまをこのスプーンの上で回す.

 巻き数を徐々に少なくしていって, 14Tでも回りました.

2 このアルミ線を直径60mmの円形に30回巻いたものでもOKです. 20回でもOKでした. 10回ではLEDが点灯しなかったので, これをほどいて直径を40mmに巻き直すと15回巻けました. これでOKでした.  ただし,巻き数が少ないとLEDが点灯しにくくなります.

3 そして, こまを回す場所は, 必ずしもコイルの中でなくてもよいということが分かりました. コイルの直径を小さくしたときには、このようにして回します. 

 

蛇足

1 空芯でよいということになれば, 装置の範囲はずっと広がり, その辺りにある大部分のコイルが使えるということになります.

2 コイルの巻く数を徐々に少なくして行くやりかたは, 私の常套手段です. 最低, TOK, これからトライします.  

3 巻き数だけではありません. 装置の形にもこだわります.

  全体をト音記号の形にしてみましたが, 遊び心も必要でしょう. LED4分音譜にみなしたりして…

4 これまで, この装置を<リードスイッチごま>としてきましたが, 名前が長すぎて煩わしいので, 略して<リーごま>と呼ぶことにしました."ネーミングもデザインの一部"という言葉をTVで聞いたような気がします.

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石井信也
無芯コイルで1 無芯コイル2
ト音記号的
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