白の追憶


もう一度だけその手を繋いで そっと そっと 壊れないように
何にも言わないで隣に座って そっと そっと 崩れないように

大人になるたび怖がりになって 涙を知った 愛を知った
幼かったわたし どこへでも行ける気がしていた

遠い 遠い 雲の向こうに ひとつだけ明るい星が見えたんだ
君には届いてるかな 小さな光と言葉が

街灯の下 小さな温もり ずっと ずっと 抱きしめていた
傷つくことは痛くてつらいね ずっと 目を閉じていた

消えてなくなりそうになるから そんな目をして見つめないでよ
傷つかないように わからないふりして笑ってた わたしはずるいのかな

目の前の霞む景色も 放たれたわたしの言葉たちも
いつかは忘れてるかな 流れる時と共に

今だけは立ち止まって 風の音聴くよ


song&lyrics by Cheeco