しかもMITのご好意により招待客として入れたので、ナ、ナント！タダ！常に貧乏なオイラとしてはとても嬉しかったし、ホント助かった！いや〜、音道楽を始めて良かった〜！MITアリガト〜！！

さてさて今回のライブはMoon-Bunny Recordsのイベントでたくさんのアーティストが出演！オイラは下北沢で違うアーティストのライブをレポートしに行っていたので、残念ながらMITの出演時間からしか見れなかった。（う〜む、残念・・・）
すでに会場にはかなりのお客さんが入っていて、場所を確保するのもやっと。（なにせビデオやら三脚やらの荷物が多い。しかし、今回はBS日テレのMITの収録のため撮影禁止。）やっと荷物の置き場所を確保したと思ったら、すぐにMITの演奏が始まった！バンドの編成はギターが2本、キーボード1台とドラム、そしてベースのMiwaにボーカルのTeluyo。

1曲目は「Radiance」。CDではどちらかというとバラード色が強かったのだが、バンドアレンジでかなりノリの良いミディアムテンポの曲になった！相変わらずTeluyoのボーカルは素晴らしい！とても滑らかな声で、しかも技術的なものも完璧に近い。そしてバンドアレンジはとてもスッキリとしていて、各パートの担う部分がキッチリと振り分けられている。

2曲目は「願」。個人的に楽しみにしていた曲。CDとは違うアレンジでさらにノリがよくなり、ギターのリフも効いている！しっかりとしたバンドアレンジで曲の構成の輪郭を際立たせている。キーボードもギターも音の出入りをしっかりと心得ていて、素晴らしい！

3曲目は新曲の「残像」。とてもキャッチーで盛り上がるソウルフルなバラード。ドラマの主題歌にでも使われそうな曲。こういう曲を歌わせるとTeluyoの右に出る者はそうそういないんじゃないかな？ファルセットがとても美しい！エレアコとストリングスがさらにこの曲を盛り上げている。

4曲目はMITの曲の中でも人気の高い「陽だまり」。「残像」がソウルフルなバラードであるなら、この曲はもう少しジャパニーズポップスよりのバラード。ここでソプラノサックスのスペシャルゲストが登場。ソプラノサックスのイントロから始まる。このバラードのもの悲しい雰囲気にソプラノサックスはピッタリ。CDに収録されているよりも、少しテンポアップして、ドラムのハイハットが小気味よくノリを出し、ベースとバスドラのコンビネーションも見事に曲を盛り上げる。

5曲目はこれまた新曲の「Feel　So」。　前曲から一転、とてもハードでダークな曲。今までのMITのイメージとは全く違っているが、オイラ的にはとても好きな感じ！しかし個人的意見だが、分かりやすい曲調の「陽だまり」からの流れだと少々ギャップがあり過ぎる。この曲に行くための伏線を張っておく必要がある気がした。

最後の曲は「窓」。ラストの曲にふさわしい感動的なバラード。「残像」と「陽だまり」の中間的な曲調。MITはとてもいいバラードが揃っている。やはりTeluyoのボーカルの素晴らしさを伝えるにはバラードが一番イイ！しかし、敢てアップテンポの曲をもう少し増やして、観客をノリaまくらせるMITのステージもぜひ見たいと思った。とにもかくにもMITのライブはとても素晴らしく、完成度の高いステージであった。ただ流れ的にMCが1曲ごとに入るのが少し気になったが、そんなことはどうでも良くなるくらいのいいライブであったのは確かなのだ！

ライブ後、お礼がてらMITに挨拶に行き、色々と話を聞いた。来年にはまた新たなCDが出るらしい！とても楽しみだ！そして12月にはライブがいくつも決まっているそうだ。ぜひMITのホームページでチェックして、一度聴きに行って欲しい！MITが素晴らしいユニットだということが分かるだろう！

（WAGAKAFU）

「7 Mile Bridge」 ＭＩＴ