水森亜土ちゃんに続く2003年秋のマイブームは、夏木マリ様です。以来、ずっとファンです。まあ、もともと好きなタイプの女性ですが…
こんなに素敵なオトナの女性が歌う、ジャズ、シャンソン…小西康陽プロデュースの作品はどれも大傑作です。あなたには、このよさが分かるでしょうか。
*夏木マリ Live @ Blue Note Nagoya, March 13, 2005 (FIRST STAGE)
ついに念願の夏木マリ様のライブを目の前で見ました。こんなすばらしく、セクシーな女性シンガーは他にいないでしょう。体の線を見る限り、鍛えてるなって感じ。演奏の間のMCはまるでお芝居のようでした。すべてにおいて完璧です。ライブ前に新譜もよく聞いていたので、ほとんど歌えたました。演奏時間は1時間とは残念。もう少し長くやって欲しかったです。
(演奏リスト、曲順不明)
古いヨーロッパでは
戦争は終わった
きれいな顔の女
ミュージシャン
二の腕
不景気
私のすべて
私は私よ
(アンコール)
死んだ男の残したものは
ローマを見てから、死ね
*戦争は終わった(CD), 2005
01.悲しみ
02.古いヨーロッパでは
03.誘惑されて棄てられて
04.アルコール
05.きれいな顔の女
06.セロニアス・モンク
07.死んだ男の残したものは
08.ひとり
09.あしたの私
10.私には子供がいない
11.戦争は終わった
12.悲しみよこんにちは
小西康陽プロデュースの夏木マリのアルバムはどれもすばらしいが、これも最高の出来である。
*戦争は終わった(LP), 2005
A
悲しみ
古いヨーロッパでは
誘惑されて棄てられて
アルコール
きれいな顔の女
恋
B
死んだ男の残したものは
ひとり
あしたの私
私には子供がいない
戦争は終わった
悲しみよこんにちは
*パロール, 2002
1.答え
2.決められた以外のせりふ
3.ピストル
4.二の腕
5.かもめ
6.あなたのいない世界で
7.三時間四十二分
8.惚れぐすり
9.私は私よ
10.鏡よ鏡
11.いいじゃないの幸せならば
12.ローマを見てから、死ね
小西氏のプロデュースによる夏木マリ様はやっぱり最高です。こんなにここちいいジャズってあるでしょうか。
1.答え - 相手の男が神様だって?そう歌う女性は仏様?!
2.決められた以外のせりふ -
3.ピストル - 題名から予想されるドキッとする雰囲気な曲。
4.二の腕 - 「バカな男、バカな男、バカなバカなバカなバカなバカな、バカな男〜♪」ってもう本当に聞いている私(男)はバカになってしまうくらいすばらしい歌。
深田恭子の「ヨシオ君のバカ、ばか、馬鹿、バカ、ばか、!」ってやつに基本的に同じコンセプトです。男をダメにする小西氏の戦略でしょうか?
夏木マリ様本人もお気に入りの曲らしい。確かに聞いていてかっこよすぎて一番ハマってしまいました。
5.かもめ - 浅川マキの曲のリメイクだそうせす。港のマリーに雰囲気や内容が似てます。
6.あなたのいない世界で - pizzicato fiveの曲ですが、まったくアレンジが違っています。マリ様にぴったりです。
歌詞の内容と歌の雰囲気に思わず感情移入をしすぎてしまい、胸が詰まってしまうほどです。
7.三時間四十二分 - しゃべりだけです。あ、そう言えば、マリ様は千と千尋の神隠しの湯ばあばだったよな。って思いだしてしまう。
8.惚れぐすり - 惚れぐすりはお酒ですかねえ。
9.私は私よ - これまた、マリ様ワールドで聞く者を一気に悩殺してしまう。アップテンポのナンバー。これまたお勧めです。
10.鏡よ鏡 - pizzicato fiveの「世界でいちばんきれいな女の子」をリメイクした作品です。
11.いいじゃないの幸せならば - 佐良直美が歌ったレコード大賞受賞曲だって。
12.ローマを見てから、死ね - 「マリ様を聞いてから、死ね」って感じです。あら、もう死ぬ資格を獲得?!そんな〜...
*戦争に反対する唯一の手段は。ピチカート・ファイヴのうたとことば - music and words of pizzicato five-
11.私のすべて / 夏木マリ
ピチカート・トリビュートでの目玉の1曲。夏木マリ様は、すでに持ち歌の「私のすべて」ライブバージョン。
pizzicato fiveのオリジナルとはまったく趣が異なり、マイナー調のアップテンポのジャズアレンジで、
スリリングな展開がかっこいい。さすが、夏木マリ様、迫力満点です。この歌を歌うにふさわしい女性です。
このときのコンサートのライブ盤とか出してくれないんでしょうか?すごい興味あり。
*13 chansons (TKCJ-71336), 1998
1.私のすべて
2.ゴリラ
3.ミュージシャン
4.いちばん好きなもの
5.ホテル
6.告別式
7.港のマリー
8.嘆き
9.鎮静剤
10.カウボーイ
11.十一月
12.動物園にて
13.私の青空
14.むかし私が愛した人
15.海,セックスそして太陽
16.三月生まれ
pizzicato fiveの小西康陽プロデュースの二枚のアルバム、「GORILLA」と「九月のマリー」からの全曲と、
ボーナス曲もついて全16曲のお得で超濃密な1枚。でも、歌詞カードも写真も解説も演奏者名も入ってなくて残念。
16曲でタイトルがなぜ「13シャンソン」なのか?それはこのアルバムがLPで出された時は13曲。そしてその後ボーナストラック3曲
入れて16曲となったということらしいです。とにかく、全曲本当にかっこいいです。
なぜか、ベースが異常に強調された、かっこいいジャズ系のシャンソンです。
これで感極まってしまいます。
pizzicato fiveが好きな人なら必ず惚れ込んでしまうでしょう。
1.私のすべて - こちらはスタジオバージョン。
原曲(pizzicato five)のメロディーが残っている。ライブバージョンにはない、トランペットのソロにもしびれます。
2.ゴリラ - 男をゴリラにたとえているのか?、それともホントにゴリラなのか?
インパクトが強すぎて、聞いているこちらが困ってしまいます。
「さて〜、みなさんは、誰だってゴリラを見たことがおありでしょう。」ってとこが最高です。
3.ミュージシャン - これを歌うことができるというか、あなたの歌?っていう女性歌手が身近にいますので、びっくりです。
普通の感覚では絶対できない構成。特に間奏の4ビートの展開はおしゃれです。
4.いちばん好きなもの - いちばん好きなのはお化粧すること。。。上記女性歌手が歌う曲になりそうです。コートの下は裸ですか?
5.ホテル - こういうのはタンゴ風シャンソンっていうんでしょうか?
6.告別式 - これは圧巻!歌詞がすごすぎて涙が出ます。古くさい雰囲気の録音もたまりませんし、マイナーかと思えばメジャーに代わり想像を絶する曲の展開に死んでしまいそうです。
7.港のマリー - アップテンポのボサノバ風シャンソン。
8.嘆き - My favorite things的な雰囲気の歌。これを弾きたくなりそうな男性ギタリストが身近にいます。
9.鎮静剤 - 女の哀れ度をこれでもかとたたみ込むように歌うこの歌、強烈すぎます。しかも、すごくいいところで終わってしまうんですよねえ。「寄る辺ない」って辞書で調べてしまったもんね。
10.カウボーイ - 突然、カントリー・ロックンロールというか、本当にカウボーイ気分なこの曲、これはかっこいいよ。ハープもたまりません。
11.十一月 - 男性とのデュエットです。歌謡曲風シャンソンジャズでしょうか。
12.動物園にて - ゴリラといい、この動物園といい、とにかくゴリラへのこだわりがありますね。どうして?
13.私の青空 - 3拍子の素敵な曲。
14.むかし私が愛した人 - ボサノバです。
15.海、セックスそして太陽 - これは全くジャズじゃないんだけど、なんといったらいいんでしょうか。かっこよすぎます。
16.三月生まれ - pizzicato fiveのGREAT WHITE WONDERに収録と同じものです。タンゴ風シャンソン。
オクターブ奏法のピアノソロ、コンガ、ティンバレス、アコーディオン、ストリングスと豪華な編成です。
生意気ながらかわいい女の歌でしょうか。最後の『チャ〜オ』がとってもチャーミング。
GORILLA
1.私のすべて
2.ゴリラ
3.ホテル
4.告別式
5.カウボーイ
6.十一月
7.動物園にて
8.私の青空
九月のマリー
1.嘆き
2.ミュージシャン
3.いちばん好きなもの
4.むかし私が愛した人
5.鎮静剤
6.港のマリー