内容は、やっぱりすごかった。もちろん、今までのシリーズ中最高の出来でしょう。しかし、過去の3作よりも時代は30年以上さかのぼるはずなのに、ほとんどのものが洗練されているというのは納得いかないね。会場も盛り上がっていて、オープニングで拍手をしたり、戦いに勝つと叫んだりと、やっぱ映画はアメリカで見なあかんね。 昔から見ているファンとしては、お決まりのものを何もかもみせてくれたっていう感じ。というか、展開が第1作(第4話か?)と似ているような気がするが、気のせいか。
主役のヤング・アナキンは、かわいい子どもなのにしっかりした感じで、これは日本の女性に人気が出るかも。(第2作ではデカプリオが演じるという噂もあるらしいが、どうか?)ダース・モールは、あんまりしゃべらなかったが、動きがかっこいい。レースのシーンがあるんだけど、これはまるでベン・ハー。毎回衣装替えする(合計8回らしい)、ちょっと和風なお姫様(Queen Amidala)もgood!前シリーズではレイア姫が老けすぎた反省からか、今回は若い娘を起用したのでしょう(アナキンがあんなに子どもなのもそういった理由か)。二人のジェダイナイトも、クールでかっこいい。ライト・サーベルがなんかパワー・アップしているような気がするぞ。ヨーダは若いし、そのとなりに座っているのが、サミュエル・ジャクソン。よく見るとこの二人似ているかも。CGは本当にすごいし、後半の戦闘シーンなんか、もう何が起こっているか収拾がつかないほどのすごさ。相変わらず、チョットしか見られないキャラクターは本当に気になる。しかし、宇宙には一体どれくらいの人種・動物がいるのだ!とにかく、Star Warsの伝統に沿った、間違いのない作品といった感じ。
Chinese Theaterは古いけど格式のある感じで、大きなスクリーンが一つしかないけど広いし、音もよかった。日本人も結構見に来ていたみたい。これでしばらく威張れるぞ。
こちらのマスコミでは、すっかりStar Warsフィーバーで、新聞もテレビも雑誌もStar Wars 一色。 今テレビを見ていたら、こっちのStar Warsマニアで、子どもにルーク・アナキンとダースと名付けた夫婦のことをやっていた。女の子だったらレイアになっていたことでしょう。
話は変わりますが、Hollywood Blvdを歩いていたら、すっごいセクシーな格好をした大柄のおかまを見ました。さすが、Hollywood!!美人なんだけどやっぱり男。まいりました。
さて、映画の内容はといえば、私はめちゃくちゃ感動しました。なんといっても、今回はヨーダのかっこよさに涙が出ました。 なぜあんなちびっこい緑の生き物がJEDI MASTERなのか、この映画で明らかになります。 Samuel L. Jacksonも、ただのハゲおじさんではなく、かっこいいところを見せてくれました。 オビワンもかっちょいいよ。
新アナキンもなかなか男前。今考えれば、ディカプリオでなくてよかったかもね。 プリンセス・アミダラ改め、セネター・アミダラの毎回変わる衣装にも注目。 なぜか、今回は白塗りの化粧はありませんでした。 今回の注目は、アナキンとアミダラの恋愛である。 これがないと、ルークもレイアも双子として生まれないからね。 しかし、アナキンは成長しているのに、アミダラが全く年をとっていないのが理解できない。
想像を絶する数の新キャラ、新しい宇宙船のデザインのすばらしさ、R2-D2 & C3-POの掛け合い、すべてがStar Warsマナーではずれなしです。 最新のコンピュータグラフィックにより、その昔には実現できなかったであろう動きが可能になっています。
だんだん、いろいろなものの話がつながってくるのが分かります。アナキンがダークサイドに引き込まれそうな心理状態、 計画中のデス・スター、暗黒の皇帝らしき人の登場。 前回に続き思ったことですが、なぜ、EPISODE 4よりもいろんなものが洗練されているのか?このあたりの矛盾は解決されていません。
米国ではSpider Manのために苦戦しているらしいですが、最初からのStar Warsファンとしては過去最高のできだと思います。
日本での公開は7月。お楽しみに。