今年はやたらとパソコンが売れたそうです。Windows 95が発売され、パソコンが初心者にも使いやすくなったため、一般家庭にも広まった・・・そうなのですが、本当に使いやすくなったのでしょうか・・・
数年前に比べてパソコンはケタ違いに早くなりました。でも、ゲームをしていても、ワープロを使っていても、昔と比べてそれほど速くなったとは感じないですね。パソコンが100倍早くなると、ソフトが100倍遅くなるんですもんね。
これもスピードと同じですね。メモリやディスクが100倍大容量になると、プログラムやデータも100倍増えてしまう。昔はお年玉はたいて、3万円で5KBのメモリを買ってたなぁ。初めて買ったフロッピーディスクは320KBが2枚で2,500円だったなぁ。はじめて買ったハードディスクは10MBで15万円くらいだったっけなぁ。いろんなメディアが大容量になったのに、いつまでたっても、メモリやディスクが足りない状態から抜けれないなぁ。
インターネットで情報収集、情報公開したり、電子メール交換ができるようになったのはすごい!これは認めます。でもこれは、パソコンの発展というより、ネットワークの発展だな。ワープロで印刷イメージそのままに編集できるようになったのもすごい!これも認めます。その外といえば・・・・・何かあったっけな?
Windows 95はオブジェクトライクだから初心者にも簡単なのだそうです。う〜ん、でも、初心者に教えるのに、昔のMS-DOSなら3時間で教える自信があるけど、Windows 95は3時間じゃ教える自信がないぞ。タスクバーがいなくなったり、日本語入力ができなくなったり、昔より悩むことは増えたな。
企業での活用は別ですが、ラジオ、テレビ、電話、洗濯機、冷蔵庫・・・・これらに比べるとパソコンはまだまだ、ゴルフクラブと同レベルの娯楽道具なのかなぁ。いや、20万円も出して3年も持たないなんて言ったら・・・でも、まぁ、もう少しして、映画などの動画がイライラしない程度の時間と費用で転送・再生・記録できるようになれば、そこでパソコン高速化の頭打ちが発生するんじゃないでしょうか。TVなんか、最初からこれを満たしていたもんだから、それほどには進化しなくなっていますよね。