音楽映画
Last Updated
July 30, 2004
Blues Brothers
私の体の何分の一かは、この映画でできている、というほど魂にしみこんでしまった映画。
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドの二人の絶妙なコンビが最高である。
フジテレビで初めて放映されたときの吹き替えは、せんだみつおと小野やすし。
これ以上の吹き替えは考えられないと思われます。そのビデオを何回も見た後に、バブルガムブラザーズの吹き替え版もありましたが、これはいまいち。
James Brown, Aretha Franklin, Ray Charles, Cab Callowayという、映画が作られた時代には、すでにかなり落ち目だったはずの大御所を
最大限に生かした扱い方をしたという点でこの映画の価値は音楽史上も重要度が高い。目立たないところで、John Lee Hookerも出ていた。
これでもかというほどパトカーを壊す逃走シーンには圧巻!
Blues Brothers 2000
Blues Brothers第2弾は、単なる豪華プロモーションビデオとして楽しみましょう。
B.B.King, Aretha Franklin, Sam Moore, Erykah Badu, Eric Clapton, Dr. Johnなどなど、これでもかというほど、すごいミュージシャンが登場しています。
ジョン・ベルーシ亡き後、その穴埋めをすることは不可能なのは誰もが承知している。
新しくでぶのおっさんと、黒人のおっさんと、子供を入れたのは完全に失敗であるが、何らかのエンターテイメント性を出すには仕方のない選択だったのかも。
ダン・エイクロイドとジョン・ランディス監督も格下げになってしまったな。
後半のパトカーを壊しまくる逃走シーンは、前作よりも派手にやっているが、まるでスリルがない。
フィナーレとなる、バンド対決こそ見る価値があるといえるでしょう。
なお、James Brownも最後にしっかりと出ており、これはよかった。
Color Purple
この映画は、黒人音楽を愛する人にはぜひ見てもらいたいと思います。
ブルースを歌うという気分はどんなものなのか、ゴスペルってなんなのか、すべての源はここにありと言っても過言でない。
しかも、監督はスピルバーグだ。悪いはずがない。Juke Jointがどんなものかがよく分かる。
アマデウス
天才音楽家のはかない運命をライバル作曲家サリエリが死に導いたというストーリー。
これでクラシックというものを見直し、モーツアルトという人のすごさを認識した次第。
かつてモーツアルトをこれほどコミカルに描いた話というのはなかったことでしょう。
だからといって、クラシックファンになったわけではない。
ラ★バンバ
私にとっての青春映画。若きラテン系アメリカ人のスター街道をばく進するも、志半ばに起きた不慮の事故。
兄貴の叫ぶ「リッチー!」の一言に涙。Los Lobosの歌うテーマ曲は大ヒット。
Summer Time Bluesを歌うブライアン・セッツァーも見れてお得な気分。
Cross Road
空手キッド(邦題「ベストキッド」)の音楽版。Mr. Miyagiのような、黒人ブルースじいさんに弟子入りし、最後には一人前のブルースマンになるキッド。
音楽は格闘技ではないのに、最後には悪者(Steve Vai)とギターバトルで勝負してキッドは勝利してしまう。
しかも、とどめはブルースのフレーズではなかった。ブルースの勝利ではないと思うが。
子供が見てもおかしいと思う映画です。しかし、ブルースというものを素材にした娯楽映画としてはほめてあげたい。
それにしても、空手キッドが受けたからって、ここまでやるのか…?ところで、Cross Road 2とかは、やはりないのか。
The Commitments
R & B, Soulが好きで仕方ない、アイルランドの若者達がThe Commitmentsというバンドを結成し、結局はいろいろもつれて解散してしまうという、
バンド映画の典型みたいなものでしょうか。リードシンガーの男は、すごい性格が悪いヤツとしてでていますが、声はいいですね。
私なんかが好きそうな曲を楽しそうにやっています。
私の相棒こうじ君の大のお気に入り映画のようですが、私はちょっと距離をおいて冷静に見ています。
Purple Rain
Princeの独りよがりな王子様映画。アポロニアという彼女ができたにもかかわらず、彼女をライバルのMORRIS DAYに取られかけたり、
バンドの仲が悪くなりかけたり、両親の不仲が問題だったりするところを、Purple Rainという1曲ですべて解決してしまうような、
ちょっとそれはないでしょう的なストーリー。高校生の時に見て以来、Prince教に入信するきっかけとなった映画。
Sign of the times
Princeのライブ映画。見てないけどすごいらしい。
Let's Spend The Night Together
その昔、ローリングストーンズが来日するなんてことは、およそ考えつかなかった頃、アメリカでのコンサートをそのまま捉えた映画。
名古屋のでっかい映画館で見たのでかなり迫力があった。真剣なファンが、手拍子しながら乗りまくっていたのが思い出される。
かなり影響を受けた。Take The A Train, Going To A Go Go, ジミヘンの星条旗よ永遠なれがキーワード。
ヘイルヘイルロックンロール
チャック・ベリーという賞味期限が切れた素材を、
Keith Richards, Eric Clapton, Robert Cray, Steve Jordan, Etta Jamesなど、すっご〜いメンバーが集結し、
一夜限りのコンサートのために復活させるという映画です。
チャック・ベリーというおっさんの性格の悪さがどうしても画面の随所に出てしまっています。しかし、コンサートは最高。
しかも、最後にはおっさんがソロで歌うCotage for saleという歌に、不覚にも思わず泣かされてしまいます。
上演時には感動のあまり2回連続見てしまいました。
Great Balls of Fire
Jerry Lee Lewisの伝記。プレスリーを超えんばかりの人気を博しながら、13歳の女の子との結婚が重婚でマスコミにたたかれ、落ちぶれていく。
後先知らずのロックンローラーのあほらしさが全面にでています。
Tina
Tina Turnerの自伝もの。本人達の昔の映像というのは結構レアなので、再現フィルムでも十分に楽しめます。
Ike & Tinaマニアにはたまらない映画。しかし、この映画でIkeはすっかり悪者です。
Grace of my Heart
Carole Kingのことのようで、架空のシンガーソングライターの映画、まあまあでしょうか。
彼氏はなぜかBrian Wilsonのようでそうでもないらしい。
The Thing You Do Tom Hanks初監督だが、この人が作る映画というのはやはりこうなるのか、というイメージどおりの作品。 内容は、ビートルズ風の架空のロックバンドWondersがThe Thing You Doというヒット曲で有名になり、その後内部のもつれから一発屋で終わる。 なんか、The Commitmentsとあまり変わらない、いやいやそれ以下かな?とにかくなんとも煮え切らない内容ではないか。はっきりいって、すげーつまらん。 主役の奴はなんかTom Hanksに雰囲気が似ていて、ようは監督自ら主役をやりたかったんだけど、もうロックスターの役をやるにはちょっと年齢的に無理がある、というところだろうか。 唯一いいところといえば、Steven Tylerの娘Liv Tylerがかわいいというだけか?しかし、こんな今風の顔した娘が60年代にいるはずがないぞ。 音楽好きな私でも、このタイトル曲がそんなにいいとは思わないし、何回も聞かされるとうっとおしくなる。 このサウンドトラック買う人なんかいるだろうか?Liv Tylerファンの人だけ見てください。
マルコムX
Spike Lee監督。ずいぶん前に見たので忘れてしまったが、音楽映画だと思った。サントラを持っているがとてもよい。
Cotton Club
記憶にありませんが、Cab Calloway役の人がでてましたね。
映画名失念
Cab Callowayとか、Fats Wallerが出てた映像を集めた映画。Fats Wallerのことがすっかり好きになった。名前忘れた。