この譜面は、ダンおにに慣れ始めた初級者〜上級者になりかけている中級者が楽しめるようにと考えながら作った譜面で、割と配置はオーソドックスで打ちやすいものになっています。
では、選曲についてです。
まずは選曲理由ですが、大会にネタ曲があったっていいじゃないか! という思いが強かった事もあり、ネタっぽい曲を選ぶことは前々から決めていました。
曲に譜面が負けるといって作品を一蹴するのは、名無し祭りの趣旨とは違うんじゃないかと。 ネタだから滅茶苦茶にして自滅覚悟の譜面とか作るのは、ゲームとしてどうなのかと。
たしかに、曲にインパクトがあるのだから譜面にもインパクトを持たせるべきだと言う主張は良くわかります。 曲と譜面との融合は、ダンおににおける理想であり目的だと思います。
ただ、そうではなくて、譜面の配置自体に何かしらの意味を持たせ、それを読み解き評価するのが名無し祭りの大会趣旨だと私は思っているので、ネタ曲だからと譜面もネタに走るべきだと方向性を決めるのには納得いかないし抵抗もあったので、何かしらその辺りを表現することが出来ればいいなと考えていました。
この曲を選曲した具体的理由は、ネタ曲の中でテンポが一定で分かりやすく、曲から譜面の方向性が伝えやすい曲を選曲しました。
暴走感はスピードで表し、階段などの流れで曲としてのノリの良さを表現したつもりです。
初心者にも楽しんで欲しかったので、同時押しを極力減らしてみましたが、インパクトの無さに愕然・・・。
おにぎりを増やして対応しましたが、やはり経験の薄さが露呈してしまい、見事に撃沈しました。
酷評も覚悟の上でしたが、やはり予想通りの評価でした。 想定していても 意外と凹むので、正直ビックリです。
それでも、評価はネタ曲である事に止まらず、配置や全体の流れについて書かれているものだったので、大変勉強になりました。
次回の参加があれば、今回の経験やこれからの譜面作成の経験を生かして、今回表現できなかったことを譜面に表現できるよう、精進していきたいです。
さて、それでは、譜面における作者の意図を、作品の時系列を追って順々に解説していきたいかと思います。
まずは全体の狙いとしては、『階段と歯車をメインに特定のフレーズをアレンジしていく』というものでした。
八分8つ(つまり一小節)をメインのフレーズとして、前半は同じ配置だけど後半の配置を変化させたり、全体を鏡面にしたりと譜面を変化させました。
八分がメインなのは、初級者対象のためです。 裏の音楽を聴きながら打つと、乗りやすいようになってます。
では、0:00から解説。
おにぎりはパーカッションにあわせてあります。
フリーズアローは↓←→↑と音が高くなっていきます。
上下の同時押しは雰囲気です。 締まりが良いので同時押しです。 ただ、3キー同時押しになる おにぎりは「Let's GO!」を拾ってあります。
テストプレイで大丈夫だったので、いけるのだろうという無知が生んだ悲劇でした。
次の階段と歯車は音程無視です。 階段の最後が↓になっているのは、歯車に繋げるため。 おにぎりとの同時押しは締めるため。
歌が始まると前半戦の開始。 初級者対象だと思います。 しつこいまでに八部の譜面が続きます。
4キーの階段と2キーの繰り返しを一小節にして、鏡面にしたり歯車にしたりと変化を付けています。
しばらくは そんな感じ。 途中の短いおにぎりのフリーズは「ピー」音です。 意味が分からないとか、必要ないという批判が相次ぎましたが、ピー音を『被せる』という表現の為に使いました。 他の裏の音も拾いたかったのですが、ごちゃごちゃするので。
やはり、締めの為におにぎりとの同時押しが最後にあります。
連打が始まるあたりからは、歌の音程を拾いつつ、矢印の右側に行くほど高い音になるようになってます。 雰囲気だけ。 変化を持たせないと飽きるので、連続が崩してあるので、雰囲気だけ。
途中の階段は「1・2・3・4・5・6・7・8」を表現したかったからです。 そのために、鏡面の階段も入っています。 あと、この辺はニ小節でいつのフレーズになってます。
歌が切れた後は、実は割と手抜きです。 本意としては、階段にしても良かったけれども変化の少なさを表現したかったので、2キー繰り返しがしつこく続いています。
が、手抜きと言われれば、確かに反論は出来ない配置です。
「まだまだ いくよ〜!」が境目なので、十六分7つか八分4つか悩んだ末に、八分へ。 おにぎりはパーカッションの音を拾ってあるのですが、拾い方が少し甘いので逆にノリずらかったかと反省。
この辺からは後半戦で中級者対象といった感じでしょう。 スピードが速すぎるという評価があったのですが、配置が分かりやすく十六分もそこまで難しくないので、このままでは簡単すぎると思い速くしました。
音は歌を忠実に拾ってある。 つもりです。
十六分もありますが、大抵 隣り合ったところに配置してあるので、見やすく打ちやすいと思います。 配置自体も、極力音程を拾ってあるので、割と感覚的に打てるんじゃないかと思います。
フリーズは小節最後の長音に適用。 「し〜て〜も」の部分は同時押しでも良かった上に、「も」はもう少し短くすべきかもしれない。 おにぎりにはバックコーラスに徹していただきました。
ラストは、この譜面で唯一フリーズが生きている場所ではないかと思います。 おにぎり連打が早い上に微妙ですが、階段からフリーズ同時押しも それなりによかったのではと 自画自賛。
ただ、やはりオーソドックスであることには変わりない・・・。
とまぁこんな感じでしょうか。
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コメントを書いていただいた方々、本当にありがとうございました。
来年は是非リベンジさせていただきたいと思いますので、その時もよろしくお願いします。
----- 18.コメント(省略可) -----
ズレに関して
問題ありませんでした。
総評 3/3
譜面に関して
曲だけで判断したわけではありませんが、
一気呵成に作られた譜面だと感じました。
語弊があるかもしれませんが、
曲の声(というんでしょうか)が大きくなると
それをいいことに配置が適当になっていました。
どう適当かというと、配置があまりに単調すぎます。
曲調(そのようなものもない曲を選んだ方が悪いと思いますが)に沿っていませんでした。
また、中盤あたりに出てくる加速は早すぎです。
このような曲のレビューは非常に苦手なんですが、
それを抜きにしても譜面に力を入れた跡が感じられませんでした。
総評 1/7
ズレ評3/3+譜面評1/7=総計4/10
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同時押しやおにぎりが少なく、メリハリが無い。
8分も配置が単調で飽きてくる。曲に譜面が負けている。
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中盤までの8分連打と後半のメロディ譜面でメリハリがついていて良いと思いました。
ネタはネタ、メロディはきちんと拾うと割り切ってるのが嬉しいですね。
速度変化の使い方もいい感じだと思いました。
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氷オニギリ部分はいいと思った・あの速度で8分ってのは寂しい
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オーソドックスな譜面で安心してプレイできました。
ただ、この曲ならもっとはっちゃけた配置でも良かったかなーという印象です。
おそらく他の方も指摘されてると思いますが、3つ同時押しは5keyではタブーとされているので次は注意しましょう。
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ネタ曲だとよほどの譜面でないと曲に食われてしまう。
無難にまとまってはいるものの、そのせいで完全に曲のパワーに押し負けている感じ。
加速は暴走っぷりが表現できていてよかったとも思うが、
譜面自体はほとんど印象に残らないかも。音ゲーとしては確かに普通に楽しめるんですけどね。
あと、これ序盤いきなり三つ同時押しないですかね?
フリーズアロー二つ+おにぎりの。
この組み合わせはキーボード反応しない場合が結構あるので避けるべき。
まあこの組み合わせっていうか三つ同時押し自体避けるべきなんですけど。
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3つ同時押しがあるのは評価するに値しないと思うんだ。
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もう少しネタ譜面だと楽しかったかもw
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後半ズレてる気がしたけど気のせいかな
最初の3つ同時押し、あれは正直要らなかったと思う
単なるミスならなおさら悪い
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そもそも名無し祭りでこの曲を選んだこと自体疑問に感じます。
この曲で譜面を作るなら16分で固めて疾走感を出すべきです。この曲で終始8分というのはどうしても認められません。
さらに3つ同時押しがありました。3つ同時押しはダンおに自体を崩壊させるものなのでもっと注意して取り除いてください。
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曲に釣られたことは否めない
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18 0 0-6+1 0 (5点)
まず散々言われているでしょうが、3キー同時押し(上下同時押し中のおにぎり)は厳禁なので6点引かせてください。
この一点だけ除けば、同キー連打や2キー交互連打の使い方が非常に上手く、おにぎりの色と使い方もすごく面白いし、
プレイしやすさを阻害することない範囲で“暴走”感を表すには十分な加速があり、
サビの部分まで16分配置を封印することで中級者にとって最後まで面白いゲームバランスを保っている。
とにかく、完璧に仕上げられた中級者向け譜面でした。3キー同時押しさえなければ10点満点を差し上げていました。
改訂版が出された時はぜひ今度こそフルコンさせてください。(今は私の環境では最初のおにぎり2つが押せない。)
(全作品平均点 … 3.47点)
----- 18.コメント(省略可) -----
一点(平均を下げるために)
あいにくあなたと違って私は3つ同時押しが利かないのです
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