JAMES BROWN

*1 PLEASE,PLEASE,PLEASE (KING 610),1959 (16 TRACKS RECORDED FRB.1956-SEP.1958)

A PLEASE,PLEASE,PLEASE(FEDERAL 12258,KING 5883),4TH FEB.1956
   CHONNIE-ON-CHON(FEDERAL 12290)
   HOLD MY BABY'S HAND(FEDERAL 12277)
   I FEEL THAT OLD FEELING COMING ON(FEDERAL 12264)
   JUST WON'T DO WRIGHT(FEDERAL 12289,KING 6037)
   BABY CRIES OVER THE OCEAN(FEDERAL 12311)
   I DON'T KNOW(FEDERAL 12264)
   TELL ME WHAT I DID WRONG(FEDERAL 12337)
B TRY ME(FEDERAL 12337),18TH SEP.1958
   THAT DOOD IT(FEDERAL 12311)
   BEGGING,BEGGING(FEDERAL 12316)
   I WALKED ALONE(FEDERAL 12300)
   NO,NO,NO,NO(FEDERAL 12277)
   THAT'S WHEN I LOST MY HEART(FEDERAL 12316)
   LET'S MAKE IT(FEDERAL 12289)
   LOVE OR A GAME(FEDERAL 12295)

　このデビューアルバムは、ＪＢを語る上で絶対に避けて通れない、大名曲PLEASE,PLEASE,PLEASEとTRY MEが入っているのだからすごい。 あとの曲はその間に売れなかった曲を集めたものであるが、ヒット性はないものの、ＪＢの勢いが十分に感じ取られるナイスなアルバムである。 全体にはJUMP風な曲が多く、LITTLE RICHARD風な曲もある。単なるR & Bのアルバムではありません。歴史的名盤です。ぜひ買いましょう。
JUST WON'T DO WRIGHT これはおそらく最初のJBとBOBBY BYRDのデュエット作品でしょう。 もうこの時点で、主役と脇役の関係が出来上がっています。JBの泣きの入ったヴォーカルも本当にすばらしい。

以下の５曲は、2006年に出たThe Federal Years: 1956-1960以外のアルバムには収録されていないと思われるので、 ますますこのアルバムを持っている必要があるというものです。 （ちなみに初期の作品を集めた傑作コンピROOTS OF A REVOLUTIONには、このアルバムの多くの曲が入っています。）
Baby Cries Over The Ocean
I Don't Know
I Walked Alone
That's When I Lost My Heart
Love Or A Game

私が持っているのは、1984年に出た日本盤LPの中古。これを2007年に安く買いました。 オリジナルジャケットは、階段を登ろうとしている女性の足下。全く意味のない写真である。 モータウンなども同様、このころは黒人歌手がどうどうとジャケットに顔を出せなかったというか、 白人にも売れるようにするためにはそうせざるを得なかったようで、しばらくへんてこなジャケットが続く。 こんなところからも人種差別の影が伺えます。

*2 TRY ME(KING 635),1959(16 TRACKS)

 THERE MUST BE A REASON(FEDERAL 12348)
 I WANT YOU SO BAD (FEDERAL 12348)
 WHY DO YOU DO ME(FEDERAL 12258), 4TH FEB.1956
 GOT TO CRY (FEDERAL 12364)
 STRANGE THINGS HAPPEN
 FINE OLD FOXY SELF
 MESSING WITH THE BLUES(FEDERAL 12295)
 TRY ME (再登場)
 IT WAS YOU (FEDERAL 12364,KING 6040)
 I'VE GOT TO CHANGE (FEDERAL 12352,KING 5829,6029)
 CAN'T BE THE SAME (FEDERAL 12292)
 IT HURTS TO TELL YOU (FEDERAL 12352)
 I WON'T PLEAD NO MORE (FEDERAL 12290)
 YOU'RE MINE,YOU'RE MINE (FEDERAL 12300)
 GONNA TRY (FEDERAL 12292)
 DON'T LET IT HAPPEN TO ME (FEDERAL 12361)

　TRY MEを中心に、16曲集めたセカンドアルバム。US盤のＣＤを所有。 イラストの女性はいったい何なのでしょうか？
初期のJames Brownは、PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG以降のファンキー路線とは異なり、 R&B, JUMP BLUES, GOSPELなどの要素が濃縮されていて、まさに大爆発！ ものすごい荒削りでパワフルなところが魅力であります。 泣いているのか、怒っているのか分からない、魂の叫びがここで聞けます。
WHY DO YOU DO MEは、スローバラードながら、ハイテンションな曲です。
GOT TO CRY こちらでは完全に泣いています。泣き節はJBの十八番ですね。
STRANGE THINGS HAPPEN 初期の名曲バラードの一つ。深い嘆きです。リズムのもたり気味が尋常ではありません。これぞリズムのあるべき姿。
IT WAS YOU こんな素敵な曲ありましたっけ、と驚いていますが、とても感じのいい曲です。
CAN'T BE THE SAMEは、JBともう一人の男性ボーカルの息のあったコーラスがかっこいい、アップ・テンポのジャンプ・ブルース。
I WON'T PLEAD NO MOREは、PLEASE,PLEASE,PLEASEの続編のような曲だ。何も変わってないか。
TRY MEは再登場ですが、もう一回聞いたって問題ないでしょ？名曲なんだから。 しかも、その後のだぶりまくりのオリジナル盤に比べれば優しいもんです。 これまた、必聴の１枚。

*3 THINK! (KING 683),OCT.1960 (12 TRACKS RECORDED JAN.1959-SEP.1960)
　
A THINK (FEDERAL 12370)
  GOOD GOOD LOVIN'(FEDERAL 12361)
  WONDER WHEN YOU'RE COMING HOME (FEDERAL 12378)
  I'LL GO CRAZY (FEDERAL 12369)
  THIS OLD HEART (FEDERAL 12378,KING 6044)
  I KNOW IT'S TRUE (FEDERAL 12369)
B BEWILDERED (KING 5442)
  I'LL NEVER NEVER LET YOU GO(KING 5524)
  YOU'VE GOT THE POWER(FEDERAL 12370)
  IF YOU WANT ME (KING 5442)
  BABY YOU'RE RIGHT(KING 5524)
  SO LONG (KING 5889)

2003/9/19、世の中には紙ジャケ日本盤CDなど出ていたのだが、迷ったあげくpolydorの再発ＬＰを購入。 私がもっていなかったのは、IF YOU WANT MEだけだったので、もったいない気がしましたが、1490円でしたし、 アナログではもっていない曲はたくさんあったので、まあよしとしましょう。 考え込んでる、子供の写真がかわいいです。この子が生きてれば、今頃結構なおっさんになっているはずです。

4 THE AMAZING JAMES BROWN(KING 743),1961 (12 TRACKS RECORDED SEP.1960-FEB.1961)
 *I LOVE YOU YES I DO
 *LOST SOMEONE(KING 5573)
 *YOU DON'T HAVE TO GO
 *DANCIN' LITTLE THING(KING 5889)
 THE BELLS(KING 5423,5829)
 *TELL ME WHAT YOU'RE GONNA DO(KING 6032)
 *SO LONG(再登場)
 *JUST YOU AND ME,DARLING
 *AND I DO JUST WHAT I WANT(KING 5423)
 *COME OVER HERE(KING 6032)
 *I DON'T MIND(KING 5466)
 *LOVE DON'T LOVE NOBODY (KING 5466)

持っていないが、中身はほとんどあるので買う必要性をあまり感じない。 しかし、ジャケットのJBの写真は変なリーゼント頭でかっこいい（ROOTS OF THE REVOLUTIONで使われているもの。）。

5 JAMES BROWN PRESENTS HIS BAND AND FIVE OTHER GREAT ARTISTS(KING 771),LATE 1961
(12 INSTRUMENTALS,6 BY JB BAND ALSO ISSUED AS TWIST AROUND,JUMP AROUND)
 *NIGHT TRAIN(KING 5614),9TH FEB.1961
 *HOLD IT/THE SCRATCH(KING 5438),4TH OCT.1960
 *SUDS/*STICKY(KING 5485), 9TH FEB.1961
 *CROSS FIRING(B SIDE OF "LOST SOMEONE", KING 5573),9TH JUN.1961

持っていない。

6 SHOUT AND SHIMMY(KING 780),1962 (12曲中10曲が再登場 RECORDED OCT.1957-JAN.1961 ALSO ISSUED AS GOOD GOOD TWISTIN' EXCITEMENT)
 *SHOUT AND SHIMMY(KING 5657)
 *HAVE MARCY BABY
 *I DON'T MIND
 *GOOD GOOD LOVIN'
 *TELL ME WHAT YOU'RE GONNA DO
 *LOVE DON'T LOVE NOBODY
 *COME OVER HERE(KING 5657)
 *DANCIN' LITTLE THING
 *BEGGING,BEGGING
 *IT WAS YOU
 *JUST WON'T DO WRIGHT
 *YOU DON'T HAVE TO GO(KING 5672)

持っていないが、曲はすべてあるので不要とみた。

*7 TOUR THE U.S.A.(KING 804),SEP.1962
(12 TRACKS,INCLUDING 6 INSTRUMENTALS RECORDED FEB.1961-JUL.1962)
　
 MASHED POTATOES U.S.A. (KING 5672)
 CHOO-CHOO (LOCOMOTION) (B SIDE OF "PRISONER OF LOVE"KING 5739),30TH JUL.1962
 THREE HEARTS IN A TUNGLE (KING 5701)
 DOIN' THE LIMBO, 30TH JUL.1962
 I DON'T CARE (KING 6040)
 JOGGIN' ALONG, 22TH MAY.1962
 I'VE GOT MONEY (KING 5701,6037)
 STICKY (再登場)
 LIKE A BABY (KING 5710)
 EVERY BEAT OF MY HEART(INSTRUMENTAL) (KING 5710)
 IN THE WEE WEE HOURS (OF THE NITE)(KING 5883)
 CROSS FIRING(再登場)

ついに、念願のTOUR THE U.S.A.を2004年2月ネットオークションにて落札。４０年以上昔の品ですよ。 たまりません。
 MASHED POTATOES U.S.A.この曲を大学時代ジャズ研の先輩に突然聞かされて、 なぜこれがJAMES BROWNなのかさっぱり分かりませんでした。内容はNIGHT TRAINの続編といったところでしょう。 ちなみに、FREDDY KINGのSAN-HO-ZAYという曲にそっくりです。
 I DON'T CARE この曲の歌詞の一部は、後にCOLD SWEATになっています。非常に興味深いというか、上手に使い回しをしています。
 STICKY サックスをフィーチャーしたインスト。NIGHT TRAIN的な雰囲気。再登場ですがこのアルバムで始めて聞きました。
EVERY BEAT OF MY HEART　これは1965年録音のバージョンとは違うオルガンのインストものでした。 ＪＢのオルガンが聞ける初期のものだと思います。こちらもすばらしいです。 トランペットソロも入っています。 既に自曲の再演、インスト曲の挿入と、 その後の路線が既にここで確立していることは驚くべきです。 まあ、６曲もインスト曲が入っている時点でちょっと問題ですが。 この曲が聴きたくてこのアルバムを買った人がいたとしたら だまされたって感じでしょうな。
IN THE WEE WEE HOURS　こんなところにこんなすばらしい曲が入っていて感動です。途中のブレイクで入ってくるギターのフレーズが、I'LL GO CRAZYです。

*8 LIVE AT THE APOLLO(KING 826),MAY.1963
 (GENUINE LIVE RECORDING AT THE APOLLO THEATER NYC,24TH OCT.1962)
　
A I'LL GO CRAZY(KING 6020)
  TRY ME
  THINK
  I DON'T MIND
  LOST SOMEONE(KING 6020)
B LOST SOMEONE
  PLEASE,PLEASE,PLEASE
  YOU'VE GOT A POWER
  I FOUND SOMEONE
  WHY DO YOU DO ME LIKE YOU DO
  I WANT YOU SO BAD
  I LOVE YOU YES I DO
  WHY DOES EVERYTHING HAPPEN TO ME
  BEWILDERED
  PLEASE DON'T GO
  NIGHT TRAIN

　歴史的名盤。ライブアルバムというものが珍しかった頃の画期的な作品。 このころのＪＢのライブの猛烈な勢いが伝わってきます。 声の出方も半端ではなく、シャウトされるたびにこちらもしびれてしまいそうです。 アップテンポとスローバラードが交互にやってくるあたり、非常にＪＢらしいです。 私が持っているのは、イギリスかどこかのpolydor再発盤ＬＰ。ジャケット全体が黒色である。

*9 PRISONER OF LOVE(KING 851),AUG.1963  (11 TRACKS,8 RECORDED JUL.1962-DEC.1962 PLUS 3 REISSUES)

 PRISONER OF LOVE(KING 5739,6029)
 WAITING IN VAIN(KING 5803)
 AGAIN
 LOST SOMEONE
 BEWILDERED (再登場)
 SO LONG (再再登場)
 SIGNED,SEALED,AND DELIVERED(KING 5803)
 TRY ME
 (CAN YOU) FEEL IT (PART 1)(B SIDE OF "THESE FOOLISH THINGS" KING 5767),SEP.1962
 HOW LONG DARLING
 THE THING IN "G"

再発盤ＬＰで購入しました。

*10 PURE DYNAMITE!(KING 883),1964
(LIVE RECORDING AT THE ROYAL THEATER, BALTIMORE,MD,NOV.1963 INCLUDES 2 STUDIO TRACKS WITH OVERDUBBED AUDIENCE)

A INTRO
  SHOUT AND SHIMMY
  I'M TIRED BUT I'M CLEAN
  THESE FOOLISH THINGS
  SIGNED,SEALED,AND DELIVERED
B LIKE A BABY
  I'LL NEVER LET YOU GO
  PLEASE,PLEASE,PLEASE
  OH BABY DON'T YOU WEEP (KING 5842)
  GOOD GOOD LOVIN'

LIVE AT THE APPOLOで、当時では考えられなかったライブ盤というものが、ヒットしたため、調子に乗って出したアルバム。とにかく勢いがあってすばらしい。まだ、ファンク夜明け前という感じだが、JBの繰り返しの美学は、やはりライブでの執拗な繰り返しにより客を扇動させるスタイルが生んだ産物であることがよくわかる。これぞファンクのルーツである。アップテンポが血管が切れそうな勢いで、このテンポに合わせてJBが踊っていたとしたら気絶もんである。録音が悪いがそんなことは気にならない。LIKE A BABYとOH BABY DON'T YOU WEEPがスタジオ録音に歓声をかぶせたものだと思われるが、わりとうまく忍ばせている。PLEASE,PLEASE,PLEASEには本当に熱くさせられる。エネルギーを出し切って放心状態のJBにマントを掛けてあげたい気分だ。日本盤ＣＤで購入しました。

*11 SHOWTIME (SMASH 27054/67054),APR.1964
 (11 STUDIO TRACKS WITH OVERDUBBED AUDIENCE MAR.1964)

 CALDONIA (SMASH 1898)
 DON'T CRY BABY
 SWEET LORRAINE
 OUT OF THE BLUE(SMASH 1908)
 SOMEBODY CHANGED THE LOCK OF MY DOOR
 EVIL(INSTRUMENTAL)(SMASH 1898)
 BLUES FOR MY BABY
 FOR YOU MY LOVE
 AIN'T NOBODY HERE BUT US CHICKENS
 THE THINGS I USED TO DO(SMASH 1908)
 YOU'RE NOBODY TILL SOMEBODY LOVES YOU

再発盤ＬＰで購入しました。疑似ライブなところが気に入りませんが、そのような小細工を除いたすっきりしたフォーマットは、 ブルース曲を中心に集めたコンピレーション集のMESSING WITH THE BLUESで大半が聞けます。

*12 PLEASE, PLEASE, PLEASE (KING 909),1964 (REISSUE OF KING 610)

デビューアルバムの再発でジャケ違い。私が持っているのは、フランス再発盤LPです。 ジャケットはこっちの方が断然いいですよね。

13 THE UNBEATABLE 16 HITS (KING 919),1964 (REISSUE OF KING 635)

このアルバムは持っていませんので、KINGによくあるジャケットの裏の紹介写真から撮影して載せました。 内容はTRY MEですからね。

*14 GRITS & SOUL (SMASH 27057/67057), LATE.1964 (7 INSTRUMENTALS RECORDED MID 1964)

A GRITS
  TEMPTED
  THERE
B WHO'S AFRAID OF VIRGINIA WOLF
  INFATUATION
  WEE WEE
  MISTER HIP
  HEADACHE, LATE MAY.1964

以後、たくさん出されるJBのインストアルバムのおそらくこれが第１弾。これは再発盤ＬＰで購入。 それで十分かと思ったら、再発盤とオリジナル盤とでは、曲の長さなどが違うそうです。 基本的にはジャズなのですが、単にジャズでは済まされない、ひとたび聞けばすぐにJBものだと分かってしまう強烈な個性がありすぎなオルガン演奏。
  THERE アップテンポのジャズブルースで演奏はとてもかっこいいのですが、 ピアノを弾くJBだけが、あまりにもはちゃめちゃというか、やりたい放題で、はっきり言ってひどい演奏です。 しかし、これを聞いているうちにどんどんはまってしまうのです。 結果的に私はとても気に入っています。

*15 OUT OF SIGHT (ORGINALLY SCHEDULED AS SMASH SRS 67058 / SMASH 27109/67109),1965 (12 TRACKS RECORDED 1964)
　
 OUT OF SIGHT(SMASH 1908),MAY.1964
 COME RAIN OR COME SHINE,23RD MAR.1964
 GOOD ROCKIN'TONIGHT,24TH MAR.1964
 TILL THEN,15TH SEP.1964
 NATURE BOY,15TH SEP.1964
 I WANNA BE AROUND,15TH SEP.1964
 I GOT YOU(SMASH 1988),9TH SEP.1964
 MAYBE THE LAST TIME,6TH JUN.1964
 MONA LISA,15TH SEP.1964
 I LOVE YOU PORGY,15TH SEP.1964
 ONLY YOU,23RD MAR.1964 SOMETHIN'ELSE,6TH JUN.1964

　初期のアルバムは、主要な曲は持ってるし、持っていないのはスタンダードのカバーものぐらいだから、このあたりは遠慮しておこうと、ずいぶん長い間買わずにいたこのＣＤ。 はっきり言って大反省である。タイトル曲やMay Be The Last Timeといった有名な曲はもちろんいい。I Feel Goodの最初のバージョンI Got Youも改めて聞くと、こちらのほうがＦｕｎｋｙだ。Come Rain Or Come Shineは、もう最高でこれ以上やると血管切れそうなシャウト。JBのルーツを思わせるＪｕｍｐナンバーのGood Rockin' Tonight。スタンダードもつまらないと言ってしまえばそれで終わりだが、ただのカバーに終わってないところが、やはりJBのすごさ。最後にインストというのもＧｏｏｄ。タイトル曲につられて買った人はがっかりするかもしれないが、私は好きな一枚。

*16 PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG(KING 938),1965
　
 (11 TRACKS, BOTH PARTS OF HIT SINGLE PLUS 10 REISSUES 新曲は2曲)
A PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG (KING 5999) (新曲はこれのみ)
  MASHED POTATOES U.S.A. (再登場)
  CROSS FIRING(再再登場)
  LOVE DON'T LOVE NOBODY (再再登場)
  I STAY IN THE CHAPEL EVERY NIGHT
B AND I DO JUST WHAT I WANT (再登場)
  THIS OLD HEART (再登場)
  BABY YOU'RE RIGHT (再登場)
  HAVE MARCY BABY (再登場)
  YOU DON'T HAVE TO GO (再登場)
  DOIN' THE LIMBO (再登場)

2003年12月、1986年のカナダ再発盤をついに買っちゃいました(1200円)。 それにしても、どうすればいいんだ！この再登場曲のオンパレードは？

*17 JAMES BROWN PLAYS JAMES BROWN TODAY AND YESTERDAY (SMASH 27072/67072), OCT.1965
(11 INSTRUMENTALS,RECORDED 1965)
　
A PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG (PART I)(SMASH 20008), AUG OR SEP.1965
  PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG (PART II)
  OH BABY DON'T YOU WEEP
  TRY ME (SMASH 20008),AUG OR SEP.1965
  SIDEWINDER
B OUT OF SIGHT
  MAYBE THE LAST TIME
  EVERY BEAT OF MY HEART,AUG OR SEP.1965 (再登場)
  HOLD IT
  A SONG FOR MY FATHER (PART I)
  A SONG FOR MY FATHER (PART II)

2004年1月、カナダ盤をオークションで落としました(1400円)。 こんなものまで買ってしまって、すっかり私もＪＢマニアでしょうか？ これ、全曲インストですが本当にすばらしいです。もちろんJBのへんてこオルガンが満載なので、 あれが許せない人にはひどいアルバムになるでしょうが。
PAPA'S GOT A BRAND NEW BAGやOUT OF SIGHTのインストバージョンが聞けるというのがうれしいです。 珍しく全曲納得のアルバムです。JBの押しつけがましいオルガンソロもここでは楽しく聞けます。
SIDEWINDERは、高速で泥臭くて、オリジナルよりカッコイイかも。ある意味、あのtighten upのような興奮が得られます。

*18 I GOT YOU (I FEEL GOOD) (KING 946),1965
  (12 TRACKS,BOTH PARTS OF HIT SINGLE PLUS 10 REISSUES 新曲は2曲)
　
A
 I GOT YOU(I FEEL GOOD)(KING 6015)(MACEO SOLO)
 LOST SOMEONE(再登場)
 NIGHT TRAIN(再登場)
 YOU'VE GOT A POWER(再登場)
 LOVE DON'T LOVE NOBODY(再登場)  THINK(再登場)
B
 GOOD GOOD LOVING(再登場)
 I CAN'T HELP IT(I JUST DO-DO-DO) (KING 6015)
 I'VE GOT MONEY(再登場)
 THREE HEARTS IN A TUNGLE(再登場)
 SUDS(再登場)
 DANCIN' LITTLE THING(再登場)

　どうですか？このジャケット。いいですね。思わず欲しくなるジャケットですね。状態そこそこのオリジナル盤を２０００円ぐらいでゲットしました。 ご覧のとおりの圧倒的な再登場曲で構成されるアルバム。正直言って、ジャケット代を払ったと思っています。
 LOST SOMEONE　これはストリングス入りバージョン。

*19 MIGHTY INSTRUMENTAL'S (KING 961),1966(12 INSTRUMENTALS,RECORDED 1960-1965)
　
A PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG (PART 2)
  (CAN YOU) FEEL IT
  HOLD IT
  STICKY (KING 5485)
  THE SCRATCH
  JAMES BROWN HOUSE PARTY (新曲はこれのみか?)
B NIGHT TRAIN
  EVERY BEAT OF MY HEART
  CROSS FIRING
  SUDS
  DOIN' THE LIMBO
  CHOO CHOO

　2000年10月、ネットオークションで落札。１２００円。１ケタ違うかと思った。なんという幸運。 こんなものをこんな値段で！（大いばり） ジャケットは、JBの笑顔写真３連発。I GOT YOU (I FEEL GOOD) よりもさらに強烈なのか、さらなる手抜きなのか？？ 超チープ＆ファンキー！！
唯一の新曲と思われるJAMES BROWN HOUSE PARTYは、なんとMASHED POTATOES U.S.A.の別バージョン。 テンポは若干速く、歌は入っていませんが、これまたかっこよすぎてびっくり。

*20 JAMES BROWN PLAYS NEW BREED (THE BOO-GA-LOO)(SMASH LP 67080), MAR.1965(9 INSTRUMENTALS,RECORDED 1965)
　
A NEW BREED(SMASH 2028),7TH FEB.1966
   SLOW WALK
   VONSHELIA
   FAT BAG(SMASH 2042 AS "JAMES BROWN'S BOO-GA-LOO" B SIDE IS LOST IN A MOOD OF CHANGES (もってない))
B JABO
   LOST IN THE MOOD OF CHANGES
   ALL ABOUT MY GIRL
   HOOKS
   SUMPIN' ELSE

　2005年11月、1890円で購入。４０年前の作品をこの程度の値段で買えていいのだろうか。この辺りの作品は、真剣に追いかけている人は少ないからこんな値段で買えるのだろうが、安いのは大歓迎。

*21 IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD (KING 985),1966
 (12 TRACKS,BOTH PARTS OF 2 HITS PLUS 8 REISSUES)
　
A THE SCRATCH (再登場)
 IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD (KING 6035)(BERNARD PURDIE, DRUMS)
 BEWILDERED(再登場)
 IS IT YES OR IS IT NO? (KING 6035)
 AIN'T THAT A GROOVE (PART1) (KING 6025)(BERNARD PURDIE, DRUMS)
 THE BELLS (再登場)
B AIN'T THAT A GROOVE (PART2) (KING 6025)(BERNARD PURDIE, DRUMS)
 COME OVER HERE (再登場)
 IN THE WEE WEE HOURS (再登場)
 I DON'T MIND (再登場)
 JUST YOU AND ME, DARLING (再登場)
 I LOVE YOU, YES I DO (再登場)

　ついに入手。１９８６年フランス再発盤LPを中古で入手。ジャケットがたまりません。それだけで幸せ。以上。

22 CHRISTMAS SONGS (KING 1010),1966(12 TRACKS,RECORDED OCT.1966)
 *CHRISTMAS IN HEAVEN
  THE CHRISTMAS SONG(VERSION1)(KING 6064)
 *THE CHRISTMAS SONG(VERSION2)(KING 6064)
 *LET'S MAKE CHRISTMAS MEAN SOMETHING THIS YEAR(KING 6072)
 *PLEASE COME HOME FOR CHRISTMAS
 *MERRY CHRISTMAS BABY
 *MERRY CHRISTMAS,I LOVE YOU
 *SWEET LITTLE BABY BOY(PART 1)(KING 6065)
 SONGS OF CHRISTMAS
 THIS IS MY LONELY CHRISTMAS(PART 1&2)

持っていない。このあたりのLPはなかなか入手困難だ。

*23  HANDFUL OF SOUL(SMASH 27084/67084),OCT.1966(10 INSTRUMENTALS, RECORDED 1966)

  LET'S GO GET STONED
  HOLD ON, I'M COMIN'
  OUR DAY WILL COME
  MESSAGE TO MICHAEL
  THE KING,16TH AUG.1966
  634-5789
  WHEN A MAN LOVES A WOMAN
  HOT MIX
  OH! HENRY
  GET LOOSE

　こんなもの買ってしまいました。ジャケット写真がたまりません。 中身は、ＪＢは歌っておりません。ちょっとダメですねえ。 しかし、ＪＢのオルガンとバックの女性コーラスが嫌というほど楽しめてしまいます。 私の買った中古盤は相当古いのですが、盤がきれい。ということは、やはり以前の持ち主も聞くことがあまりなかった。 私もあまり聞かないかも。

*24 THE JAMES BROWN SHOW (SMASH27087/67087),1967

A (I CAN'T GET NO) SATISFACTION (BABY LLOYD)
  THE DOG (BABY LLOYD)
  DON'T MESS WITH BILL (VICKI ANDERSON)
  NOWHERE TO RUN (VICKI ANDERSON)
  THIS IS MY STORY (THE JEWELS)
  SOMETHING'S GOT A HOLD ON ME (THE JEWELS)
B WAIT TILL THE MIDNIGHT HOUR(JAMES CRAWFORD)
  STOP AND THINK IT OVER(JAMES CRAWFORD)
  634-5789 (JAMES CRAWFORD)
  STRUNG OUT (JAMES CRAWFORD)
  (I CAN'T GET NO) SATISFACTION (INSTRUMENTAL) (JAMES BROWN ORCHESTRA)

2005年8月、中古ＬＰ（モノラル盤）を2310円にて購入。 こういうものが割りと安価で買えるのがうれしいです。 貴重なステージ写真１４カットが見られるところがいいですね。 これもSMASH盤であるからか、JBの歌はありません。 しかし、ファミリーの歌とバンドのすばらしい演奏がたんのうできます。 特にうれしいのが、Danny RayのEmceeが随所に入っていることですね。 ライブ盤のEmceeはほとんどが他の人がやっており、本格的に聞けるのは、 REVOLUTION OF THE MINDやJB'sのDOING IT TO DEATHあたりではないか？
このアルバム、よく見たら後半はJAMES CRAWFORDのみですよ。 Danny RayのEmceeが「ジェ〜〜〜〜ムズ」って言うもんだから勘違いしてしまうところでした。
VICKI ANDERSONはこのアルバムではVICKIE ANDERSONとなっている。２曲ともここでしか聞けない曲。
(I CAN'T GET NO) SATISFACTION (BABY LLOYD)とWAIT TILL THE MIDNIGHT HOUR(JAMES CRAWFORD)は、それぞれOTIS REDDING、WILSON PICKETをそのままコピーしている感じで、あまりひねりもない。   634-5789 これなんかは、あまりに演奏がかっこよすぎて気絶してしまいそうです。
  最後は(I CAN'T GET NO) SATISFACTIONのインスト。これはＪＢのオルガン炸裂で、実にうれしいです。 これはひょっとするとスタジオ録音じゃないかと思いますが、この際そんなことはどうでもいいです。

*25 RAW SOUL (KING 1016),1967

A BRING IT UP(KING 6071)
  DON'T BE A DROPOUT(KING 6056)
  TILL THEN(再登場)
  TELL ME THAT YO LOVE ME(KING 6056)
  YOURS AND MINE(B SIDE OF "I LOVE YOU PORGY" BACKSTREET 3089),1967?
  MONEY WON'T CHANGE YOU(PART 1) (KING 6048)
B MONEY WON'T CHANGE YOU(PART 2) (KING 6048)
  ONLY YOU(再登場)
  LET YOUR SELF GO
  THE NEARNESS OF YOU
  NOBODY KNOWS(KING 6071)
  STONE FOX(B SIDE OF "KANSAS CITY" KING 6086),JAN.1967

日本盤ＣＤを持っています。ＵＳ盤の方がよさそうな気がしますがどうなのでしょうか？ 「学校退学するなよ、楽しもうぜ」と子供達に教訓めいた実例で、歌いかけるDON'T BE A DROPOUT、大好きです。 社会的な貢献も十分に考えた、師匠ならではの曲です。「俺は教育を受けていなかったから、学校に戻らなきゃ行けなかったんだ」 と言っていますが、そのフレーズを聞く度に「師匠、嘘言っちゃいかんよ〜」と思ってしまうのは私だけ？

*26 LIVE AT THE GARDEN (KING 1018),1967
 
A OUT OF SIGHT
  BRING IT UP
  TRY ME
  LET YOUR SELF GO(STUDIO)
  HIP BAG '67
  PRISONER OF LOVE
B IT MAYBE THE LAST TIME
  I GOT YOU (I FEEL GOOD)
  AIN'T THAT A GROOVE
  PLEASE PLEASE PLEASE

2006年3月ついに購入。感動。
Out of Sight / Bring it Up これはコンピCD FOUNDATIONS OF FUNK 収録のバージョンに非常に近いバージョン、同日録音とか、同じ会場での録音じゃないかと思う。
Try Me これはおそらく初登場のライブバージョン。
Let Yourself Go これはスタジオ録音に歓声を加えたもの。
Hip Bag ’67 という名前があるが、Get It Togetherの途中からではないかと思う。 ものすごく熱いプレイで、気絶しそうな勢いだ。
Prisoner Of Love これはLive at the Apollo IIでのバージョン（最初の数小節を歌なしでやって、またやり直させるパターン）ではないかと思うがどうだろう。途中でマイクから遠ざかってJBが熱唱しているが、それもはっきり分かるところがすごい。
It May Be The Last Time これは明らかに初登場のライブ。JBの節回しやFamous Flamesのコーラスが聞いたことのない感じである。観客の乗りもいい。
I Got You (I Feel Good) この曲はライブではいつも２０〜３０秒しか聞かせてくれず、非常に歯がゆい思いをするのだが、なんとここでは、フルコーラスやってくれている。 腰にくる強烈なリズム隊が、実にかっこいい。そしてMaceoによる世界一有名なサックスソロもしっかり収録されている。
Ain’t That A Groove 前曲からのつながりがすばらしい。それにしても、このアルバム、特にこの曲においてはギターが前面に出すぎである。まあそれもかっこよくて許せる。

*27 PLAYS REAL THING (SMASH 27093/67093) (8 INSTRUMENTALS, RECORDED 1966)

  JIMMY MACK
  WHAT DO YOU LIKE
  PEEWEES GROOVE IN "D"
  BERNADETTE
  MERCY, MERCY MERCY
  I NEVER LOVED A MAN IN THE WAY I DO
  FUNKY BROADWAY
  "D" THING

2005年10月、中古プロモ盤のあまり状態のよくないものを購入。ついにやりました。ジャケット写真が渋いですね。

*28 COLD SWEAT (KING 1020), SUMMER 1967
　
A COLD SWEAT(PART 1&2)(KING 6110), MAY.1967 (MACEO & CLYDE SOLO)
  FEVER
  KANSAS CITY(KING 6086)
  STAGGER LEE
  GOOD ROCKIN'TONIGHT(再登場)
B MONA LISA(再登場)
  I WANT TO BE AROUND(再登場)
  NATURE BOY(再登場)
  COME RAIN OR COME SHINE(再登場)
  I LOVES YOU PORGY(BACKSTREET 3089)(再登場)
  BACK STABBIN'

New YorkのSOHOで購入のUS再発盤ＬＰ。これもジャケ買いでしょうか？ タイトルのヒット曲はかっこいいんだけど、それと比べると。。。というのがこのころの流れだったのかも。

29 JAMES BROWN PRESENTS HIS SHOW OF TOMORROW (KING 1024), 1968
PLEASE, PLEASE, PLEASE - JAMES BROWN

一応、こういうものも聞いてみたいんだけど、再発されることもないでしょう。余裕がある時に買います。

*30 I CAN'T STAND MYSELF (WHEN YOU TOUCH ME)(KING 1030), 1968
　
A I CAN'T STAND MYSELF (WHEN YOU TOUCH ME) PART1(KING 6144)
 THERE WAS A TIME(LIVE)(KING 6144)
 GET IT TOGETHER(PART 1)(KING 6122)
 BABY,BABY,BABY,BABY
 TIME AFTER TIME
 THE SOUL OF J.B.(INSTRRUMENTAL) (KING 6133)
B I CAN'T STAND MYSELF (WHEN YOU TOUCH ME) PART2
 GET IT TOGETHER(PART 2) (KING 6122) (MACEO SOLO)
 WHY DID YOU TAKE YOUR LOVE AWAY FROM ME
 NEED YOUR LOVE SO BAD
 YOU'VE GOT TO CHANGE YOUR MIND (DUET WITH BOBY BYRD)(KING 6151),(BERNNARD PURDIE,DRUMS) 5TH APL.1967
 FUNKY SOUL #1(INSTRRUMENTAL)(KING 6133), 22TH AUG.1967

2001年9月15日、ついに入手！I CAN'T STAND MYSELFのアナログ（日本盤）狂喜乱舞、探すこと１３年以上。 岐阜のバナナレコードで入手。しかも1400円。ほんとこのジャケットに巡り会えて幸せです。 なんでしょう？水色の壁の前に立ちはだかる、JBと３人の娘は？どんなシチュエーションなんでしょう？ JBのスーツがかっこよすぎます。 このアルバムは日本盤CDでも持っていますが、やっぱでっかいＬＰの方がいいですね。 さて、このアルバムには不思議なことがあります。TIME AFTER TIMEが、LPとCDでは全くバージョンが違うのです。なぜでしょうか？ 知っている人、ぜひ教えて下さい。以前、究極のJBコレクターbop-gunさんにおたずねしたのですがご存知ありませんでした。
I CAN'T STAND MYSELFはとてもテンションが高くて熱い曲。JBは絶好調で、かなりGood Godってシャウトしています。JBには珍しくホーンの入っておらず、そのためかギターのリフが非常に印象的に聞こえ、そこがかえって緊張感を誘います。演奏はTHE DAPPSという白人バンドが担当しています。PART2でのドラムソロには失神しそうになります。これは確かオリジナルの演奏からスピードを速めたはずです。
NEED YOUR LOVE SO BAD 次の曲同様、３連の素敵な曲です。お勧め。
YOU'VE GOT TO CHANGE YOUR MIND 超有名曲ですが、いつ聞いても気持ちいいです。JBとBobby Byrdとが、息のあった一面を見せてくれるすばらしい曲です。

特別解説　GET IT TOGETHER
GET IT TOGETHERは、James Brownの数々の名曲の中でも、めちゃくちゃ緊張感があってかっこいいUptempo Funk Number。このアルバムの両面に入ってますが、Box Set、"StarTime"で一つにつながって初登場し、すばらしいこのgrooveを一挙に楽しめるようになりました（Foundations Of Funkにもつながって入ってます。）。
　まずは、JBの強烈なシャウト"Woo Yeah"で曲は始まります。そして非常に強力なホーンセクション（7人もいるのにJBは全然負けていないところがほんとすごいです。）、と鋭いギターのカッティング、ブリッジでは人の心を不安にさせるような二つの音の執拗な繰り返し。さらにはお決まりのMaceo Parkerのソロ。まったく文句のつけようがありません。いったん止めさせてまたソロを取らせる。その間JBは"Uh!""Yeaaaah! ""Good God"と騒ぎまくっています。
　しかし、この曲の魅力は何と言っても後半であるPt. 2のBandとのものすごい掛け合いでしょう。1､2､3､4 Timesでバンドにヒットさせるこの決めは、Appolo Theaterでの二枚目のLiveの"There Was A Time"でレコード初登場だと思いますが、ここでも最高に決まってます。（この決めは今やRockのstandardになっているのではないでしょうか。Rolling Stonesも初来日の際やってましたから。）そして、メンバー一人ずつがJBに名前を呼ばれて入ってくる掛け合いは、Trombone - Trumpet -Alto Sax -Guitar - Baritone Saxの順番となっています。St. Clairはホーンの数が多すぎるためいったん参加を止められますが、JBの同郷ということでやっぱり最後にやらせてもらっているということです（笑）。
　さらには、 "Quit It!"と言って演奏を止めさせたり、"Hit It!"と言ってやらせたりする部分では、JBも意地悪でフェイントをかけたりしています。 それにつられてか、なぜかBassのBernard Odumは単独でブリッジに入ってしまい、きっとＣｏｌｄ Ｓｗｅａｔだったでしょう。この間Maceoはひたすらソロをとっています。なんといっても"You keep playin' Maceo 'cause groove is there"と師匠のお墨付きですからね。 なお、途中で言っている"If you hear any noise, just me and the boys"というJBのこの一言はそのままParliamentのMothership Connectionの歌詞となっております。ということはGeorge Clintonもこのアルバムを持っていたということだな。たぶん。 ということで、JBとBandのもっとも熱い一瞬を捉えたこの歴史的名作ぜひ一度聴いてみてください。

*31 I GOT THE FEELIN' (KING 1031), 1968
　
A I GOT THE FEELIN' (KING 6155), JAN.1968 (MACEO SOLO) (MONO & STEREO)
  MAYBE I'LL UNDERSTAND(PT.1)
  YOU'VE GOT A POWER (DUET WITH VICKI ANDERSON)(KING 6152)
  MAYBE GOOD-MAYBE BAD (PT.1) (INSTRRUMENTAL) (KING 6159)
  SHHHHHH (FOR A LITTLE WHILE) (INSTRRUMENTAL)(KING 6164)
  JUST PLAIN FUNK (INSTRRUMENTAL)(KING 6141), AUG.1967
B IF I RULED THE WORLD (KING 6155)
  MAYBE I'LL UNDERSTAND (PT.2)
  STONE FOX (VOCAL VERSION)
  IT WON'T BE ME, 5TH APR.1967
  MAYBE GOOD-MAYBE BAD (PT.2) (INSTRRUMENTAL) (KING 6159)
  HERE I GO (INSTRRUMENTAL) (KING 6164)

　やっぱり勢いのある人は違う。前作同様のテンションの高さ、かっこよさ。日本盤ＣＤと、2003年８月ごろ再発のＬＰで持っています。
  JUST PLAIN FUNK 何でしょうか。この躍動感溢れる。インストファンクは。JBのオルガンが炸裂していています。

*32 JAMES BROWN PLAYS NOTHING BUT SOUL (KING 1034), JUL.1968
 　
A
 SOUL WITH DIFFERENT NOTES
 GO ON NOW,16TH APR.1968
 BUDDY - E
B
 FAT SOUL
 LITTLE FELLOW
 GITTIN'A LITTLE HIPPER (B SIDE OF "THE BRINGING UP THE GUITAR" AS THE DAPPS
  FEATURING ALFRED ELLIS,B SIDE OF"LET A MAN COME IN AND DO THE POPCORN(PART2)"KING 6275),12TH DEC.1967

オークションで落としました。ジャケットいっぱいのＪＢの顔写真に大満足。 内容はすべてインストで、ジャズ色が強いですが、最高にカッコイイです。 なお、A、B面の３曲目は逆に表示されており、上記が正解。

*33 LIVE AT THE APOLLO VOLUME II (KING 1022), 25TH JUN.1967
 　
A INTRODUCTION
  THINK (DUET WITH MARVA WHITNEY)
  I WANT BE AROUND
  THANKS
  THAT'S LIFE
  KANSAS CITY
B LET YOUR SELF GO
  THERE WAS A TIME
  I FEEL ALL RIGHT
  COLD SWEAT
C IT MAYBE THE LAST TIME
  I FEEL GOOD (I GOT YOU)
  PRISONER OF LOVE
  OUT OF SIGHT
  TRY ME
  BRING IT UP
D IT'S A MAN'S MAN'S WORLD
  LOST SOMEONE
  PLEASE,PLEASE,PLEASE

　ＪＢを語るときには、絶対はずせないアルバムというのが、約３０枚はあるが（ちょっと大げさか？）、その中でも重要度が高い一枚。 私が高校生のときに、最初に買ったＪＢのＬＰであることも、ポイントが高い。 私が買ったのは、ＲＨＩＮＯのリイシュー盤１＆２（ジャケット写真がそれぞれ反転しているやつ。）。 買った当時、いいアルバムだと思いつつ、ヒット曲が異常に短く、バラードが異常に長いという構成に納得がいかなかった。 しかし、ＪＢのショーというのはいつもそうなのである。 彼は本当はじっくりとバラードを歌いたいのかもしれない。 確かに、高音のシャウトがでまくりのこのころは、思いっきり引っ張って、女の子たちを失神させたかったのだろう。バンドの良さは文句なし。 JIMMY NOLENのカッティングが気持ちいい。

*33 LIVE AT THE APOLLO VOLUME II (DELUX EDITION), 2001
　
Disc 1
 1. INTRODUCTION TO THE JAMES BROWN SHOW - MC FRANKIE CROCKER*
 2. THINK (DUET WITH MARVA WHITNEY)
 3. I WANT BE AROUND
 4. JAMES BROWN (THANKS)*
 5. THAT'S LIFE*
 6. KANSAS CITY
 7. SWEET SOUL MUSIC - BOBBY BYRD*
 8. IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD*
     LOST SOMEONE
     WHEN A MAN LOVES A WOMAN
 9. CARAVAN - THE JAMES BROWN BAND FEAT. THE J.B. DANCERS*

Disc 2
 1. INTRODUCTION TO 'STAR TIME' - FRANKIE CROCKER WITH SAD SAM
 2. MONEY WON'T CHANGE YOU*/ OUT OF SIGHT
 3. BRING IT UP
 4. TRY ME
 5. LET YOUR SELF GO
 6. THERE WAS A TIME*
 7. I FEEL ALL RIGHT*
 8. COLD SWEAT*
 9. PRISONER OF LOVE*
10. MY GIRL (INSTRUMENTAL INTERLUDE)*
11. MAYBE THE LAST TIME
12. I GOT YOU (I FEEL GOOD)
13. PLEASE, PLEASE, PLEASE*
14. BRING IT UP (FINALE)*

　名盤アルバムのデラックス盤。何がデラックス盤かというと、上記*がついたものがオリジナル盤２枚組ＬＰとは構成が違ったり、初登場だったりするわけだ。オリジナル盤とは曲順もかなり変わっています。中には珍しい写真が載っているブックレットも入っています。音もこれまでより格段によくなっているように思えます。
Disc 1
 1. INTRODUCTION、これはオリジナルと全然違います。このおかげで、次のTHINKはドラムのスネア一発で始まっており、MCとかぶっていません。これだけ録音するにはよいかも。
 4. JAMES BROWN (THANKS)、しゃべりが長いです。
 5. THAT'S LIFE、途中でのしゃべりが、カットされずに入っています。ここで、「LIVE AT THE APOLLO VOLUME 2を録音しているんだ。」と言っています。 VOLUME 3の時も言っていますから、JB という人はいちいち観客に「ライブレコーディングしてるんだぜ。」と言うということがよく分かりました。まあ、つまり、「録音してるんだから、歓声しっかり頼むぜ。」という意味なんでしょうね。
 7. SWEET SOUL MUSIC、これは初登場。かなりOTIS風なBOBBY BYRDが楽しめる。ギターのチューニングがちょっと狂っているのが残念。
 8. IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD、これは19分ととても長い。CDだからこそ、こんな長いものを収録できたわけだ。目の前でJBが絶叫しているのを見ながらであれば長時間も耐えられるが、一般的にはオリジナルのように短縮しておくべきであろう。
 9. CARAVAN、このころ、結構ジャズっぽいのやっているんですよねえ。JBってホント幅が広い。この間に、JBダンサーズという、ミニスカートのお姉さん達がモンキーダンスでも踊っているはずです。やっぱり動いている姿を見ないとねえ。
Disc 2
 1. INTRODUCTIONは、こちらのＭＣは、実は最初ではなくて、いったん引っ込んだ御大の再登場での紹介だったんですね。かなり編集されていたのだからびっくりです。
 3. BRING IT UP　これは中身は変わっていませんが、このグルーブには本当に参ってしまいます。本当にカッコイイです。
 6. THERE WAS A TIME、たぶん後半が長くなっている。BOBBY BENNETの紹介をしているところあたりだな。
 7. I FEEL ALL RIGHT、何度聞いてもかっこいい、お客とのコール＆レスポンス。ここでの二人のギターのカッティングはたまりません。どうも後半のJBのオルガンソロが長くなった気がする。最後にHIT IT CLYDEってのもオリジナルにはなかったよなぁ。
 8. COLD SWEAT。これはきっとMACEOのソロが長いんだろうな。その間、JBは踊りまくっているんだよなあ。見たいなあ、この映像。
 9. PRISONER OF LOVE。一回イントロを始めさせておいて、「FLAMESに拍手を」と言って、もう一度イントロに戻ってしまう。 う〜ん、独裁者そのものだ。実際のライブではよくあることです。この流れもオリジナル盤にはありませんでした。 それにしても、JBのシャウトは本当にすごい。バラードの歌唱力は超一流でぞくぞくさせられる。 途中でTALK TO ME,TALK TO MEが挿入されています。
10. MY GIRL、23秒のインストで、これは初登場。
13. PLEASE, PLEASE, PLEASE。JAMES BROWN PRESENTS HIS SHOW OF TOMORROW に入っているものの別バージョンだそうだ。といわれてもよく分かりませんが。
14. BRING IT UP (FINALE)。ショーの最後に、やった曲をおさらいするがごとく、アップテンポでやり直すんだなあ。 それが今回入ったということ。こちらのテンションは、３トラック目よりも高くて、燃えます。

JAMES BROWN SINGS OUT OF SIGHT, 1968 (REISSUE OF SMASH 67058 WITH ONE TRACK MISSING)

*34 THINKING ABOUT LITTLE WILLIE JOHN AND A FEW NICE THINGS (KING 1038) 1968
 (12 TRACKS, INCLUDING 6 INSTRUMENTALS RECORDED JUN.1968)

A  TALK TO ME,TALK TO ME
   SUFFERING WITH THE BLUES
   COTTAGE FOR SALE
   BILL BAILEY
   HOME AT LAST
   HEART BREAK (IT'S HURTIN ME)
B  WHAT KIND OF MAN
   A NOTE OR TWO (PT. 1)
   I'LL LOSE MY MIND
   FAT EDDIE
   YOU GAVE MY HEART A SONG TO SING
   A NOTE OR TWO (PT. 2)

　う〜ん、ここまで買う必要があるのか？と言われると困ってしまうが、2004年8月に2500円で購入だから、結構安かったんじゃないですかね。

*35 A SOULFUL CHRISTMAS (KING 1040), NOV.1968 (12 TRACKS, RECORDED AUG.1968-OCT.1968)

 SANTA CLAUS GO STRAIGHT TO THE GHETTO (KING 6203) 1968(MACEO SOLO)
 SANTA CLAUS, SANTA CLAUS
 BELIEVERS SHALL ENJOY (NON BELIEVERS SHALL SUFFER)(INSTRUMENTAL) (KING 6204)
 SOULFUL CHRISTMAS (MACEO! SOLO)
 TIT FOR TAT (AIN'T NO TAKING BACK) (KING 6204)
 CHRISTMAS IS COMING
 SAY IT LOUD (I'M BLACK AND I'M PROUD) PART1&2
 IN THE MIDDLE PT.1 (INSTRUMENTAL) (KING 6205)
 LET'S UNITE WHOLE WORLD AT CHRISTMAS (KING 6205)
 YOU KNOW IT (INSTRUMENTAL) (KING 6203)
 SANTA CLAUS GAVE ME A BRAND NEW START

なんと言っても、サンタの格好をしたJBのこのジャケットたまりませんね。 私は出張先のNew OrleansのTower Recordにてこのアナログ盤を発見！ ジャケットを見る限り、ポリドールの一連の再発盤ではなくて、キングレーベルだし。 えっ？なんと言うことだ！こんなものが新品で？？まさかNew Orleansにだけ残されたデッドストック？？？ ．．．かなり興奮気味でこっそりと購入し、喜んで帰国しましたが、家で中身を空けてびっくり、なんとブートでした。 レーベルのところには何の表示もありません。しかも、元の盤のノイズなどをそのまま引きずっている。 でも、いいのです。聞ければね。
多くの曲は、このアルバムのＪＢの写真を応用したクリスマスソングのコンピに入っているので、それで十分といえばそれまでです。 全体的にビブラフォンがフィーチャーされていてイイ感じです。 しかし、ここに入っているインストの曲はＣＤ化されていないので、貴重です。

*36  SAY IT LOUD-I'M BLACK AND I'M PROUD (KING 1047), 1969
 (12 TRACKS,RECORDED SEP.1967-SEP.1968)
　
A SAY IT LOUD-I'M BLACK AND I'M PROUD(PTS.1 & 2)(KING 6187)(MACEO SOLO音が小さい),7TH AUG. 1968
  I GUESS I'LL HAVE TO CRY, CRY, CRY (KING 6141),4TH OCT.1967
  GOODBYE MY LOVE(PTS.1 & 2) (KING 6198),8TH SEP.1967
  SHADES OF BROWN (INATRUMENTAL), 6TH SEP.1968
B LICKING STICK(KING 6166) (MACEO SOLO少し), 16TH APR.1968
  I LOVE YOU,7TH AUG.1968
  THEN YOU CAN TELL ME GOODBYE,27TH SEP.1968
  LET THEM TALK,27TH JUN.1968
  MAYBE I'LL UNDERSTAND,5TH MAR.1968
  I'LL LOSE MY MIND (INATRUMENTAL), 17TH AUG.1967

SAY IT LOUD-I'M BLACK AND I'M PROUD　強烈なメッセージとともに黒人市民に誇りを持てと駆り立てるエネルギーのかたまりのような歌。 時代を象徴する曲であり、黒人のアイデンティティを示す歌である。 すばらしい曲であるが、その後ライブなどで演奏されることはなくなった。 バックでコーラスをしているのは子供なんだそうです。そう言われるまでまったく気が付きませんでした。 ちなみに、PTS.1 & 2が続けて最後まで聞けるのはこのアルバムだけでしょうか。 MACEOのサックスの音が小さいのがなんとももったいないです。
I GUESS I'LL HAVE TO CRY, CRY, CRY　歌のタイトル自身が泣いている訳だが、JBの泣きかげんがかなりよい。
GOODBYE MY LOVE　これも続けてのマイナースローバラード。しゃべりも歌にしてしまうJBの大胆さが好きだ。
SHADES OF BROWN　タイトなリズム隊とJBのご機嫌なオルガンの組み合わせがたまらないインスト。あまり知られていない名曲だ。
LICKING STICK　執拗までのスネアドラムのリムショットとベースラインの永遠のグルーブに完全に頭がいかれてしまいます。 最後にBobby Byrdとの掛け合いも最高。音がややこもりぎみです。
I LOVE YOU　タイトルからするとバラードかなと思ってしまうのですが、予想に反して、 めちゃくちゃかっこいい跳ねるリズムのブルース進行のファンク。後半ではBring it upとか言っています。
THEN YOU CAN TELL ME GOODBYE　これまたバラード
LET THEM TALK　さらにバラード
MAYBE I'LL UNDERSTAND　ブルースのバラード
I'LL LOSE MY MIND　ピアノも入りつつオルガンの完全にいってしまっている演奏にしびれてしまいます。
このアルバムは、ＵＳの再発ＬＰとＣＤの両方を持っています。

*SAY IT LIVE AND LOUD - LIVE IN DALLAS 08.26.68,1998

 SHOW INTRODUCTION
 IF I RULED THE WORLD
 JAMES BROWN THANKS
 INTRODUCTION TO SAY IT LOUD - I'M BLACK AND I'M PROUD
 SAY IT LOUD - I'M BLACK AND I'M PROUD
 I GUESS I'LL HAVE TO CRY, CRY, CRY
 KANSAS CITY
 INTREMISSION : THE JAMES BROWN ORCHESTRA
 SUDS
 SOUL PRIDE
 TIGHTEN UP
 STAR TIME!
 INTRODUCTION TO STAR TIME!
 LICKING STICK - LICKING STICK
 COLD SWEAT
 THERE WAS A TIME
 MEDLEY:TRY ME / LOST SOMEONE / BEWILDERED
 PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG
 I GOT THE FEELING
 MAYBE THE LAST TIME
 I GOT YOU (I FEEL GOOD)
 PLEASE,PLEASE,PLEASE
 I CAN'T STAND MYSELF (WHEN YOU TOUCH ME)
 FINALE
 COLD SWEAT (REPRISE)
 I GOT THE FEELING (REPRISE)
 SAY IT LOUD - I'M BLACK AND I'M PROUD (REPRISE)

　なんとも恐ろしい絶頂期の未発表ライブが1998年に出ました。 1968年8月26日のテキサス州ダラスでのライブ、そのライブから30周年記念の発売ということです。 とにかくすごいです。血管が切れそうというか、鳥肌が立つというか、cold sweat状態です。 ＪＢもバンドも観客も乗りまくりで、このころ毎日こんなテンションでライブをやっていたのだろうか。 ちなみに、LIVE IN BOSTONという同時期のライブ映像が海賊版で出ていますが、それに割と近い演奏及び構成です。
MaceoのMCによるイントロダクション、1曲目はIf I Ruled The World（好きだなあこの曲!）。
このアルバムのメインである、Say It Loud I'm Black And I'm Proud、これは客の声も聞こえます。
KANSAS CITYは、アポロライブIIよりちょっとアップテンポですが、スーパーハイテンションで、シャウト具合がハンパじゃありません。 JIMMY NOLENの冴え渡るギターソロの最中、JBは踊りまくってるんだろうな、と想像力がかき立てられます。
この後、MACEOの有名なMCで"Keep in mind that James Brown will be back"と、いったんＪＢは下がって、バンドによるインスト３曲。このインストがまたすごすぎる。
そして再びStar Time！12分のCold Sweatは圧巻です。 もちろんMACEOのソロは最高にカッコイイです。スタジオ録音からそれほど日が経っていないのか、 ソロはかなりオリジナルに忠実な雰囲気です。 見えませんがJBはBOOGALOOを踊ったり、最新の「DETROIT TEMP」なる踊りを披露しているようです。 途中のドラムソロすごいことになっています。 「DOUBLE UP NOW」のかけ声で、バンドのヒット数が２倍になります。 そして、さらに畳みかけるようにベースソロが入ってきます。 次には、観客にSoul Clapもさせる。 Sam & DaveのSoul Manまで挿入されています（MACEOとのハモリです。）。 Ride Your Ponyも執拗に歌う。 If you ain't got enough soul, let me know I loan you some.となんともすばらしい名言も残しています。 すべてが完璧です。
さらにTry Me、Papa's Got A Brand New Bag（相変わらず短い）、I Got The Feeling、Please Please Please、とにかく全部すごい。 Finaleは、既にやった曲のReprise。
突然曲が変わるところに、100以上あるといわれるＪＢのサインにおびえるバンドのメンバーの姿が想像されます。 なんと、最後にはMaceoによるプログラムの宣伝。（ほしいなあ。）
どうしてこんなすごいものがお蔵入りになっていたのでしょうか？そりゃまあ、年間に４〜５枚のアルバムを出している上に、既に何枚ものライブアルバムを出しているＪＢだからしょうがないでしょう。 未発表音源はもっとあるはずだから、この際シリーズ化してほしいですね。ところで、このアルバム、未発表ライブといっても正確には3曲が既発でした。 その3曲が前から気になっていた、Tighten Up（From Soul Pride）、There Was A Time (From Star Time)、Licking Stick - Licking Stick (From Foundations Of Funk)。 なるほど、どれもテンション高いと思ったら同日のライブだったんですね。とにかく絶対買いの1枚。

*37 MR. JAMES BROWN GETTIN' DOWN TO IT (KING 1051), 1969
(12 TRACKS WITH THE DEE FELICE TRIO, RECORDED DEC.1968-FEB.1969)

A SUNNY (KING 1051) (DUET WITH MARVA WHITNEY)
  THAT'S LIFE
  STRANGERS IN THE NIGHT
  WILLOW WEEP FOR ME
  COLD SWEAT
  THERE WAS A TIME
B CHICAGO
  (I LOVE YOU) FOR SENTIMENTAL REASONS
  TIME AFTER TIME
  ALL THE WAY
  IT HAD TO BE YOU
  UNCLE

ジャケット写真がかっこよく、GETTIN' DOWN TO ITなんてすてきなタイトルで、さぞかしファンキーな内容。 ６９年だしこれはきっとすごいアルバムに違いない、と思うとがっくりきます。ジャズトリオをバックに歌うＪＢ。 複雑な気分です。でも、このジャズトリオのベースはうまいです。好きなタイプです。 MARVA WHITNEYと一緒に歌うSUNNYは有名なバージョンなので、まあこれはよしとしましょう。 驚いたのはCOLD SWEATとTHERE WAS A TIME。この時代だと、何度も同じ録音を入れているかと思いきや、これもジャズバージョン。 この３曲のために買う価値があるレコードなのかも知れません。ＵＳの再発ＬＰとＣＤの両方を持っています。

*38 JAMES BROWN DIRECTS AND DANCES WITH THE JAMES BROWN BAND THE POPCORN(KING 1055),JUL.1969
 (10 INSTRUMENTALS TRACKS 1968)
　
A THE POPCORN(KING 6240)
  WHY AM I TREATED YOU SO BAD
  IN THE MIDDLE PT.1(B SIDE OF "LET'S UNITE WHOLE WORLD AT CHRISTMAS"
  KING 6205, KING LP 1040"A SOULFULCHRISTMAS, ALSO CREDITED TO "ALFRED PEE
  WEE ELLIS FEATURED WITH THE JAMES BROWN BAND),29TH APR.1968
  IN THE MIDDLE PT.2
B SOUL PRIDE,PART.1(KING 6222)
  SOUL PRIDE,PART.2(KING 6222)
  A NEW SHIFT
  SUDSY
  THE CHICKEN (KING 6240)
  THE CHASE

本当にジャケットがかっこよすぎる。ファンクが溢れ出て止まらないころの作品です。悪いはずがありません。
THE POPCORN　このインスト曲のかっこよさはまったく表現不可能ですね。
JACO PASTORIUSで有名なTHE CHICKENは、こちらが本家です。 しかし、JACOがいなかったら世の中から完全に忘れ去られていた曲だったでしょう。 ゆるめのテンポがファンキーな気分をかき立てます。一般人にはこちらのよさを説いてみてもなかなか伝わりません。
再発盤ＬＰを購入。

*39 IT'S A MOTHER (KING 1063), 1969(12 TRACKS, RECORDED JUN.1967-JUL.1969)
　
A MOTHER POPCORN PTS.1&2(KING 6245)
  MASHED POTATOES POPCORN PTS.1&2
  I'M SHOOK
  POPCORN WITH A FEELING
B THE LITTLE GROOVE MAKER ME PTS.1&2
  ANY DAY NOW
  YOU'RE STILL OUT OF SIGHT
  IF I RULED THE WORLD
  TOP OF THE STACK(KING 6250), 12TH JUN.1969
  THE CHASE

「IT'S A MOTHERのある生活」。私にとっては夢の生活である。このアルバムが家にくるとは信じられるものではなかった。 その昔（1988年頃）、池袋のパルコの中にあるレコード屋でこのレコードが、値段表示もなく壁の花として、飾られていたことを鮮明に覚えています。 それが可能になったのも、1998年頃の突然のＬＰ復刻。狂喜乱舞である。 最高にFUNKYなジャケット。中身もかなりかっこいい。 なんとその後ネットオークションでオリジナル盤を５００円で落札。 これで、「IT'S A MOTHERが２枚ある生活」になってしまった。 MASHED POTATOES POPCORN PTS.1&2 このアルバムでしか聞くことができない曲だが、MOTHER POPCORNに引けを取らないかっこよさ。 MACEOのソロもかっこいいです、
I'M SHOOKをきいて、C&C MUSIC FACTORYが単なるパクリであることがわかった。きっとJBはこの曲のことなどすっかり忘れているに違いない。

*40 AIN'T IT FUNKY (INSTRUMENTAL) (KING 1192), 1970(7 INSTRUMENTALS,RECORDED 1966-1969)

A AIN'T IT FUNKY NOW (PARTS 1 & 2)(KING 6280), 14TH OCT.1969
  FAT WOOD　(PARTS 1 & 2)
B COLD SWEAT
  GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE
  NOSE JOB
  USE YOUR MOTHER
  AFTER YOU DONE IT

再発盤ＬＰを購入。全体インストで、後のJB'sものを彷彿させるが、何も知らずに買ったファンは驚くだろうね。しかも、人気絶頂の頃にそんなことするか、って感じですよ。でも、JBのオリジナル盤なんてそんなもんか。裏切りの連続よ。それでもだまされつづけて買い続ける。ホント悪徳商人だな、JBは。
AIN'T IT FUNKY NOW。これって、やっぱちょっとびっくりする曲だ。なんて曲だろうと思うね。 心が不安になる曲だ。このオルガンは何か間違えてないかなんて普通は思うはずです。 しかし、一通りＪＢのインスト曲でのオルガン演奏を聞けば、こんなのまだましな方、ということですよ。 これをクリアできれば、あなたもFunk街道まっしぐらです。 ちなみにインストコンピSoul Prideに入っているバージョンと比較すると、こちらはテンポを上げてあり、おそらく半音ぐらい高くなっています。原曲のテンポではあまりにファンキーすぎるという判断でしょうか。 こちらの方が確かに乗りがいいですね。しかも、約9分とこちらの方が長いのが貴重。
FAT WOOD　オルガンが炸裂しており、これもショッキングな内容。 ホーンセクションの演奏もすばらしいです。よくよく考えてみると、JB'sが成功したのは、このようなアナーキーなオルガンを前面に出すのをやめたからではないかと思います。しかし、これはこれで最高です。
COLD SWEATとGIVE IT UP OR TURNIT A LOOSEは、JBの歌だけ隠しして、ギターを前面に出したインストもの。 それなりに楽しいが、ほんのかすかにJBの声が漏れ聞こえてくる。ギターはしょぼい感じである。
NOSE JOBは、最後の繰り返しには飽きた。
USE YOUR MOTHER。おっとどっかできいたことあるなと思えば、Motherlodeに入っていた、YOU GOT TO HAVE A MOTHER FOR MEじゃないですか。そのギターインストバージョン。
AFTER YOU DONE IT これもなんか聞いたことある曲だと思ったら、MARVA WHITNEYのI Made a Mistake Because It's Only Youである。これもよ耳をこらせてみれば、MARVAの歌声がかすかに聞こえる。MACEOのソロの途中では、シャウトもかなり聞こえる。若干ギターの録音が加えられているようだ。 AFTER YOU DONE ITというタイトルは、I Made a Mistakeの後は、あんたなしでということなのか？

SINGLE, 1969
*IT'S CHRISTMAS TIME (PART 1)(KING 6277)
 IT'S CHRISTMAS TIME (PART 2)(KING 6277)

*41 SOUL ON TOP (KING 1100), 1970
 (11 TRACKS WITH THE LOUIS BELLSON ORCHESTRA, RECORDED NOV.1969)

 1 THAT'S MY DESIRE
 2 YOUR CHEATIN' HEART
 3 WHAT KIND OF FOOL AM I
 4 IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD
 5 MAN IN THE GLASS
 6 IT'S MAGIC
 7 SEPTEMBER SONG
 8 FOR ONCE IN MY LIFE
 9 EVERY DAY I HAVE THE BLUES
10 I NEED YOUR KEY (TO TURN ME ON)
11 PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG
12 THERE WAS A TIME (PREVIOUSLY UNISSUED VERSION)

2004年7月にＣＤを買いました。こんなものが突然ＣＤになるなんて、２１世紀はどうなっているのでしょうか？ そもそもＬＰを持っていなかったので、これはうれしいリイシューです。 オーケストラサウンドのＪＢっていうのもいいですね。 レギュラーのJAMES BROWN BANDからは唯一MACEOが参加している模様です。彼のサックスも全編に渡り十分にたんのうできます。
 8 FOR ONCE IN MY LIFE なんでわざわざこんな曲をジャズアレンジでやるの？っていうのが全く理解できません。でも、普通のジャズシンガーとは全く違う感覚がいいと思います。最後の方にはGood Godとか言っていますし。MACEOとの掛け合いがおもしろいです。
10 PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG は最高です。
12 THERE WAS A TIMEもまるで違うアレンジでビックリです。
まあ、６９年といえば絶頂期だから悪いはずがないですからねえ。 ＣＤ盤の印刷面は、オリジナルのＬＰみたいにオレンジと黒色でカッコイイです。

*42 IT'S A NEW DAY-LET A MAN COME IN(KING 1095),1970(9 TRACKS,RECORDED 0CT.1968-JAN.1970)

A IT'S A NEW DAY (PART 1 AND 2) (KING 6292)
  LET A MAN COME IN AND DO THE POPCORN (PART 1 AND 2)(KING 6255,6275)(FRED SOLO)
  WORLD(PART 1 AND 2)(KING 6258)
B GEORGIA ON MY MIND (KING 6292)
  IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD (MACEO SOLO)
  GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE (KING 6213)
  IF I RULE THE WORLD
  THE MAN IN THE GLASS (PART 1)
  I'M NOT DEMANDING (PART 1)

　傑作アルバム。日本のみでのＣＤ化。今は入手困難かも。さらに、2003年9月アナログ再発。これも買いました。 本当にテンションが高く、どの曲もよい出来です。
特にＡ面は文句のつけようがない。IT'S A NEW DAY で血圧が上がり、LET A MAN COME IN AND DO THE POPCORNで鼻血が大量に出てしまうでしょう。
そもそも自分のヒット曲ではないのにライブでよく歌っている、GEORGIA ON MY MINDのスタジオバージョン収録。 ＪＢが逮捕されたときも彼はこの歌を歌っていたとのことだ。相当好きらしいですね。 開放感溢れるホーンアレンジと、引っ張れるだけ引っ張り、エネルギーの有り余ったところを見せつけるJBのボーカル、私にとってGEORGIA ON MY MINDは、Ray CharlesでもGladys Knightでもなく、やっぱJBです！Atlanta OlympicsではJBに歌って欲しかったなあ。

SINGLE
*GET UP I FEEL LIKE BEING LIKE A SEX MACHINE PART 1 & 2(KING 6318), 25TH APR.1970

*43 SEX MACHINE (KING 1115), SEP.1970

A GET UP I FEEL LIKE BEING LIKE A SEX MACHINE, 23RD JUL.1970
  BROTHER RAP (PART 1 AND 2)(KING 6285,6310),14TH OCT.1969
B BEWILDERED
  I GOT THE FEELIN
  GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE
C I DON'T WANT NOBODY TO GIVE ME NOTHING
  LICKING STICK
  LOW DOWN POPCORN(KING 6250),12TH JUN.1969
  SPINNING WHEEL(KING 6366)
  IF I RULED THE WORLD
D THERE WAS A TIME
  IT'S A MAN'S MAN'S WORLD
  PLEASE,PLEASE,PLEASE
  I CAN'T STAND IT(WHEN YOU TOUCH ME)
  MOTHER POPCORN

MACEOによるMC、毎回"STAR OF THE SHOW, HARD WORKIN, MR. DYNAMITE! JAMES BROWN"で始まり、"KEEP IN MIND. JAMES BROWN WILL BE BACK"で終わる、ライブ仕立ての２枚組。 SEX MACHINEは、アルバムバージョンで、シングルバージョンとは趣がかなり異なります。疑似ライブです。そして、BROTHER RAPはかっこいいのに、しかもライブ盤のはずなのに、何でPART1と2に分かれるんだよ！つまり、疑似ライブです。 といらいらしてきます。このフラストレーションは、FOUNDATION OF FUNKでつながったバージョンが聞けるので一安心。疑似ライブがほとんどですが、D面は本物です。BOOTSYの録音も所々にちりばめられています。再発日本盤ＬＰとＵＳのＣＤを持ってます。

44 HEY AMERICA IT'S CHRISTMAS(KING 1124),1970
 *HEY AMERICA(KING 6339)1970
 *GO POWER AT CHRISTMAS TIME
 A LONELY LITTLE BOY

レアなアルバム。まだ現物やオークションでもお目にかかったことがない。

SINGLE, 1970
*SANTA CLAUS IS DEFINITELY HERE TO STAY /(INSTRUMENTAL)(もってない)(KING 6340)

*44 SUPER BAD (KING 1127),1971
　
A SUPER BAD PART 1,2, AND 3 (KING 6329),30TH JUN.1970
  LET IT BE ME (DUET WITH VICKI ANDERSON) (KING 6293)
  SOMETIME
B A MAN HAS TO GO BACK TO THE CROSSROADS
  GIVEING OUT OF JUICE
  BY THE TIME I GET TO PHOENIX

　いやいやすごいことですよ。こんなものまで再発LPで出されるとは。SUPER BADを聞いてみんなで燃えましょう！
SUPER BAD PART 1,2, AND 3 このアルバムは疑似ライブ仕立てになっています。しかも、最初のEmceeはアルバムSex Machineと同じものです。 なんでそこまでしてライブ盤にしたいのでしょうか。まあ、このミックス（ボーカルに余分なエコーがかかっている）は他では聞けませんから重要でしょう。
GIVEING OUT OF JUICE 珍しくブルースです。しかも、あまりひねりのないそのままのブルースです。

*45 SHO IS FUNKY DOWN HERE (KING 1110), 1971
　
A SHO IS FUNKY DOWN HERE
  DON'T MIND
  BOB SCOWARD
B JUST ENOUGH ROOM FOR STORAGE
  YOU MOTHER YOU
  CAN MIND

CLIFF WHITEが、FUNKYでもDOWN HEREでもないと批判したアルバム。確かにつまらない。US再発LPを持ってます。 題名につられてはいけないということは分かっていても、つい手が出てしまうというアルバムなのかもしれない。

*LOVE POWER PEACE-LIVE AT THE OLYMPIA, PARIS, 1971

 INTRO
 BROTHER RAPP
 AIN'T IT FUNKY NOW
 GEORGIA ON MY MIND
 IT'S A NEW DAY
 BEWILDERED
 SEX MACHINE
 TRY ME
 MEDLEY:PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG/I GOT YOU(I FEEL GOOD)/I GOT THE FEELIN
 GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE
 IT'S A MAN'S MAN'S MAN'S WORLD
 PLEASE PLEASE PLEASE
 SEX MACHINE (REPRISE)
 SUPER BAD
 GET UP, GET INTO IT, GET INVOLVED
 SOUL POWER
 GET UP, GET INTO IT, GET INVOLVED (FINALE)

これはすごい。幻のBOOTSY & CATFISH COLLINS参加のライブアルバムがついにＣＤで出てしまいました。 とにかく二人の存在感といったらハンパじゃないです。あまりにもすごすぎて、JBのところにも長くいられなかったのかなあ、 と思うほどです。
これと、APOLLO IIIと比べてみるのもよいでしょう。ぜひともどちらも買ってみてください。 このときのライブは映像（白黒、カラー）があり、海賊版が出ていたり、ネットでその一部が見られたりするのですが、 正式にはリリースされていません。出してほしいですね。でも、無理だろうな。
 GEORGIA ON MY MIND あまりにタメのききすぎているBOOTSYのベースがたまりません。 極度のバラード好きのJBの歌も引っ張りまくりで本領発揮。 ストリングスも入り豪華絢爛、またホーンアレンジもオーケストラ風ですね。
 IT'S A NEW DAY
 BEWILDERED 　BOBBY BYRDのオルガンがよく聞こえてうれしいです。
 SEX MACHINE BOOTSY & CATFISH COLLINSによるこの曲のライブ音源はこれしかないのではないでしょうか。 もちろんBOBBY BYRDのゲロンパのかけ声入りです。やはりこれは強烈です。 驚くのは、これまでJBが、"Little bit Wes"と言うとJIMMY NOLENがオクターブ奏法でWes Montgomery風に演奏するというお決まりのパターンが ありましたが、CATFISH COLLINSは、実に延々と弾きまくります。確かにオクターブ奏法なんですが、CATFISHの場合、Wesとは無関係でしょう。
 TRY ME 　バラードのはずなのに、BOOTSYの太いベースのために完全にファンクになってしまっています。
 MEDLEY:PAPA'S GOT A BRAND NEW BAG/I GOT YOU(I FEEL GOOD)/I GOT THE FEELIN　相変わらず過去のヒット曲はメドレーでぶっ飛ばし。
 SUPER BAD 　高速ファンクで血圧アップ脈拍アップ。