このページでは、CGIによるメール送信フォームの設置法を説明します。mailto:よりも、設置は多少面倒ですが、Internet Explorer にも対応できて、しかも、受信後のメールをデコードする必要がありません。ただし、CGIをサポートしているサーバーにしか設置できず、また、送信者のメールアドレスを知るには、送信者にメールアドレスを入力してもらう必要があります。
Ver3.03 送信先のメールアドレスを、To:フィールドではなく、sendmailの引数で指定するようにしました。
CGIによるメール送信フォームの設置方法について説明します。あなたが利用しているWebのサーバーが、CGIをサポートしているか確認してください。CGIをサポートしていない場合は設置できません。また、CGIの設置経験の無い方は、「とほほのCGI入門」を参照して、簡単なCGIスクリプトの設置を練習しておいてください。
利用するサーバーが、sendmailによるメールの送信をサポートしていない場合は、このシステムを利用することはできません。サポートしているかどうかは、プロバイダなど、サーバーの管理者にお問い合わせください。
下記のファイルをダウンロード(クリックして表示して、[ファイル]→[保存]などから保存)してください。
- wwwmail.htm
- wwwmail.txt Ver3.03
- jcode.txt (Utashiro氏が開発されたもの)
- mimew.txt (生田氏が開発されたもの)
wwwmail.htm の内容を好みに合わせて変更してください。フォームに関する詳細は「とほほのHTMLリファレンス」を参照してください。NAME="EMAIL" の項目があれば、届くメールの From: 行にその値が使用されます。
wwwmail.txt をテキストエディタで開き、文中の指示に従って★印の部分を適切に変更してください。
wwwmail.cgi などのファイル名を以下のように変更してください。
- wwwmail.htm → このまま。wwwmail.html にしてもよい。
- wwwmail.txt → wwwmail.cgi
- jcode.txt → jcode.pl
- mimew.txt → mimew.pl
上記4つのファイルをサーバーの同じディレクトリに転送してください。FTPで転送する際は、wwwmail.cgi, jcode.pl, mimew.pl ファイルは必ずテキストモードで転送してください。(→「改行コード」を参照)
サーバー上の wwwmail.cgi ファイルのパーミッションを755 (rxwr-xr-x) に設定してください。(→「パーミッションを変更するには」を参照)
以上で設置は完了です。ブラウザからサーバー上の wwwmail.htm ファイルを開き、フォームに入力して[送信]すれば、メールが届くはずです。
自分から自分宛てに送信テストをする場合、sendmail は To: や Cc: などに重複するメールアドレスがあれば、これをまとめて1通しか送信しないようです。
うまく動作しない場合は、Netscapeの場合[ファイル]の[場所を指定して開く]から、Internet Explorerの場合は[ファイル]の[開く]から、wwwmail.cgiのURL(httpで始まる名前)に「?test」を付けた名前を直接入力して表示してください。(「〜」の部分には、あなたのサーバー名やディレクトリ名を指定してください。)http://〜/〜/wwwmail.cgi?testここでエラーが表示される場合は、「CGIスクリプト作成時の注意」を参照するか、プロバイダにお問い合わせください。それでも、動作しない場合は質問メールを受け付けています。「とほほへメールを送る」を参照してください。
その他、Windows NT + IIS の環境で動作させるには、ActivePerl と BLATJ.EXE をインストールし、wwwmail.cgi を若干改造すれば可能だそうです。ActivePerl: http://www.activestate.com/
BLATJ.EXE: http://www.piedey.co.jp/blatj/index.html