ニコライザー、アンプ壊し、ノイズ系、アバンギャルド | インチキテクノ、モリカワ君、サンプラー | ||||||||
Gr:クリニカル・ブッタ、B:Mrドックレース、 Dr:寺島コンピュータの最強3ピースバンド。それにメーテルの「ニコライザー」なる 謎の楽器、(アナログシンセのような音がするアンプの形をした楽器)が加わって、 ドメスティック・ルネッサンスは最終形に変貌した。 ギターのクリニカル・ブッタは主にノイズ系のテクニックをぶちかまし、ひたすら天を仰ぐ。 彼はほとんど弾かないのだが、ときどきさえわたるギタープレイは他人を絶句させる。 ドメスティック・ルネッサンスは「嵐の晩」の様なバンドだ。 ベースのMrドックレースとドラムの寺島コンピュータはひたすらビートを刻み続ける。この 重厚なサウンドは、まさにどんよりとたちこめる黒雲、そしてリズムは豪雨、暴風といった感じだ。 そして、ときどきうなるクリニカル・ブッタのギターは雷だ。あらゆるものを焼き尽くす。 しまいにはメーテルの「ニコライザー」が嵐の中を暴れまくる竜となって地球もろともブチ壊す。 レモンフーリガンの社長オロチ氏も大絶賛の彼らには冗談はいっさい通用しない。 |
SOS6と書いて「ソウゾウリョク」と読む。メーテルプロデュースのノイズ系
インチキ・テクノ軍団、軍団といっても3人組のバンドだ。
昔、オロチレーベルに所属していた「ブルース林」というバンドにいた、
モリカワ君という男がキーボードを担当し、オロチ社長がドラム、メーテル
(人名)がヴォーカルを担当していた。現在はモリカワ君が台湾に留学して
しいるため活動休止中。
ちなみに、モリカワ君はメーテル(バンド名)のライヴのとき、サポート
ギタリストとして何回か呼ばれていたが、SOS6のときは、なぜか
キーボードを担当していた。
最近は活動らしい活動はしていないが、レコーディングは何度かしているようだ。
サンプラーを駆使した曲が多いが、決してテクノには聞こえない。
|
楽曲はハイビスカス男爵が押さえられるギターのコードでしか構成されていない。 さらに手が早く動かないので2コードが限界だという・・・ ビートはいたってシンプルかつパワフルであり、同レーベルのドメスティック・ルネッサンスには、 かなりの対抗意識を燃やしている。 サミットとは「俺とピラミッドの間にある全てのモノだ!」 とハイビスカス男爵は毎日、寝言のように言っているが、 その意味は宇宙が破滅してもわからない超純情系のバンドだ。 |